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~ 竹富島ウェブログ ~

 

2019年4月16日

令和元年度竹富公民館年間祭事行事表

4月に入り、竹富公民館も新執行部体制となりました。
その新執行部の最初の大仕事が、1年間の年間祭事行事を定めることです。
2日の夜、新執行部は顧問、神司とともに1年間の年間祭事行事を協議し、
その後、
10日の竹富公民館初議会で承認され、
15日の集落ごとの月例会にて公けとなりました。

今回の祭事行事表をみてみると、今まで掲載されていなかった
種子取祭の最終日にあたる「ムヌン(物忌)」が載っていることに気付かれます。

ムヌンとは“安息日”のことで、大地や身体を休ませるばかりでなく、
作物に災いをもたらす害虫たちを島外へ送り返す儀式が行われていました。
ムヌンはタナドゥイムヌンばかりでなく、往古は毎月執り行われる儀式でしたが
戦後の混乱のなか、祭祀が生活に大きな負担をかけているといった議論から、
タナドゥイムヌンは整理の対象となり、省略されました。

今年度は、失われつつある祭祀を継承していこうといった観点から、
年間祭事行事表に掲載されています。

(ta)

平成31年度竹富公民館祭事行事表

2019年1月1日

新年あけましておめでとうございます。

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平成31年、明けましておめでとうございます。

昨年に引き続き、
美しい自然環境に育まれた伝統文化を継承する、
竹富島の暮らしをみなさまへご紹介いたします。
本年もよろしくお願い申し上げます。

本年も元旦より通常通り開館しております。
竹富島へお越しの際は、是非ともお立ち寄りくださいませ。

西表石垣国立公園
竹富島ビジターセンター運営協議会

2018年12月31日

平成30年、最後のご挨拶

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平成30年もいよいよ年の瀬を迎えました。
巷では“平成最後の”というフレーズで、
30年近くの年月を重ねた「平成」を名残惜しんでおりますが、
来年は、平成31年と新たな元号を迎える1年となります。

竹富島は、来年は様々な変化が生まれる年となります。
時代に逆らわず、時代の流れにも乗らず、
独自の信念をもって暮らしを積み重ねてきた竹富島です。
島民一丸となって
こうした時代の節目を乗り越えていくことでしょう。

竹富島ゆがふ館は、
竹富島を訪れる皆さま方や、
皆さま方を受け入れる島民とのより良い交流を生み出す施設として、
ひきつづき、竹富島のモノ・コトなどの情報を発信する施設として、
美しい島の自然環境や深遠なる島の伝統文化をご紹介していきます。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター
竹富島ゆがふ館 関係者一同

2018年12月11日

国際サンゴ礁年2018「サンゴの海 つなぐ未来へ」

地域社会と結びついたサンゴ礁生態系保全の基盤構築をめざし、2016年に環境省が策定した「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」。この活動の一環として、国際サンゴ礁年2018のしめくくりとして、クロージングイベントが開催されます。
自然環境に関わる団体をはじめとしたオフィシャルサポーターのこれまでの活動を報告する展示や、暮らしとサンゴ礁の関わりのコーナーなど、なぜサンゴ礁の保全が必要かを知ることができるイベントです。
皆さま、ぜひお越しください!
○日時 12月16日(日)9:00-13:00
○場所 石垣市立新川小学校 体育館
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2018年7月4日

祭事教室 「西塘ばんはじり」の開催について

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竹富島ビジターセンター運営協議会主催による祭事教室
「西塘ばんはじり」教室を以下にて開催いたします。

竹富島最大の偉人で、現在は神として祀られている
西塘大主の遺徳を称える感謝祭「西塘ばんはじり」。

旧暦6月最初のみずのえ・みずのとに執り行われる
この祭祀について、
沖縄国際大学総合文化学部日本文化学科特任教授の狩俣恵一さん、
竹富町文化財審議委員で元竹富公民館長の大山榮一さん
のお二人に解説していただきます。

皆さま、ふるってご参加くださるよう
お知らせいたします。

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祭事教室 西塘ばんはじり

日 付:平成30年7月11日(水)
時 刻:午後8時~9時30分
会 場:竹富島ゆがふ館
主 催:竹富島ビジターセンター運営協議会

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2017年10月27日

平成29年度種子取祭はじまる。

10月24日のトゥルッキの儀式より、
平成29年度の種子取祭がはじまりました。
配役も定まり、
それぞれの役を担う方々も、
30・31日の奉納芸能に向けて着々と準備を進めています。

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10月24日(甲申の日) 玻座間民俗芸能保存会のトゥルッキ(国吉屋)

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10月25日(乙酉の日) 奉納芸能の稽古(玻座間民俗芸能保存会)

