毎年恒例の竹富小中学校PTA主催
「テードゥンムニ大会」が9月7日に開催されました。
今年は第30回の記念大会。
会場に入りきらないほど大勢の方がお越しいただいていました。
子供たちや親御さん、先生方も、忙しい合間をぬって
島のお年寄りにテードゥンムニを教わった結果の発表会です・・。
今回は記念大会につき、狂言や物語など“大作”が多かったため、
2時間30分の長丁場となりましたが、普段なかなか使う機会が少なく
なったテードゥンムニに親しんだことでしょう。
保育園児の童歌で幕開けです。
昔話 「犬の足」
種子取祭でもおなじみの芸能「スル掬い」、「鍛冶工」
なかなかお会いできない方々も会場にお越しいただいていました。
神口・願い口はもちろんのこと、
結願祭で催される狂言は全てテードゥンムニ。
祭事とテードゥンムニは
切っても切り離すことが出来ない関係があるのです。
このような竹富島のことわざがあります。
むにばっきたー しま ばっき しまばっきたー うやばっきるん
(方言を忘れると島を忘れ、島を忘れると親をも忘れる。)
多くの子供たちにテードゥンムニを教えてこられた
古堅節さんの挨拶
(TA)