6月27日、ゆがふ館一周年記念イベントの第二回となる、アーカイブス上映会が開催されました。
第一回目にも引けをとらない、約55名の参加者がありました。
内容は、昭和49年、約35年前の種子取祭の映像です。当時いた人もまだ生まれていなかった人も、変わらず受け継がれている種子取祭に思いをはせながら、わいわいと楽しんでいました。
6月26日、ぶなる会(婦人会)主催の「母の日、こどもの日」が開催されました。
ゆがふ館のシアターで、『うつぐみの島』(約1時間)を上映しました。
子供たち、お母さん方だけに限らず、おばあやお父さんなど、家族での参加も多く(総勢約92名!)、にぎやかで楽しい休日を楽しんでいたようです。
沖縄戦から60年目を迎えた6月23日、第44回竹富町役場戦没者追悼式が午前10時から町出身戦没者慰霊の塔で行われました。
遺族や竹富小中学校の生徒等が集まり、黙とうを捧げ、小中学校の生徒会長が全校生徒で考えた詩を朗読し平和を願いました。
大盛町長は二度と悲惨な戦争を起こしてはならないと追悼の言葉を述べられました。
焼香を順次行って終了後、子供たちは戦争体験を元公民館長の前本隆一さんから聞きました。
去る6月24日、おかげさまでゆがふ館がオープン一周年を迎えました。
それを記念して、アーカイブス(映像)上映会を全5回の日程で行います。
6月24日の第1回目アーカイブス上映には、約60名にも及ぶ方々が訪れてくれました。
みなさまの支えでゆがふ館があることを、改めて実感できた一日となりました。
これからも、ゆがふ館をよろしくお願いいたします。
竹富中学校の今年の環境学習のテーマは、家づくりだそうです。
今日(6月21日)は、文化財修理中の前與那國屋で使うアダン葉のゴザを作るための下準備を行っていました。午前中に自分たちでアダンの葉と、支柱根をとり、午後からはそれらを竹べらやナイフなどで加工しました。これからの行程は、2~3週間ほど天日干しをした後、編み上げる作業を行うそうです。
「通常の授業より楽しい!」という声も聞かれていましたが、今度はぜひ自分たちのおうちにも作ってみてね。
6月20日午後6時15分より、歩け!歩け!環状線というイベントが行われました。
このイベントは完成して1年半たった環状線開通記念と、利用促進、健康増進を兼ねて公民館が行いました。
環状線は集落を守るために住民が主体となり造った道路で、今後の利用方法や維持の仕方など課題があり、このイベントを機会に皆で考えようという趣旨でもあります。
神司が交通安全を祈願したあと1周3.3キロを160人の島民が歩き走りました。
参加者は走る人もいれば、乳母車を押して歩く人もいました。ゴールは7:30に学校の運動場です。
2周する人もいれば、子供をおんぶして近道をする人もいます。7:30をめざして、よい汗をかきました。その後は参加者から環状線の新しいを名称を募集しました。厳選の結果、「ガンジュミチ」と決められ、発案した5名の方が表彰されました。「ガンジュ」とは竹富の言葉で健康を意味しています。
なにごとも健康が第一で、環状線を歩いて「ガンジュ」になりましょうとの思いがこめられています。
その後、皆で意見を交換しあい、環状線の維持や利用の仕方などを夜遅くまで話し合いました。
本日、6月14日午前10時20分頃、ゆがふ館にアカショウビンの巣が落ちて、そばに雛が4羽いると島の方から電話連絡がありました。早速、環境省の担当者に問い合わせたところ、巣を元の位置に戻せば親鳥が世話を再開するでしょうとのことでしたので、はしごをもって問題の場所まで行きました。
現場には近所の方が集まり、すでに巣の復旧にとりかかっていましたが、もともとあった木は腐って折れていて、元の位置に返すのは難しく、また巣も木の幹を掘ったもので取り付けは困難のようです。
近所の方が竹ざるをもってきてくださり、とりあえず巣のかわりにつかい、近くのモモタマナの木の上の方にくくりつけました。ざるのなかに巣材の木をいれて4羽を戻してみました。
あとは親鳥が雛を見つけてくれればOKなのですが・・・
とりあえず、様子をみることにして皆、解散いたしました。
巣とともに落ちてきた雛です。色もうすく、親鳥とはずいぶん違います。元気もなく心配です。
救助に駆けつけた、近所の方々です。皆が雛を助けようと努力しています。
元の位置からは5,6mはなれていますが、はしごがかけやすい場所だったのでこちらへ引越ししていただきました。巣は竹富では掃除の時によく使用する、ざるです。
2時間後、なんと親鳥が餌をくわえて新居にやってきました。
雛に餌を与えはじめ、雛も力強く鳴きはじめました。
どうやら、一安心のようです。今後は近所の方が見守ってくださるようですが天候が心配ですね。
今回ご協力いただいた皆様、まことにありがとうございました。
昨日、今日と竹富ではまとまった雨が降りました。皆の会話は「漏ったか?」「漏った!」です。
まちなみ保存地区に選定されている赤瓦の民家の悩みは唯一この、『雨漏り』なのです。
素焼きの瓦は雨がしみてきたり、漆喰のすきまから雨が入ってきたりします。
最近建てられた赤瓦の家は瓦をのせる前に建築用のルーフィングシートをひいたりと改良されているようですが、完全に防水することは難しいようです。
昔の家は土を盛って瓦をのせていますので、雨が多少であれば土が吸ってくれるのですが、突然、ドスンと土がまとまって落ちてきたりもします。
梅雨明けまでもう少し家中の鍋とバケツに活躍してもらいましょう。
画像は東港の「てぇどぅんかりゆし館」です。
毎週土曜日の午前10時から1時間ほど、島の保育所から小学校低学年くらいの子供たちが大勢集まり、本を読みます。絵本だったり、図鑑だったり、お絵描きする子もいます。
ここは「こぼし文庫」といいます。京都の随筆家・岡部伊都子さんが島の子供たちへと寄付していただいた素敵な赤瓦の民家です。岡部さんはもう30年以上も本を贈りつづけてくださっているそうです。
現在は竹富小中学校のPTAのこぼし文庫部の8名が運営しています。
本棚にはいろんな本がびっしり並んでいますね。大人がきても楽しめそうですが、利用できるお客さまは島の子供たちだけのようです。
さっきまで走りまわっていましたkanonちゃん、撮影にご協力ありがとうございます。
島のオジィ、オバァのガイドで史跡や集落を歩いてみませんか?
