March 19, 2011

『竹富島の祭事行事の日選り』

昨晩は、延期となっていた
ゆがふ館主催による祭事教室、
『竹富島の祭事行事の日選り』
をゆがふ館にて開催いたしました。

今回の祭事教室は3月11日の開催予定でしたが、
東日本大震災による津波の影響により延期となりました。
悪天候による延期の際は、資料の日付を訂正し製本し直すのですが、
今回の学習会の資料はあえて日付の訂正を行なわず、
出席したみなさまに趣旨を説明のうえ、
開催前に一同で震災の犠牲者に黙とうを捧げました。

昨日は様々な集まりと重なり、
ご参加いただいた方々は17名と
通常の祭事教室より少なめでしたが、
講師の
波利若御嶽神司 新田初子さんによる
解説で大変興味深い教室となりました。

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竹富島の祭事行事は、
干支(えと)や旧暦で日取を決めます。
干支で日を選る祭事には法則性があり、
祈願の祭事は、つちのと、つちのえで日を選り、
感謝の祭事は、みずのえ、みずのとで日を選ります。

四月・九月に行なわれる大祭、
節祭やナーキ祝いは十干の“つち”の日で、
四月・十月・二月に行われる祭や
西塘大祭、豊年祭、結願祭は十干の“みず”の日で選ります。

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祭事は農事サイクルで執り行われており、

蒔いた種子がすくすくと伸びるよう祈願する祭。
豊穣をいただいた感謝の祭。

と大まかに分けることができます。

さらに干支で日を選る以外に、
世迎い(旧暦8月8日)や
鍛冶屋の願い(旧暦11月7日)など、

旧暦で日を選る祭もありますので、祭が重なることもあるそうです。

正式な祭事行事の日程は、
竹富公民館執行部、神司、有志が集い予定を検討し、
竹富公民館の初議会で承認を受けたのち、
4月15日の各支会(東・西・仲筋)の月例会にて島人に発表されます。

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日選りを知ることで、祭事行事に対する理解を深め、
さらに、
竹富島で執り行われる祭事行事の奥の深さを感じました。


波利若御嶽神司 新田初子さま
玻座間御嶽神司 富本 定 さま
竹富公民館長 上勢頭芳徳さま
をはじめとするご参加いただいたみなさま

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : March 19, 2011 04:04 PM