2008年もいよいよ残り僅かとなりました。
ブログをご覧の皆さんにとってはどんな一年
でしたでしょうか?
竹富島ゆがふ館も、
今年以上によりよい一年をを迎えられるように
スタッフ一同努力していきたいと思います。
環境省 西表石垣国立公園
竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
は、昨年に引き続き、年末年始(12月29日~1月3日)
を休むことなく開館いたします。
オーリトーリ シッカイトミーハイユー
大勢の方々のご来館をお待ち申し上げます。
(ta)
今日の竹富島は冬場の荒れた天気とは異なり、
とても良い天気でぽかぽか陽気の観光日和となりました!
現在の気温は22度。北風が吹かないのでTシャツ一枚でも
十分過ごすことができます。
毎度おなじみのゆがふ館裏口から見た空です。すっきりと晴れ渡っています。
長命草(タプナ)は、最近では商品化されご存知の方もいらっしゃると思われます
が、万病に効く薬草として知られており、喘息・肝臓病・腎臓病・高血圧・神経痛
などに効果があると言われています。
また、竹富島では神々への供物として捧げられています。
豊年祭(プイ)、長月祝(ナーキヨイ)には、細かく刻んで味噌で和え、供物として
神前に捧げられます。
(ta)
種子取祭で蒔いた種子がすくすくと育つよう祈願する神事、
ナーキヨイ(長月祝い)。
ナーキヨイの神事は、プイ(豊年祭)と同様に氏子の祭でも
あります。
竹富公民館執行部と神司はムラオン(トゥクルウガンとも呼ばれる)
国仲御嶽~清明御嶽~西塘御嶽をめぐり、執行部の神事としては
ここで終了します。
その後は六山(ムーヤマ)と呼ばれる竹富島の村建ての先祖が
祀られている御嶽に氏子が集まります。
参拝するところは、各御嶽によって異なりますが、
概ね、
○ジージョン(御嶽の統括者の屋敷神)
○トゥヌゥイムトゥ(御嶽の統括者)の屋敷の床の間
○ファーオン(六山の子どもの御嶽とも云われている)
○ムトゥヌヤマ(六山の神が祀られている御嶽)
を祀り、氏子のますますの繁栄を願います。
(ta)
本日は、京都府立農芸高校110名がゆがふ館に
ご来館されました。
今夜は、竹富島のきれいな星空を眺めることができますね。
冬の竹富島をゆったりとお過ごしください。
(ta)
昨晩は、秋の褒章で瑞宝単光章(伝統工芸業務)
を受章された、内盛スミさんの叙勲受章祝賀会がまちなみ館で
開催されました。
竹富島の伝統工芸品ミンサー織りを代表とする織物を復興
させた功労者の一人として、
石垣島や西表島からの織物業に携わる人々始め、
沖縄県知事、石垣市長、多くの皆さまからの祝電が届いており、
三集落から提供された余興と共に、祝賀会に彩りを添えていました。
(ta)
昨年は44万人のご来島があった竹富島。
多くの方が訪れる島で、緊急を要する事態に備えて
昨晩は、竹富診療所主催によるAED(自動体外式除細動器)
ならびに心肺蘇生法の講習会が開催されました。
多くの方が訪れるコンドイビーチやカイジ浜で事故が起きた場合や、
石垣島に患者を搬送しなければならない事態が起こった場合などは、
早急な対応が重要であり、僅かな時間が鍵となります。
その際、私たちにできることをしっかりと覚え、そして学ぶことによって
人命を救うことができるのです。
昨晩まちなみ館に足を運んだ44名の島民は、
命どぅ宝~命のゆいまーるプロジェクトの皆さんから人工呼吸のやり方や、
AEDの使用方法を学習しました。
竹富診療所ならびに命のゆいまーるプロジェクトのメンバーの皆さん、
貴重なお時間をさいての講習会の開催、誠に有難うございました。
(ta)
旧暦の11月7日にあたる今日は、竹富島では神事、
鍛冶屋の願いが執り行われました。
この神事は、各地で行われる“鍛冶屋のふいご祭り”
と同様で、農作物の収穫を飛躍的に向上させた鉄器に対し、
畏敬の念を持ち、感謝する祭です。
昭和24年の祭政分離により竹富公民館が祭主となる神事から
外れていましたが、2003年に正式に竹富公民館祭事行事として
復活しています。
鍛治に不可欠な3つの神を祀る香炉
右から火の神、風(ふいご)の神、水の神
(ta)