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10月26日(丙戌の日) 奉納芸能の稽古(玻座間民俗芸能保存会)

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10月26日(丁亥の日) 奉納芸能の稽古(竹富小中学校教職員ならびに学校生徒)

ただ、大いに気になるのが台風22号(サオラー)の動向。
本日12時現在の予報によると、
八重山地方には明日(28日)の午後あたりに最接近しそうです。
明日は、奉納芸能の会場となる世持御嶽に幕舎を張る「幕舎張り」の日。
また、種子取祭で最も重要な「祈願」の日にあたります。

どのような形で奉納の二日間を迎えるにせよ、
タナドゥイを迎えようとする島民の心構えには変化はありません。
台風は足早に過ぎ去っていただき、
世持御嶽の神前にて、
手の誤り、台詞の誤りのないように、
心穏やかに芸能を奉納できますように。

(ta)

2017年9月8日

平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会定例会の開催

竹富島ゆがふ館は、
環境省、沖縄県、竹富町、竹富町教育委員会、
地縁団体法人竹富公民館、Npoたきどぅん、㈲竹富島交通、竹富民宿組合
の8団体で構成される
西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター運営協議会
で運営されています。

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昨晩は、
平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会の定例会を開催いたしました。
昨年度の事業報告、決算報告
今年度(平成29年度)の事業計画、予算案を審議しました。

今年度も昨年度同様、適切なビジターセンターの運営に務めてまいります。

2017年8月28日

旧暦7月7日の昼下がり

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平成29年の8月もやがて終わり。
子どもたちは、
新学期に向けて宿題や夏休みにやり残したことに夢中かと思います。

竹富島の子どもたちは、9月1日に開催される
「第40回テードゥンムニ大会」に向けてテードゥンムニの稽古に励みます。
子どもたちは、
ゆがふ館に勤務するおばぁたちにテードゥンムニを習いに来館しています。

旧暦7月7日、
旧盆の1週間にあたるナンカショーロの昼下がりです。

(ta)

2017年4月16日

平成29年度竹富公民館祭事・行事表

平成29年度竹富公民館祭事・行事表
     ↑
クリックすると、予定表が表示されます。

お待たせいたしました。
多くの皆様方からお問合せをいただいていた、
「平成29年度竹富公民館祭事・行事表」が、
昨晩の集落ごとの月例会にて発表されましたので、
皆さまにお知らせいたします。

ムーヤマの氏子が集う
オンプイ(豊年祭初日)とナーキヨイは、8月3日、12月7日。

多くの来島者が訪れるタナドゥイ(種子取祭)の奉納芸能の二日間は、
10月30日、10月31日なっています。

(ta)

2017年4月1日

「竹富島憲章」

毎年3月31日は、18歳以上の竹富島民が会員である
竹富公民館定期総会の日にあたります。
平成28年度竹富公民館定期総会では、
制定30周年を迎えた「竹富島憲章」を改定し、新たな文言で憲章を制定しました。
今回は、理念や精神はそのまま引き継ぎつつ、
現在の暮らしに沿った文言に改定された、「竹富島憲章」をご紹介します。

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「竹富島憲章」
平成29年4月1日 地縁団体法人 竹富公民館

・前 文
私たちが、祖先から受け継いだ、
まれにみるすぐれた伝統文化と美しい自然環境は、
国の重要無形民俗文化財(※1)、重要伝統的建造物群(※2)、重要文化財(※3)として、
また国立公園として、
島民のみならずわが国にとってもかけがえのない貴重な財産となっている。
私たち竹富人は、
無節操な開発、近代化にともなう破壊が島の心までをも蹂躙することを憂い、
これを防止してきたが、
美しい島、
誇るべきふるさとを活力あるものとして後世へと引き継いでいくためにも、
あらためて「かしくさや うつぐみどぅ まさる」の心で
島を活かす方策を講じなければならない。
私たちは今後とも竹富島の文化と自然を守り、
住民のために活かすべく、ここに竹富島住民の総意に基づきこの憲章を制定する。

※1「竹富島の種子取」昭和52年(1977)5月17日指定
※2「竹富町竹富島重要伝統的建造物群保存地区」昭和62年(1987)4月28日選定
※3「旧與那國家住宅」平成19年(2007)12月4日指定

・保存優先の基本理念
竹富島を活かす島づくりは、すぐれた文化と美しさの保存が
すべてに優先されることを基本理念として、次の原則を守る。

1.「売らない」島の土地や家などを島外の者に売ったり、無秩序に貸したりしない。
2.「汚さない」海や浜辺、集落など島全体を汚さない。また、汚させない。
3.「乱さない」集落内、道路、海岸などの美観を、広告、看板、
        その他のもので乱さない。また、島の風紀を乱させない。
4.「壊さない」独特の農村集落景観、美しい自然環境を壊さない。
        また、壊させない。
5.「活かす」 伝統的祭事行事を、島民の精神的支柱として、民俗芸能、
        地場産業を活かし、島の振興を図る。

