本日早朝、竹富東港にて息絶えていた大きなアカウミガメ
は、島人によって浜へ移し、最終便が石垣島へ向かったのち、
島の有志の手によって埋葬されました。
全長125cm、甲羅の大きさは88センチもある大きなアカウミガメ。
通常では、死亡原因や、産卵のために島に近づいたのかなどを確認する
ため検死を行うのですが、竹富島では搬送もままならないため、
環境省に埋葬する旨報告しています。
埋葬の際は喜宝院の上勢頭同子住職にお経をあげてもらい、丁重に葬りました。
現在、世界的にウミガメ類の減少が進んでいると言われています。
私たちより遥かに長く生きてきた跡を甲羅に残すアカウミガメ。
こうした光景を目にすると、大変いたたまれない気持ちになりました。
(ta)