July 27, 2009

西塘ばんはじり(大祭)

 昨晩から今日にかけて、竹富島では神事
「西塘ばんはじり」
が執り行われています。

 1846年から始まったとされる神事は、
竹富島における偉人、西塘大主の遺徳を偲ぶ神事です。
 1500年代、琉球王から任命されて八重山を統治した初めての
八重山人として、西塘大主の名は沖縄の歴史書『球陽』をはじめとする
古い文献のなかに記されています。
西塘大主がどのように八重山を統治したのか詳しいことはわかっていません。
また、これらの記録は、1771年に八重山を襲った明和の大津波によって
消失したものと考えられています。

 しかし、竹富島を代表する古謡『しきた盆』に謡われている、
八重山における“3つの始まり”(頭職のはじまり、蔵元の設置、造船の発祥)
のうち、2つは西塘大主によって起こされています。

 午前6時、竹富公民館執行部と島の有志(役職経験者)は、
彌勒奉安殿を皮切りに

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 ~西塘御嶽~

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 ~清明御嶽~

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 ~幸本御嶽~ 
 
 ~国仲御嶽~
をめぐります。
島の有志たちはここで一旦解散しますが、
その後、公民館執行部と神司は、竹富島の島立ての6人の酋長が祀られている
御嶽を参詣し、

 ~世持御嶽~ ~真知御嶽~ ~根原屋~
を参詣し、午前中に神事を終えます。


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 清明御嶽の南にある竹富小中学校では、
父兄と子どもたちによる本の読み聞かせ会が行われていました。

(た)

投稿者 takidun : July 27, 2009 08:26 AM