最後の詰め
竹富島民具づくり教室のメンバー自らが
ブー(苧麻)から繊維を取り出して制作したアンク。
(アンツク・弁当入れ)
綯った縄は約300メートルにも及びます。
A4サイズの書類も入れることができる
現代的な大きいサイズでやがて完成しますが、
最終工程では手慣れたおじぃの手に委ねます。

手わざも、
作り手とともに時代に合った進化を遂げていきますが、
最後の詰めはやはり伝統を知る人の経験や深い知恵が必要です。
すると、“モノ”の本質に揺らぎはありません。
(ta)
投稿者 takidun : January 14, 2012 09:05 AM