October 26, 2006

幕舍張り

種子取祭の5日目、10月26日。

種子下しの儀式を行なう、ツチノエネの日。
種子がしっかり根付くようにという意味をが込められた日取りとなっています。
種子取祭は清めた土地に種をまき始める祭で、
種子が一粒万倍となる豊年豊作が祈願されます。

また、世持御嶽では早朝から、舞台での奉納芸能に備えて幕舎張りを行ないます。
島の男たちが次々と鉄骨によじのぼり、手際よく天幕を張っていきます。
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誰が指示するというわけでもなく、ひもで幕を固定する者、
ンーマニ(クロツグ)を用いて楽屋の目隠しをつくる者、
白砂をまいて受付の場所を整える者など、それぞれがそれぞれの仕事を果たしていきます。
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天幕と拝殿の継ぎ目に、樋が仮設されるように、
幕舎は第7・8日目の舞台での奉納芸能の雨対策にもなっています。
午前中のひととき、みるみるうちに見事な祭祀空間ができあがりました。

そして、タナドゥイといえば、イイヤチ。
餅米と粟を小豆を炊いて、バナナの葉で蒸し、半つぶしにして練ったものです。
イイヤチを半つぶしにする時は、力がいります。
男性3~4人で、鍋を囲んで、イビラーというもので混ぜ合わせます。
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イイヤチは漢字で書くと「飯初」。
神さまに捧げる米の初物といわれます。
10日間も続く種子取祭の主食はイイヤチです。

投稿者 takidun : October 26, 2006 01:41 PM
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