October 19, 2012

平成24年度種子取祭の日程について

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今日の竹富島は爽やかな風がそよぎ、
絶好の観光日和。

台風21号が去った昨日、
竹富島では竹富公民館議会が開催され、
今年の種子取祭について様々な取り決めがなされました。
タナドゥイの足音が徐々に近づいてくる竹富島。

今回は、
種子取祭の日程をみなさまにお知らせいたします。

(ta)

平成24年度竹富島種子取祭の日程

・ 9月23日(旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
  竹富島にニライカナイの国から神々によって、種もみがもたらされる神事が行われる。

・ 10月5日(つちのと ゐ)、シチマツリ (節祭)
  古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
  作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
  古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を祭日とする種子取祭に入るとされている。

  本年は、11月23日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
  それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

1.  11月19日(きのえさる)種子取祭初日。
   初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。玻座間、仲筋の両地区の
   長者(ホンジャー)の前で無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願を行なう。

2. 11月20,21,22日
   種子取祭の諸準備。踊り、狂言の稽古を行う。

3. 11月23日(つちのえね)
   公民館役員や神司は、揃って
   玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、根原屋などを廻り
   種子取祭の願いを行なう。
   神司は、その後それぞれの御嶽で祈願して案内をかける。
   男生産人(16歳~65歳迄)は、早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
   出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
   各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

4. 11月24日(つちのとうし)
   ンガソージといって、前日に蒔かれた種がしっかりと土につくように、
   精進を尽くす 日とされる。
   家の主がブママンガンー・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いて
   イイヤチ戴みの儀式などもある。
   フクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
   午後8時から公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
   ブドゥイドゥン・狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。

 (午後5時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 11月25日(かのえとら)
   バルヒル願いの日、奉納芸能初日。
 ●午前6時 
   彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願。
   玻座間御嶽では神司たちの祈願。
   その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
   場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
 ●午前8時前 仲筋地区の主事宅へ参詣。
 ●午前9時頃 世持御嶽へもどる。
 ●午前9時30分頃 庭の芸能を奉納。
   棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行われる。
 ●午前10時30分頃 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
   その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
   曽我の夜討で初日の芸能は終了する。

 ●午後5時30分頃 イバン(九年母)戴みの儀式がある。
   それから世乞い(ユークイ)が始まる。
   ユークイは、種子取祭を統一した根原カンドゥをまつる根原屋から始まり、
   その後、三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。

   東集落 宇根屋、與那国屋、神司・顧問家、公民館長家、各家を回り最後は宇根屋。
   西集落 神司家、玻座間長者家、顧問家、主事家、各家を回り最後は上間屋。
   仲筋村 神司家、仲筋長者家、主事家を回り最後は顧問家。

 ●午後10時00分頃 石垣への船の臨時便あり

6. 11月26日(かのとう)
   午前5時、三地区に別れていたユークイの一団は、
   根原家で一つになってユークイ留めを行なう。

 ●午前5時30分頃、世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
   二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
   それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。
   その後、前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
   その後、玻座間村西地区の主事宅へ参詣。9時頃世持御嶽へもどる。

 ●午前9時30分頃、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
 ●午前10時30分頃 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
   別途奉納芸能演目がある。
   仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言などがあり、
   最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。
 ●午後5時30分頃、芸能の奉納はすべて終了。
 ●午後6時30分頃、石垣行臨時船便あり。

   種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.  11月27日(みずのえたつ)
    男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。
 ●午前10時頃 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
   午後からは支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   夜は全国竹富島文化協会総会が開催される。

8. 11月28日(みずのとみ)
   種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

投稿者 takidun : October 19, 2012 10:16 AM