令和4年のスーマ(大晦日)

令和4年も今日で終わり。
明日から新しい1年が始まります。
今年も、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響で休館を余儀なくされましたが、
昨年に比べると大勢の方々にご来館をいただきました。
お越しいただいた皆様、有難うございました。

今年は天候が芳しくなく、例年に比べ「雨マーク」が多い1年でした。
雨模様が多ければ多いほど、ゆがふ館で雨宿りしながら
じっくりと館内を見学される来館者が多かった印象があります。

また、今年は沖縄が日本に復帰して50周年の節目の年。
島の先輩、大先輩方の語りを通じて、その50年を振り返りつつ、
竹富島の暮らしを見つめなおす機会が多い1年でした。

復帰50周年を祝うイベントも今日で終わり。
明日からは新たな年を迎え、新しい暮らしを創造する場が増えることでしょう。

石西礁湖のサンゴ礁の行方、温暖化によって生じる生態系の変化。
温室効果ガスの削減やプラスチックのリサイクルなどなど。
竹富島の往古の暮らしに沢山のヒントが隠されていると感じつつ、
島を訪れる皆様方へ、少しづつ多くの気づきを得ていただけたらと思います。

来年は1月5日から3月20日まで、館内整備のため休館いたしますが、
スタッフは常駐いたします。

また来年もよろしくお願いいたします。

(ta)