October 09, 2006

タナドゥイ(種子取祭)

今年も、いよいよタナドゥイが近づいてきました。
島では、タナドゥイの様々な取り決めをする議会も開催され、着々と準備が進んでいます。
というわけで、今年のタナドゥイの日取りと解説をお伝えします!

タナドゥイーーーー
 竹富島の年中行事の中で最大の祭事。タナドゥイはキノエサルの日からミズノトミの日までの10日間にわたる祭事です。種子がしっかり根付くようにという意味を日取りに取り込み、5日目に行なう種子下しの儀式は、節祭りから49日目にあたるツチノエネの日に行ないます。タナドゥイは清めた土地に種をまき始める祭事で、種子が一粒万倍となる豊作豊年が祈願されます。
今年2006年度は、10月26日がつちのえねの日にあたり、この日が種を蒔く日となります。昔から、このつちのえねの日の4日前にあたる、きのえさるの日から種子取祭の日程に入ります。

○10月22日 きのえさる(甲申) トゥルッキ
種子取祭初日にあたるこの日、トゥルッキと称し、玻座間・仲筋のそれぞれの集落ではホンジャー(長者)の前で、無事に奉納芸能が 尽くせるようにと祈願を行います。また、祭りの計画手配を行ないます。

○10月23・24・25日
種子取祭の諸準備。
また、ブドゥイ(舞踊)、キョンギン(狂言)の稽古を行なう。

○10月26日 つちのえね(戊子)
神司と公民館役員が揃って玻座間御嶽・世持御獄・清明御獄・根原家を廻り種子取祭の願いを行います。神司は、その後それぞれの御獄で祈願を行ないウッカイ(案内)をかけます。
早朝から幕舎張りなど奉納芸能の舞台。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

○10月27日 つちのとうし(己牛) ンガソージ
前日に蒔かれた種がしっかりと土につくように、精進を尽くす日とされる。
家の主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いてイイヤチ戴みの儀式をおこなう。
芸能の稽古の総仕上げの日。夜8時から公民館役員・三郷友会長などがブドゥイドゥンや狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励をする。

○10月28日 かのえとら(庚寅) バルヒルの願い・サチブドゥイ(奉納芸能初日)・ユークイ
午前6時、弥勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願を行ないます。
また、玻座間御獄では神司たちの祈願。
その後、両者は世持御獄で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。場所を奉納余興の舞台に移して、干鯛の儀式が行なわれます。
そして、8時前、東地区の宇根勝末主事宅へ参詣。
午前8時頃から全国竹富島文化協会主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で行われる。
9時半頃から、庭の芸能を奉納。棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行なわれる。
10時半頃から玻座間村の舞台の奉納芸能が行なわれる。
17時半頃、イバン戴みの儀式があり、世乞い(ユークイ)が始まる。世乞い(ユークイ)は、種子取祭を始めた根原カンドゥをまつる根原家から始まり、その後、三地区に別れて深夜まで行なわれる。西地区は、神司の家、玻座間長者宅、主事宅それから各家々を回わり最後は高嶺家。東地区は、宇根家、与那国家、神司の家、その後に各家々を回り最後は宇根家。
仲筋村は、仲筋長者家、神司家、主事宅、その後に各家々を回る。
また、22時半頃に石垣への船の臨時便がでます。

○10月29日 かのとう(辛卯) アトゥブドゥイ(奉納芸能2日目)
午前5時頃、三地区に別れていたユークイの一行は、根原家で一つになってユークイの留めを行なう。
5時半頃、世持御獄へ。イバンの返上を行ない、ユークイは総て終了。
二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。その後、前日同様の干鯛の儀式がありその後、玻座間村西地区の上間学主事宅へ参詣。9時頃、世持御獄へもどる。9時半頃から、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。10時半頃から、仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
5時半頃、芸能の奉納はすべて終了し、6時半頃、石垣行臨時船便あり。種子取祭首尾方の御礼(世持御獄、弥勒奉安殿)。

○10月30日
早朝から幕舎の片付け。
午前10時頃から竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会(石垣・沖縄・東京)幹部との懇談会がを行なう。公民館支払い議会。
夜は全国竹富島文化協会の総会が開催される。

○10月31日
種子取祭物忌(むぬん)。現在は行なわれていない。

投稿者 takidun : October 9, 2006 01:06 PM
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