July 18, 2011

親心

豊年祭前日の7月15日。
翌日のオンプイの準備を終え一息つこうと思った矢先、
怪我をして飛べないフクロウがいるとの一報が入り、
急いで
竹富町高齢者コミュニティーセンターへと向かいました。

すると、
階段の手すりにちょこんと座る
リュウキュウアオバズクの幼鳥。

0715 aobazuku01.jpg

巣から落下し、右足を骨折した様子です。
まだ飛ぶこともままならないようで、
小さな羽根を一生懸命羽ばたかせながら、
手すりまで上ったのでしょう。

保護するために近寄ろうとすると、
2羽の親鳥が頭上から威嚇してきました。

0715 aobazuku02.jpg

親鳥の存在は、保護の不要を意味します。
念のため、
環境省石垣自然保護官事務所に確認を取ったのち、
その場を後にしました。

翌日、施設を利用するお年寄りたちから話を聞くと、
昼過ぎからアオバズクの幼鳥は手すりに避難していたそうですが、
予想していた通り、
ネコやカラスからの襲撃を受けていたそうです。
その襲撃を撃退し続けた2羽の親鳥の献身的なこころ。


豊年祭をおえた昨夕、
再びコミュニティセンターへ足を運びましたが、
幼鳥が襲われた形跡はありませんでした。
恐らく、
無事に安全な場所へ避難できたのでしょう。

それにしても、
竹富島の生態系ピラミッドの頂点に立つ
ネコとカラスの存在が最近気になります。

島内では、
飼いネコの殆どは飼い主によって
避妊されていますが、
野性化したイエネコが徐々に増えています。
これが、
竹富島の生態系を乱す要因にならないことを
願っています。


(ta)


投稿者 takidun : July 18, 2011 09:58 AM