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2022年2月18日

ゆがふ館で頒布している書籍のご紹介(その3)

ゆがふ館で頒布している書籍のご紹介。
今回は、日本民藝協会が発行している機関誌、
月刊『民藝』をご紹介いたします。

月刊『民藝』は、
1939年(昭和14)4月に発刊し、今月で通巻829号を数えます。
日本各地の伝統工芸品や民芸品の作り手のご紹介、
作り手や使い手の言葉を通じて、各地域の伝統工芸品の保存継承を担っています。
使い込んでいくうちに洗練されていく「用の美」を追求し、
モノづくりの美しさ、大切さを発信していると言えるでしょう。

竹富島と日本民藝協会との結びつきは古く、
民芸運動の担い手のひとりであった
元倉敷民芸館長の外村吉之介先生が、1957年(昭和32)に竹富島に来島して以降、
ミンサー織をはじめとする織物や民具類を全国に紹介するほか、
1971年(昭和46)年の外部資本による土地買収に端を発した、
まちなみ保存の活動にも力を貸してくださいました。

そして、何よりも大切なことは、
「古いものは宝であり、これを遺し、繋いでいく」という
竹富島の考え方を称賛し、物心両面で島民の暮らしを支えてくれたことです。

ゆがふ館で月刊『民藝』が頒布されるきっかけとなったのは、
2009年4月に竹富島で第131回日本民藝夏期学校が開催されたことです。
沖縄を代表する写真家のひとりである、
大塚勝久さん撮影の「布晒し」が表紙となった通巻675号は竹富島の特集で、
ここからご縁が生まれまています。

なぜ“観光地”の竹富島に月刊『民藝』が頒布されているの…
と意外なお問い合わせをいただきますが、
竹富島は、「民芸の島」としても沖縄県内で知られています。

(ta)


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