3連夜にわたって行われたお盆を14日に終えた竹富島。
翌15日には各支会の8月期の月例会が行われ、
祭が集中する9月に向けての話し合いが行われました。
とりあえずひと段落ついた竹富島では、
昨夕から様々な団体が活動を開始しています。
(ta)
あいのた会(東集落)の男性陣は、
ホーシ道の中央に鎮座する“東のスンマシャー”の清掃を
買って出てくれました。
ガジュマルとアコンの周りの除草と砂入れ、大変お疲れさまでした。
シカイト ミーハイユー
夜になると、竹富島の大小さまざまな課題を、
“みんなで一緒に考えていこう”
ということで企画された、
狩俣恵一沖縄国際大学教授と家中茂鳥取大学准教授が主催する
「狩俣・家中うつぐみ教室」が、あいのた会館にて行われました。
今回のテーマは「聞き書き」。
講演会「記憶を記録に変える ひとりひとりの語りが紡ぎ出す土地の歴史」
と題し、作家の森まゆみさんをお招きしています。
森まゆみさんは、
地元である東京都文京区の門前町、谷中・根津・千駄木で
ご自身が関わってきた活動を通じて、
お年寄りをはじめとする市井の人々の記憶の底に眠っていた情景を、
語り聞き、書き伝えることによって目覚めさせ、
薄れ、消えつつある地域の特色を改めて再認識することの
大切さを伝えてくれました。
実は、
これこそが「それぞれの地域の本当の豊かさや奥深さを醸し出している」
という森まゆみさんのメッセージは、
私たちの生活に多くの刺激を与えてくれました。
さらに、
9月5日に執り行われる結願祭の奉納の稽古も昨夜からスタートしました。
先ずは竹富結願祭狂言部が、
「始番狂言」「芋堀狂言」の稽古を開始しています。
今年の竹富島は、8月中も多忙な日々が続きます。