昨晩の竹富島はアイヌ文化一色となりました!
全国竹富島文化協会主催による
「アイヌ文化交流の集い」のため旭川からアイヌ一行19名
が竹富島を訪れ、昼は竹富小中学校生徒との交流、
夜には「アイヌ文化交流の集い」と題した交流会が催され
ました。
アイヌ御一行を桟橋で出迎え、ガーリで歓びを表します。
ゆがふ館で竹富島の文化を学ばれます。
集落に入り、西塘御嶽を参拝します。
竹富島の子どもたちの交流です。みんな、アイヌの民族楽器「ムックリ」
を奏でることはできたかな?
アイヌのかたがたは、子どもたちに素敵なプレゼントをたくさん持ってきてくれました。
その中でも最高のプレゼントは島ではお目にかからない“雪”ではないでしょうか・・・。
夜はまちなみ館で交流会です。会場には100名を超える島民、観光客が
集まりました。普段、なかなか来られないおじいやおばあの顔も見る事ができました。
竹富島からは
狂言「世曳き」
東支会 「布織り乙女」
西支会 「観光エンコラ節」
仲筋支会「マミドーマ」
後半はアイヌの芸能です。
ウエカップ(あいさつの踊り)
スッチョイチョイ(種子播きから収穫までの踊り)
スタレチョイ(大風にゆれる松の様子を表現した踊り)
エムリシムセ(剣の舞 勇壮な男踊り)
アイヌの芸能は全部で10点披露されました。
館内は、竹富島の芸能とは異なるアイヌの世界に魅了されていました。
最後は全員でイオマンテウポポ(〈熊祭〉で演じられる踊り)を踊り、
そして、定番のクイチャーで幕を閉じました。
旭川と竹富島の距離は2,921キロ。
日本列島の長さを感じるとともに、異なる素晴らしい文化を継承している
地域がたくさんあることを実感しました。
また、竹富島に素晴らしい文化を披露してください。
有難うございました。
(ta)