September 02, 2011

カンユリ

~ カンユリ ~

1.御嶽の神、氏神などを信奉していた人が死去した際、願い下げをすること
2.神司が引退すること。ユリは「許し、許可」のこと。「神の許し」の意。

≪ 出典:『竹富方言辞典』 前新 透 著  2011年  南山舎 発行 ≫

昨日(9月1日)は、
竹富島の神々と島人たちの思いをつなぐ仲介役を務める神職、
玻座間御嶽の神司、
富本定子さんのカンユリ(引退式)が執り行われました。
玻座間御嶽の神司は竹富島の神司の長であり、
大司(ウフツカサ)と呼ばれています。

カンユリは、親族と玻座間御嶽の氏子の皆さんを中心に行われ、
仲筋御嶽、久間原御嶽、花城御嶽、波利若御嶽の神司の協力を得て、
六山、八山をはじめとする竹富島の御嶽や8か所の井戸を参拝し、
竹富島の神々に引退の報告し、
お許しをいただいています。

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玻座間御嶽の氏神、
根原金殿の末裔にあたる
富本定子さんは、平成7年、70歳の高齢で
玻座間御嶽の神司の大役を勤めて以来、
竹富島の神行事を掌ってきました。

竹富島では、
大司の引退により神職が2名欠員となりました。
新たな神司が神々によって選ばれるまで、
4名の神司が、竹富島を見守ります。

(ta)

投稿者 takidun : September 2, 2011 10:51 AM