May 29, 2008

四月大願い

 四月大願い(シガチフーニガイ)は、作物の穂が無事に育ち、
豊かな実りになることを願う祭事です。
祭事は、旧暦四月の甲(キノエ)または戊(ツチノエ)の日取りに行われ、
今年は新暦で、5月28・29日の2日間にて執り行われました。

 1日目は、神司が清明御嶽、幸本御嶽、西塘御嶽にわかれ夜ごもりをして祈願します。
 2日目は公民館執行部と有志とともにムーヤマなど主な御嶽をまわり祈願します。

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 清明御嶽では、玻座間御嶽・仲筋御嶽の神司が線香の灯を絶やさぬようにします。
玻座間御嶽に祀られる神は“粟の神”、仲筋御嶽に祀られる神は“麦の神”です。
竹富島と石垣島を造ったとされる清明御嶽には、“人づくりの神”とも云われています。
人が生活する上で欠かせない穀物に携わる神々の神司があたります。

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 幸本御嶽には、ニーランの神と深い関わりがある幸本御嶽の神司(現在は欠員)と
“海の神”として祀られている花城御嶽の神司が夜ごもりにあたります。
 幸本御嶽には、海につながる神々の神司が線香の灯を守ります。
 スナップでは、花城御嶽の神司と縁の深い内盛屋のご夫婦が挨拶にお見えでした。

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 西塘御嶽には、久間原御嶽と波利若御嶽の神司があたります。
久間原御嶽は木の神(大地の神)、波利若御嶽は雨の神(天の神)が祀られていますが、
六山の神々のなかで比較的若い2人の神の神司が、六山の時代の後の偉人である
西塘大主のお墓にあたる西塘御嶽の線香の灯を絶やさぬようにします。

(ta)

投稿者 takidun : May 29, 2008 08:58 AM
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