January 18, 2010

平成21年度学習会の開催について

 毎年大変ご好評いただいている「竹富島ゆがふ館」主催による学習会。
今回は前年に引き続き「竹富島の文化財めぐりパート2」を開催いたします。
竹富島は石西礁湖に浮かぶ自然が育んだ文化景観として、
島全体が国立公園に指定されているほか、
国指定・選定を8件、県指定史跡を2件、
さらには竹富町指定3件受けている文化財の島でもあります。
今回は『西表石垣国立公園』、国指定史跡『小城盛』、
国登録有形文化財『なごみの塔』と『西桟橋』、
国登録有形民俗文化財『喜宝院蒐集館の蒐集物842点』を皆さまにご紹介いたします。
 『小城盛』は、
ご承知の通り2007年3月23日に、
国史跡「先島諸島の火番盛」として指定を受けた18の遠見台のひとつにあたります。
他島の火番盛と同様の役割を担いましたが、
八重山諸島における南部(波照間島・コート盛)や、西部(与那国島・ダティグチディ)
からの情報を石垣島の蔵元に伝える最終地点として重要な役割を果たしており、
今もなお堅牢なたたずまいを残しています。
 『なごみの塔』と『西桟橋』は、
今では竹富島の観光名所として知られるようになりました。
 『なごみの塔』は竹富島のまちなみが一望できるスポットとして、
 『西桟橋』は夕陽を眺めながら壮大な自然を感じるスポットして、
大勢の観光客が足を運びます。
しかし、太平洋戦争終結後の混乱から竹富島が立ち直っていくなか、
この2件の史跡は、当時の生活を振り返るうえで欠かすことのできない存在として、
文化財に指定されています。今回はこれらを深く掘り下げてご紹介いたします。
 1960(昭和35)年に開館した喜宝院蒐集館には、
近現代の八重山における民衆の生活を知る上で欠かすことの出来ない資料が
多数展示されています。
税の徴収を記録する「藁算」や、
納税の伝達や通信手段として大いに活躍した「カイダー字」に関する資料、
さらには人頭税時代の拷問道具やパナリ焼、
勿論、当時の生活を偲ぶ民具類、織物なども多数陳列されています。
そのうちの842点は、竹富島の文化遺産保護に尽力された、
故上勢頭亨翁が保管していた貴重な蒐集物として文化財に指定されています。
翁が収集した蒐集物というフィルターを通して、
竹富島ならびに八重山の民衆の営みを感じることができます。
これらについて、自然・文化遺産、ひいては竹富島の暮らしに精通された方々
からのお話を通じて、竹富島ばかりでなく、
八重山における当時の生活を知ることや、文化遺産の保護の重要性を認識し、
今後の私たちの生活に取り入れる良い機会であると考えております。
 
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

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       『竹富島の文化財めぐり(パート2)』

● 主 催 竹富島ビジターセンター運営協議会
● 共 催 特定非営利活動法人たきどぅん 環境省那覇自然環境事務所
● 日 時 平成22年1月22日(金)午前10時から午後4時まで
● 場 所 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館 午前10時までに集合
       (石垣島9時30分発の定期便にご乗船ください)
● 散策先 |殄拇腓罎ふ館 ⊂城盛 なごみの塔 だ昌袈供´ゴ酳院蒐集館
● 講 師 環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所 田村 努 氏
       竹富町老人クラブ連合会会長 阿佐伊孫良 氏
       喜宝院蒐集館長 上勢頭芳徳 氏
● 申込み 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
       (電話85-2488:午前8時から午後5時まで)
       先着順で定員15名に達し次第締め切ります。
● 参加費 650円(保険料、バス代、喜宝院蒐集館入館料)
● 持ち物 お弁当、飲み物、筆記具、タオル、帽子、レインコートなど
       野外活動に適した準備や服装でご参加ください。
       なお、ご自身で出したゴミはお持ち帰りいただくようご配慮ねがいます。
● その他 雨天時は延期とし、午前7時の天候で判断し、
       8時までに参加者にご連絡いたします。
       また、振替日はあらためて新聞紙上でご通知いたします。
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(ta)

投稿者 takidun : January 18, 2010 08:51 AM