13日は、長野県木曽郡南木曽町から、
「妻籠を愛する会」一行10名が竹富島を訪れました。
一行を桟橋で出迎えたあと、竹富島まちなみ館では
交流会が行なわれました。
妻籠宿と竹富島は非常に深い関わりがあります。
1976(昭和51)年に重要伝統的建造物群保存地区に
選定された妻籠宿は、"まちなみ保存運動”発祥の地であり、
竹富島が誇る「竹富島憲章」【1986(昭和61)年制定】は、
1971(昭和46)年7月26日に制定された
「妻籠宿を守る住民憲章」の精神を引き継いでいます。
竹富島は、まちなみ保存について、妻籠宿から色々な
アドバイスをいただいています。
こうした住民同士のつながりが、竹富島のまちなみを支えている
と云っていいでしょう。
気温17度ととても寒い夜となり、会場も冷え込んでいましたが、
竹富青年会、ぶなる(婦人)会の方々による余興で大変盛り上がりました。
妻籠ご一行からは、「木曽節」が披露され、山間に暮らした人々の
文化を垣間見ることができました。
その後は、「木曽節」の踊りを皆で学び、
クイチャーを皆で踊り、大いに盛り上がりました。
まちなみを保存継承しつづけることは、大変な困難が伴います。
この困難を理解し得る地域同士の交流会。今後とも行い、学び
続けなければならないと感じました。
(ta)