May 01, 2007

伐採のための願い

御嶽にある立ち枯れの木を伐採するために、願いが行なわれました。
東パイザーシ御嶽と世持御嶽にある3本のデイゴの木。
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立ち枯れは、2006年9月に襲来した台風13号の影響、
また、はっきりした原因は明らかになっていないのですが、
つぼみの生育を妨げるヒメコバチの影響もあるのではないかともいわれています。
このままでは危険なために、伐採を行なうことになりました。

東パイザーシ御嶽のデイゴの木は、約40年のあいだ島を見守り続けてきたものです。
樹木を切ること、特に、神聖な領域である御嶽の樹木の伐採には、
必ずや御嶽の神様に了解を得なければなりません。
竹富公民館執行部は、玻座間御嶽の神司に願いを立てていただきました。

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●東パイザーシ御嶽

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●世持御嶽

それぞれの御嶽の神様からは、“切ってよし”と了承をいただき、伐採の準備がととのいました。

また、竹富島には、樹木にまつわる不思議な話があります。
「幸本御嶽の殿居元(トゥヌイムトゥ)である前泊家のジージョンの黒木は言葉を話すんだよ」、また、「御嶽の桑の木を伐採してしまったために幼少時代に半年ものあいだ偏頭痛に悩まされた・・」などという話。そして、“草木にも税が課せられる”というと、まるで人のように異議申し立てをする草木の話などです。

投稿者 takidun : May 1, 2007 02:53 PM
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