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2015年07月のブログ記事

2015年7月26日

こども祭事教室「豊年祭」

昨日と本日、竹富島では
島の偉人である西塘大主の遺徳を偲ぶ祭祀「西塘ばんはじり」が行われています。
西塘ばんはじりから10日後の“みずのえ”・“みずのと”(8月4・5日)の二日間、
竹富島では、いよいよ豊年祭(オンプイ・トゥヌイプイ)を迎えます。

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西塘ばんはじり初日、神司夜籠り(清明御嶽)

西塘ばんはりじりの二日目は「豊年祭の道唄」の謡いはじめの日。
久間原御嶽・花城御嶽の神司が、
東美崎御嶽で謡いはじめをすることによって、
竹富島では、
島内放送はもとより至るところで「豊年祭の道唄」が聞こえるようになります。

そこで、今回は子どもたちに「豊年祭ってなに?」の疑問、
さらにはみんなで「豊年祭の道唄」を謡いたいと考え、
上勢頭芳徳喜宝院蒐集館長を講師にお招きし、
集落内こぼし文庫にて「子ども祭事教室~豊年祭~」を開催いたしました。

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夏休みの日曜日とあり、
参加して下さった子どもたちや父兄は若干少な目でしたが、
八重山では豊年祭をプイ、プール、プーリンなど島によって呼び方が異なることや、
竹富島の豊年祭は六山(ムーヤマ)の氏子たちがそれぞれの御嶽に集うことや、
豊年祭は様々な恵みを授かったことへの感謝祭であることを
上勢頭芳徳さんから詳しく解説していただきました。

そして、参加者で「豊年祭の道唄」を謡ってみました。
残念ながら、大きな歌声とはなりませんでしたが、
ウタとマツリが結びつく、大切な祭祀であることを
理解してもらえたのではないでしょうか。

ご協力いただきました、
こぼし子ども育成会の皆さま、喜宝院蒐集館長上勢頭芳徳様、
そして、子どもたち。
シカイト ミーハイユー

(ta)

2015年7月17日

西桟橋の夕陽

今月9日・10日と沖縄地方に来襲した
台風9号の影響も去り、多くの来島者が訪れるようになった竹富島。
夕陽の絶景スポットとして大勢の宿泊客が足を運ぶ西桟橋。
昨日は美しい夕陽をみせてくれました。

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沈む夕陽を眺め、
ひとり物思いに耽るのも、
気の合う仲間同士で楽しく過ごすのも、
竹富島に宿泊する醍醐味のひとつです。

(ta)

2015年7月6日

一番星が二つ?!

ここ数日、20時頃の西の空に、一番星が二個並んでいるように見えます。
一番星=金星ですが、その隣に光り輝く小さな星があるのです。
調べてみると、木星でした。
金星と木星が近づいていたのです。
お知らせするのに遅くなりましたが、6月末から7/1が一番近づいていたようです。
何度も、カメラに収めようとしましたが、上手くいきませんでした。
ごめんなさい。
詳しくは石垣島の天文台HPよりご覧ください。
石垣島天文台
今月いっぱいは二つ並んでいるようですので、ぜひ夜空を見上げてみてください。

2015年7月5日

素敵なプレゼント

例年なく続いた夏至南風(カーチバイ)もピタリと止み、
ジリジリという表現がもっとも似合う季節、盛夏。
この暑い盛りの日曜日、
こぼし文庫では、直木賞作家で絵本作家でもある、
志茂田景樹さんが島の子どもたちに読み聞かせを披露してくれました。

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こぼし文庫に集った子どもたちと親御さんは、
志茂田景樹さんの表現豊かな語り口に夢中です。

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「子どもたちに素晴らしい思い出を」
と親御さんたちが企画した素敵なプレゼント。
暑い暑い日曜日の竹富島のヒトコマです。

(ta)


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