March 27, 2011

命果報ユンタ

竹富島で古くから謡われ続けているウタ。
今日は「命果報ユンタ」(ぬちがふゆんた)
をご紹介します。

命果報ゆんた

1. かーらぬはーたぬ やまめーま 
   とぅまいにうりてぃ かみなるけー 
   ばーや けーらぬ いぬち 
   しぃまとぅとぅみてぃ あるにがい
   ふんとぅとぅみてぃ あるにがい

2. やーどぬさんぬ ふだつべーま
   とぅまいにうりてぃ さばなるけー 
   ばーや けーらぬ いぬち
   しぃまとぅとぅみてぃ あるにがい
   ふんとぅとぅみてぃ あるにがい
   
3. いしぬみーぬ しだめーま
   とぅまいにうりてぃ やくなるけー
   ばーや けーらぬ いぬち
   しぃまとぅとぅみてぃ あるにがい
   ふんとぅとぅみてぃ あるにがい
   くぬにがいどぅ にがゆる
   くぬのざふどぅ てぃじりょうる


《 対 訳 》

1. 川端の小さな亀が 
   海におりて 海亀になるまで 
   私たちの命は
   島のある限り
   国のある限り

2. 雨戸の桟のヤモリが
   海におりて 鮫になるまで 
   私たちの命は
   島のある限り
   国のある限り

3. 石のなかの カタツムリが
   海におりて 夜光貝になるまで
   私たちの命は
   島のある限り
   国のある限り
   この願いを 願う
   この果報を 祈っている

 対訳参考:本庄正佳著 『竹富島古謡誌』


inafuku03.JPG

(ta)

投稿者 takidun : March 27, 2011 12:30 PM