NPOたきどぅんではそんなツアーガイドも行っています。
予約は当日の朝9時30分までですが、なるべくは前日までに予約してください。
時間割りは下記の通りです。
9:30 受付終了 かりゆし館でチケット購入
9:40 ゆがふ館見学 巡回バスにて移動
10:20 民芸館前からガイド同行で出発
史跡や、御嶽、民家の説明や昔話など、いろいろ聞いたあと、
赤瓦の民家の縁側でお茶を飲みながらユンタクします。
その後、喜宝院蒐集館で島の民具や歴史的資料などを見学してから解散します。
終了は11時30分位ですが、ガイドのユンタク具合では少し延びる場合もあります。
ツアー料金は2,500円(ゴムぞうり、くば扇、オリジナルマップ、巡回バス片道、保険料、お茶代などが含まれています。)です 普段は聞くことのできないオジィ、オバァの昔話をぜひ、聞いて見てください。
史跡の話や、昔話が聞けます。ガイドはマッチャンおばぁ、左はゲストのkaoruさん
広場では踊りの説明をしてくれましたが、踊った方が早いと少し踊ってくれました。
歩き疲れた頃には縁側でティータイム、「今日はハイビスカスティーもあるよ」
「昔はねーソテツの実を灰汁抜きしておかゆで食べたんだよー」
「どんなお味ですか?」 とユンタクは盛り上がります。
暑い日中でしたが、赤瓦の民家は爽やかな風が通り抜け心地よいです。
このツアーの収益は島の遺産管理活動に使われます。
お問い合わせ・お申込みは ゆがふ館0980−85−2488までお願いします。
竹富島は只今、しん(もちきび)の刈入れ時期です。
しんは刈入れ後、1週間程度干してから脱穀します。
ご飯と一緒に混ぜて炊くとほのかに黄色く甘くておいしいです。
画像は、しんを木槌で叩いて落としています。
NPOたきどぅんからオリジナルCD「竹富の風」発売を記念してCDジャケットと同じ、Tシャツをつくりました。
1枚2900円で、カラーは白Tシャツにカラーイラスト。セピア色のTシャツにモノクロ調のイラストと2種類あります。サイズはXSからXLまで数に限りがありますのでお早めにお求めください。
ご購入は下記URLへ
http://www.takidhun.org/
モデルは、職員・新人のCHIEちゃんです。
今回はセピアカラーのをUPいたしました。
Tシャツの収益は竹富島の遺産管理活動に使われます。
どうぞ、お求めください。
島の中では時々どこからか機織の音が聞こえてきます。
民芸館以外でも島のおばあちゃんが子や孫のお祭りの衣装を織ったりするそうです。
画像は島の方言で「かちたみ」と言う糊張り作業を行っています。
石垣に棒をさしてWの字のように渡していく様は風景にとけこみ美しく見えます。
いつまでも、このような作業風景が残ってほしいとおもいました。
特定非営利活動法人(NPO)たきどぅんのホームページが開設しました。「設立の理念」「会員募集」「オリジナルグッズの販売」などの情報がのっています。今後はさらにブログを加えたりと内容も充実する予定です。ぜひ見に来てくださいね。
URLはhttp://www.takidhun.org/
または、ゆがふ館HPよりもリンクしています。
CD「竹富の風(たきどぅんのかじ)」が6月1日に発売されたのを記念して、石垣島にある竹富町役場2階ホールにて、記者会見が行われました。副理事長の阿佐伊孫良、公民館長の内盛佳美、町議会議員の新田長男、財務担当理事の宇根勝末、および職員2名により、CDの製作目的や内容、発売方法、今後の計画に関して説明を行いました。
CDに関しましては、詳しくは6月1日から開設されたNPOたきどぅんのホームページ(http://www.takidhun.org/)にて紹介されていますので、ぜひご覧下さい。