竹富島を訪れる度に、
ゆがふ館を訪ねてくれる常連のお客さまが
贈ってくれた一冊の本。
開けてみると、
素敵な表紙を配した
「平成22年度(2010‐2011)郵便番号簿」
が出てきました。
表紙の絵は原田泰治画伯が描く、「島の郵便局」。
原田画伯はさまざまなご縁で3度竹富島を訪れています。
なかでも、1983(昭和58)年にはじめて竹富島を訪れた際、
島で理髪店を営んでいた
“カーカンのおじぃ”故河上親雄翁と親交を深め、
「島の床屋」を描きます。
原田画伯は、
竹富島の文化人のひとりに挙げられる故河上親雄翁の、
ご自身の生涯を記した『島の床屋一代記』を発刊する際、
「島の床屋」の掲載を快く了承し、さらに特別に寄稿もされています。
全国の郵便局で見ることができる
竹富島のひとコマ。
ここには、
原田泰治画伯と
“カーカンのおじぃ”との
心の交流を感じることができます。
(ta)
投稿者 takidun : February 11, 2011 09:24 AM