February 01, 2005

第1回町並みプロジェクト会議

本日(2月1日)は、島づくりの核の一つである町並み保存の今後の方針に関して話し合う会議が行われました。具体的には、町並み保存を行っていく上での、方針や運営方法、技術面などを明記した「竹富島景観形成マニュアル」を見直すことが目的です。このマニュアルは住民と行政、研究者、専門技術者らによる協議の上で1994年3月に出され、それ以来10年間活用されてきたものなのですが、近年の生活の変化や環状線の設置などといった状況に対応しきれなくなったということで、改訂しようということになりました。

これまで、「伝統的建造物群」という文化財として国に選定してもらい、補助金や税の優遇などを受けながら、伝統的な町並みを維持し造ってきたわけです。しかし住民の間では、先人が気候風土にあった暮らし方やいろんな制約の中で造り上げてきた島独特の「家の造り」や「集落の機能やデザインの工夫」を継承しながらより「ホンモノ」を造ることが大切だと考える人と、外観だけがいわゆる「琉球らしい景観」であればそれでよいと考える人がいるのが現状で、島としてどちらの方向でいくのかを決めなければいけない分岐点に立っています。
文化財として認められた集落として、積極的によりホンモノの中で生活出来る島を目指すのか、それとも行政や研究者から規制されていると考えながらなんとか妥協点を見つけて行くのか、はたまた文化財であることは返上してしまって観光客さえ呼べればという考え方で行くのか。どちらにしても、これまで住民主体で頑張ってきた島ですので、しっかり住民が考えて、議論して決めることでしょう。
個人的には、ニセモノばかりのテーマパークになることは想像したくないですが。。。

次回のプロジェクト会議は2/22の予定です。オブザーバー参加は自由となっていますので、ぜひ島の住民の方々も出席されて、実りある会議となればいいですね。

投稿者 takidun : February 1, 2005 11:59 PM
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