8月13~15日は祖霊を迎える日、お盆にあたります。
八重山では旧暦の7月13~15日でお盆の日取りを決めますが、
今年は本土と同じ日程となりました。
石垣島ではアンガマーが登場し、ウシュマイとンミのやり取りが
絶妙な面白さを醸し出していますが、竹富島のお盆では、
アンガマーが踊りを披露します。
一般的には石垣島(字登野城、大川、新川、石垣のこと
四カ字と言われる)のアンガマーは士族階級が生み出したとされており、
竹富島で行われるアンガマーは農村文化が色濃く残った古い形式であると
言われています。
竹富島のアンガマーは、東・西集落に登場し
(仲筋集落は行われていない)各集落の家庭を訪れ、祖霊の供養をします。
昨晩は東集落2件、西集落2件でアンガマーが踊りを披露しています。
アンガマーの踊りは、結願祭・種子取祭奉納芸能とは異なり、比較的のびやか
に踊っています。アンガマー(踊り手)のリラックスした舞踊もまた一興です。
昨晩は初日。迎え日にあたります。
今晩は中日、明晩は送り日にあたり、都合3日間、アンガマーは竹富島の夜を彩ります。
(ta)