第6回の今回は、あいのた(東集落)にお住まいの“内盛總子さん”を紹介します。
ねずみ歳6月19日生まれ、B型の總子さんは、あいのたの舞踊の師匠でもあるので動きはとてもしなやかであり、チャーミングな女性です。總子さんにはゆがふ館のゆんたくコーナーでお会いできます。来館者の方々に島の紹介や案内をしていただいています。
總子さんの日常を教えてください。
:ゆがふ館での仕事のほかに、老人クラブの役員をしており、毎月行う「ほほえみの会」では85歳以上のお年寄りを招いてのお食事会をしています。栄養バランスを考えた料理を作ります。「ほほえみの会」では食事の他に、歌やゲーム、それぞれ得意の踊りの披露などをして、ワイワイたの〜しく、みんなで顔を合わせて交流しています。
普段ひとり暮らしの方もいるので、こうやってみんなで集まって話をやったりすることは、健康のためにもなるし、楽しみにもなると思ってます。
また、竹富町役場の担当の方がきて、血圧測定などの健康チェックもしてくれます。
日々の楽しみはどんなことですか?
:とにかく体を動かすことが大好きなので、毎週のあいのた婦人会の踊りのお稽古は楽しみですし、自分の体のためにもなっています。
また、老人クラブではゲートボールもしていて、仲間と会って話をしたりするのが楽しみです。人との交流が健康の秘訣だと思います。(毎年開催の竹老連ゲートボール大会で、平成15年には優勝!)
あとは、天気が許せば必ず外周道路をサイクリングしています。
テードゥンへの思いは?
:若い子供たちはいま旅にいるけれども、今のうちから島のことを勉強していってほしい。
幼い頃から種子取祭などを体験してきているから、身にしみ込んでいるとは思う。
旅にいてもふる里を思えるのはやはり、種子取祭があるからだと思っている。
總子さんの子供の頃の種子取祭の思い出をお聞かせください。
:種子取祭はとても楽しみだった。
種子取祭のあとは、必ず、曽我兄弟や鬼狂言のまねっこをしていました。
男の子に混ざって、チャンバラごっこをしてよく遊んでいた。
相手をやっつけるまで戦いました!
必ず勝たないと気がすまなかった!
最後に、ゆがふ館でのお仕事についてお聞きします。
:案内スタッフとしてのこの名札の重みを感じています。
お客様に質問をされて、わかっているようでも、ぱっと答えられなかったりすることがあると、家に帰ってから調べたり先輩方に教えてもらったりして勉強しています。
また、いろいろな人と知り合えるのでとても楽しい仕事だと思っている。
友達もたくさんできるし、いろいろな人と近くなってお友達になりたいという気持ちにもなり自分も若返った!
あとは、お客さんを迎える笑顔が大事だと思っている。
ゆがふ館の職員と一緒に笑顔で楽しく、自分が健康である限り働きたいと思っている。
【取材記者から一言】
わたしも、体を動かすことが好きです、外周道路のサイクリングでお会いしましょう。いくつになっても学ぶ姿勢を見習いたいと思います。
これからも、よろしくお願いします。 |
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