一、美しい島を守る
竹富島が美しいといわれるのは、
沖縄の古い農村集落景観を最も良く残し、美しい海に囲まれているからである。
これを保つために次のことを守り、守らせる。

1.建物の新・改・増築、修繕は、伝統的な技術と様式を踏襲する。
2.屋敷囲いは、サンゴ石灰岩による従来の野面積みとする。
3.広告、ポスター等は、むやみに掲示しない。
4.樹木は、伐採せず植栽に努める。
5.交通安全、道路維持のために、集落内への車両乗り入れを極力避ける。
6.海岸、道路などにゴミ、空きカン、吸い殻などを捨てない、捨てさせない。
7.空き家、空き屋敷の所有者は、地元で管理人を指定し、清掃及び活用を図る。
8.観光客のキャンプ、野宿は禁止する。
9.草花、蝶、魚貝、その他の生物をむやみに採取することを禁止する。

二、秩序ある島を守る
竹富島が、本土や本島にない魅力があるのは、
その静けさ、秩序のとれた落ち着き、善良な風俗が保たれているためである。
これを保つために次のことを守り、守らせる。

1.島内の静けさを保つために、物売り、宣伝、車両等の騒音を制限する。
2.海水浴場等以外での水着、裸身は禁止する。
3.標識、案内板等は公民館の許可を得て設ける。
4.車輌は、常に安全を確認しながら徐行する。
  また、環状線においては安全速度を遵守する。
5.島内の清掃に努め、関係機関による保健衛生、防火訓練を受ける。
6.水、電気等資源の消費は最小限に努める。
7.映画、テレビ、その他マスコミの取材は公民館へ届け出る。
8.自主的な防犯体制を確立する。

三、観光関連事業者の心得
竹富島のすぐれた美しさ、豊かな人情と魅力をいかすには
旅館、民宿、飲食店等、また、施設、土産品店、運送業など
観光関連業事業者の規律ある接遇は大きな影響がある。
観光業もまた島の振興に大きく寄与するので、従事者も次のことを心得る。

1.島の歴史、文化を理解し接遇することで、来島者の印象を高める。
2.客引き、リベート等の商行為は行わない。
3.運送は、安全第一、ゆとりをもって行う。
4.看板は、公民館の許可を得て設置する。
5.賭け事等はさせない。
6.飲食物は、できるだけ島産物を使用し、心づくしの工夫をする。
7.23時以降は、島の平穏に努める。
8.土産品等は、島産品を優先する。
9.来島者に本憲章を理解してもらい、協力をお願いする。

四、島を活かすために
竹富島のすぐれた良さを活かしながら、住民の生活を豊かにするために、
牧畜、養殖漁業、養蚕、薬草、染織原材料など一次産業の振興に力を入れ、
祖先から受け継いだまちなみや伝統工芸を活かし、祭事行事、芸能を守っていく。

1.伝統的祭事・行事には、精神的文化を学び、積極的に参加する。
2.伝統工芸に必要な諸原料の栽培育成を促進し、原則として島内産物で製作する。
3.創意工夫をこらし、技術後継者の養成に努める。
4.まちなみを形づくってきた技術、経験を継承していく。
5.観光業は、島本来の姿を活かしながら推進していく。
6.製作、遊び、行事などを通して子ども達に島の心を伝えていく。

五、竹富島を守るために
竹富島は、もともと島民が、
こつこつと積み上げてきた手づくりの良さが評価されてきたのである。
外部の資本が入れば島の本質は破壊され、
民芸や観光による収益も住民に還元されることはない。
集落景観保存も島外資本の利益のために行うのではないことを認識し、
次に掲げる事項は、事前に公民館と調整委員会に届け出なければならない。

1.不動産を売買しようとするとき。
2.所有者が、名義を変更しようとするとき。
3.土地の地番、地目、地積に異動が生ずるとき。
4.賃貸借をしようとするとき。
5.建造物の新・増・改築、取り壊しをしようとするとき。
6.その他風致に影響を及ぼす行為がなされようとしているとき。

この憲章を円滑に履行するために、
公民館内に集落景観保存調整委員会を設け、
町、県、国に対しても必要な措置を要請する。

昭和61年(1986)3月31日制定
平成29年(2017)3月31日改定

※ 参考 竹富町民憲章
昭和47年(1972)「竹富島を生かす憲章案」
昭和46年(1971)「妻籠宿を守る住民憲章」
上記の精神を引き継ぎ、修正、追加を行い、案を作成した。


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