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第2回に登場いただいたのは、あいのた(東集落)のお住まいの與那國光子(よなぐにみつこ)さんです。
光子さんは、1948(S23)年2月8日子年生まれの水瓶座で、血液型はO型です。現在は車を運転しながら、島のガイドをされています。ガイド歴は33年目になります。また島の祭事を司る神司の一人でもあります。
今回は、そんな光子さんにいろいろと伺ってみました。

光子さんは前回の佳美さん同様、10代で島を離れられていますが、戻ってこられたのはなぜですか?
:島の良いところにたくさん気付いてね。20代で戻ってきたよ。

現在、どんなお仕事をされていますか?
:車の運転をしながら、島のガイドをしてるよ。ガイド歴は33年になるねえ。他には、NHKラジオの現地リポーターをしてるね。昭和53年のラジオが自動受信になったときから本格的にやり始めてね、今では民放に出るときもあるさぁ。テレビにもいっぱい出演したしねぇ。

ラジオで光子さんの声はいつ頃聞けますか?
:朝の5時15分過ぎとか、夕方の6時頃だね。あとは年末年始の特集番組とか、ラジオ深夜便とか。。。

神司もされてますよね。
:そう。平成9年11月10日に神開儀式っていうのをして、神司になったんだよ。久間原御嶽(クマーラオン)の司としてね。島の祭事を司るという大切な役目があるからね。いつも健康祈願して、感謝の日々をおくってるさぁ。それと、踊り手としても積極的に参加してるよ。ラジオで沖縄とか八重山の情報リポートをしてるけど、竹富島の祭事行事のことを話したりするよ。

つまり、自ら神司をやりながら、島でガイド、ラジオでリポーターと、島の伝統文化を外部に発信して、理解を促す役割をもってるんですね。
:うん。ラジオを聞いた学生さんから、もっと詳しく教えて欲しいとかって問い合わせがあったり、「観光客からラジオを聞いて来ました。」って声をかけられたりするねぇ。全国放送だからねぇ。

竹富島で好きな場所はありますか?
:海が一番、町並みも一番。雨天の時はゆがふ館でゆっくりしたいねぇ、いっぱい勉強も出来るし。。

では最後に、島に来る人へのメッセージをお願いします。
:島にもっと花々がいっぱいあったらいいので、島に来たらハイビスカスでも植えてもらって、島の人がそれを育てて。そんな思い出づくりが出来て、出逢いの花、人情の花々でみんながつながるような観光が出来る島にしたいと思ってます。観光客もそんな気持ちで竹富島を訪れて下さいね。

【取材記者から一言】

島内はもちろん、島の外でもいろんな方面でがんばってる與那國さん。
これからも島のため、島に興味を持ってる多くの観光客のためにも、ますます活躍されることを期待しています。


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