March 12, 2007

新城亘氏講演会「八重山民謡の伝播と変容」

まちなみ館にて行なわれた、新城亘氏の講演「八重山民謡の伝播と変容」。
なんとも難しいタイトルでしたが、歌も語りも心地よい講演でした。

講演を聴きながら、手拍子や囃子が入ったり、いっしょに口ずさんだりと、
三線の実演を通して語る、八重山民謡の世界は楽しいものでした。

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ところで、琉球古典音楽安冨祖流の三線・胡弓の教師である新城氏は、日本のみならず、世界各地で演奏・講演をして活躍されています。
また、16年にわたり、沖縄県立芸術大学において沖縄の芸能の学術的な研究を重ね、
昨年は芸術学の博士号を取得され、説得力のあるお話でした。

八重山で親しい「まるまぼんさん節」「与那国ぬ猫小節」などが、琉球古典音楽では「たのむぞ節」「様主之前節」となってうたわれていることなどに触れ、八重山民謡と琉球古典音楽の関係を、わかりやすく説かれました。
また、「デンサー節」「真謝井戸節」などの、八重山に由来する歌が、沖縄芝居でどのように用いられているかを、新城氏は一人二役をこなしながら、解説されました。

最後は、新城氏の三線の伴奏に合わせての「安里屋ユンタ」が、
まちなみ館いっぱいに響きました。

投稿者 takidun : March 12, 2007 10:29 PM
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