■バックナンバー■ 第一回 第二回 第三回 第四回 第五回 第六回 第七回 第八回 第九回 第十回 |
・第9回・![]() |
今回は、ナージ(仲筋集落)にお住まいで、ゆがふ館のオバーガイドをはじめ、NPOたきどぅんが催行する「素足で感じる竹富島」のガイドさんや竹富老人クラブの活動、介護福祉関係のお手伝いなど、様々なところでご活躍中の市村美代子さんをご紹介します。 ・美代子さんは台湾生まれと聞いていますが、台湾のどこですか? :昭和11年に台北で生れました。父は前加治工屋(マイカゾヤ)、母は東玉盛屋(アイトォーリャ)の人です。竹富島には終戦後(昭和21年)に引き上げてきて小学校6年生の1学期までいました。その後は石垣島の伯父の手伝いをしていました。 ・竹富島へ帰郷したのはいつ頃ですか? :平成7年に母(故市村サダさん)の介護をするために竹富島へ戻ってきました。 ・市村という姓は竹富島では大変珍しいのですが、改姓されているのですが? :はい。本来の姓は登野城といいますが、"城"という字は沖縄の姓によく付くのですが、日本統治下の台湾では沖縄人は差別されており就職などで様々なハンデがありました。そのために市村に改姓しています。 ・現在はゆがふ館、素足ツアーと訪れる旅行者と色々な話をされていますが、楽しいですか? :はい。とても楽しいです。特に素足ツアーで意気投合した旅行客のみなさまとは現在も手紙のやり取りなどをしています。ゆがふ館での過ごし方も機織や来館者の方々との会話も楽しんでいます。 ・どうも有難うございました。
![]() |
|