古代の正月と云われ、
己亥(つちのとゐ)の日を願い日と定め、
土地を祓い、井戸を清める
節祭(シチマツリ)が本日執り行われています。
(ta)
祭主の竹富公民館執行部と4名の神司は、
国仲御嶽、西塘御嶽、清明御嶽、根原屋を参拝し、
大地への感謝、豊かな世を祈願します。
さらに、
戊子(つちのえね)の日、いわゆる種子取祭の祈願を、
49日後に執り行うことをお知らせします。
根原屋は、
種子取祭を統一した根原金殿の末裔にあたります。
根原屋は南側が上座であり、
左手の香炉は根原金殿を祀っています。
その後、執行部と神司は、
それぞれの御嶽(六山)に参拝したのち、
由来がある25か所の井戸を分担して祈願します。
先日学習会でも訪れた花城井戸(ハナックンガー)
花城御嶽の神司は、
必ずハナックンガーを最初に参拝します。
そして、
本日午後5時より、弥勒奉安殿の扉が開き、
ミルク神がお出ましになります。
ミルク神は、8月6日の七夕祭以来2回目のお出ましです。
残りの1回は種子取祭。
タナドゥイまであと49日。
シチを執り終えると、
にわかに島が騒がしくなってきます。