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~ 竹富島ウェブログ. ~

 

2016年06月のブログ記事

2016年6月29日

粟の収穫

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本日はちょっとした嬉しい出来事がありました。

星のや竹富島のスタッフが、

島の大先輩から指導を受けて育てていた粟を収穫しています。

 

竹富島にとって「粟」は重要な作物。

特に種子取祭は粟の播種儀礼の儀式でもあります。

〝観光の島”として一躍全国的に有名となった竹富島ですが、

その一方で、神事の供物として捧げる粟を育てる方々が少なくなり、

島内で危機感を募らせていた矢先のニュースでしたので、

この収穫は島にとって大変喜ばしいことといえるでしょう。

 

今回、星のや竹富島のスタッフにいくつかの質問をさせていただきました。

Q 粟の栽培を始めたきっかけは?

A ・何か島の為に出来ることはないか?と考えていた。

・島内で粟を育てる人も減っている中で将来的には星のやで作った粟で種子取祭での

奉納に活用出来るようなものが出来たら。

Q 粟を育てる中での苦労は?

・まずは、種まきの際にあまりの種の小ささに種まきをしていても何処にどの位、

蒔いたのかが分からなかった

・また、間引きの際も粟と粟の間隔が分からなく、結果、小ぶりなものになってしまった。

Q 今年、収穫した粟の活用は?

・星のや内で乾燥させてて脱穀する

・毎年、小中学校で行われているイーヤチ作りに参加させて作り方を習い、

可能ならお客様にも提供できたら嬉しい

・来年以降は栽培範囲を広げ、より多くの粟の収穫が出来たらと考えている。

 

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粟を栽培した星のや竹富島スタッフの皆さんと前本隆一さん

 

ご指導なさった前本隆一さんからもコメントをいただきました。

 星のやでの粟の出来は?何か一言?

・残念ながら豊作とは言えず、少し黒っぽいところが多い。本来なら収穫時期にはもっと金色になっている。

・来年以降も星のや竹富島さんにはぜひ続けてほしい。

・竹富島で収穫した「粟」で種子取祭を行ってほしいと願っている。

・私が年で作れなくなっても竹富の粟が後世まで残ってほしい。

 

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星のや竹富島のスタッフたちが考えて行動した小さな活動は、

竹富島の神事を継承していくうえでとても大きな力となるだろう。

とてもあたたかな気持ちにさせてくれたニュースでした。

(ta)

 

 

2016年6月24日

「夜のゆがふ館」で過ごしてみませんか?

昼間は仕事でなかなか足を運べない」という島民の皆さま、

21日に夏至を迎えた「短い夜」を満喫したいご宿泊の皆さまへ

耳寄りなお知らせです。

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現在開催中の上勢頭芳徳さんの写真展開催を記念して、

夜のゆがふ館を開放し、懐かしい写真に触れてもらえるような時間を設けました。

当時の卒業アルバムや上勢頭芳徳さんが使用していたカメラなども展示します。

多くの皆さまのご来館をお待ちしています!

 

日 付:2016年6月25日 (土)

時 間:よる 7時~9時頃

連絡先:ゆがふ館 0980-85-2488

(ta)

2016年6月23日

慰霊の日

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本日、6月23日は沖縄県民にとって忘れることのできない特別な一日です。
20万人を超える人が亡くなった沖縄戦から71年の「慰霊の日」を迎えました。

竹富島では第55回竹富町戦没者追悼式が、竹富町出身戦没者慰霊之塔にて行われました。
竹富町長を始め、遺族の方々、竹富小中学校の生徒たちなど
数多くの参列者が戦没者のご冥福を祈り、平和の誓いを新たにしました。

目の覚めるような青く突き抜けた空が
余計に悲しく感じられ
71年前の沖縄戦で戦死した方々が
最後に見た空でもあるんだなと
色々と複雑な思いに駆られた一日でした。

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2016年6月12日

花束をご寄贈いただき、ありがとうございます。

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10日から開催している写真展「仲間たちへ」。

連日多くの皆さまにご来場いただいております。

ご来場いただき、深く感謝申し上げます。

本日は、南の島の香り漂うジンジャーとクルクマの花束をご寄贈いただき、

さっそく飾らせていただきました。

引き続き、皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

(ta)

2016年6月10日

「仲間たちへ」~上勢頭芳徳写真展~開催中です。

本日(6月10日)より、
「仲間たちへ」~上勢頭芳徳写真展~を開催いたします。

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午前中は大勢の島民に足をお運びいただきました。

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7月31日までの会期を予定しておりますので、

竹富島にお越しいただく際は、ぜひともお立ち寄りください。

多くの皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

(ta)

 


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