April 09, 2007

うるずん

うっすら曇った花曇りの空と、
温かい晴天の日がかわるがわるやってくる。
そう、ウルズンの季節、春の始まり。
様々な花が咲き始め、目にする蝶の姿も増えてきます。
冬鳥が去り夏鳥が飛来します。

この、ウルズンの季節をうたっている歌を紹介します。

『キルリ(霧下)アヨー』
一、うるずんぬよー したりよー きるりや したりよー
  たきさどぅりどぅよー したりよー きるりる

二、ばがなちぬよー したりよー きるりや したりよー
  むるさどぅりどぅよー したりよー きるりる

三、うふどぅりゃぬよー したりよー ゆらいや したりよー
  しまざしにどぅよー したりよー ゆらりる

四、しるどぅりゃぬよー したりよー ゆらいや したりよー
  しるはまにどぅよー したりよー ゆらりる

五、ばやけーらぬよー したりよー ゆらいや したりよー
  ざしきばなどぅよー したりよー ゆらりる

六、ゆすけーらぬよー したりよー ゆらいや したりよー
  ゆはなざにどぅよー したりよー ゆらりる

七、だいぬざふさきよー したりよー まいなし したりよー
  びんぬさき したりよー まいなし

八、ひとぅりゃもちよー したりよー むちむち したりよー
  たぬぎゃむちよー したりよー むちむち

九、うぬざふどぅよー したりよー にがゆる したりよー
  うぬかふどぅよー したりよー てぃじりよぅる

【訳】
一、陽春の 霧のおりゆく様は
  御嶽の木々を つたいながら 下りて行くものだ

二、若夏の 霧のおりゆく様は
  丘の木々を つたいながら 下りて行くものだ

三、大鳥が飛来してくる様は 
  島崎に降り立ち 群れるものだ

四、白鳥の飛来してくる様は 
  白浜に降り立ち 群れるものだ
  
五、我等は満ぞろいして いつものように  
  座敷に相集い はなを咲かせるものだ

六、よそ様も満ぞろいして いつものように 
  座敷に相集い はなを咲かせるものだ

七、高台のお酒の前に正座して
  花瓶のお酒の前に正座して

八、一人ひとりが 盃をいただきながら 
  お互いに盃を 交わしながら

九、この世の豊穣を願い
  お互いの健康と息災を祈ろうではないか
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収穫祝、新築、出産などのいろいろな祝宴で、
お酒をいただきながらこの歌を歌います。

投稿者 takidun : April 9, 2007 10:56 AM
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