July 29, 2004

文化財修理

このHPでも少し紹介していますが、
現在、町指定文化財として民家(旧輿那國家)の修理が行われています。
前回は、インターンシップの学生がしてくれていた瓦の選別作業を
報告しましたが、今回もその経過を報告します。

竹富島では、伝統的に家をうつぐみとして、みんなで力を出し合って造ってきました。
現在では仕事の内容が変わったため、日本中どこでも見られるのと同じように、
業者が最初から最後まで造っています。
しかし、せっかく伝統的な民家を指定文化財として修理を行うのだから、
その伝統的な慣習を再現し、継承してはということになりました。
また修理も出来るだけ、竹富島で行われていた方法で行っています。

下の写真は、
床の畳の下に竹の簀子を敷くのですが、
それを編むため時にフガラ縄というものを伝統的には使っていました。
その縄を綯(な)うための下準備をしている風景です。
クロツグを採取してきて、たたいたものを干しているところです。

それと泥が溜まっているようなこの写真は、
瓦を葺(ふ)く時に下地として塗り接着剤の役目をする泥です。
それに適した土を配合し、水と混ぜ、熟成させているそうです。
また竹富島ではあまりされてなかったようですが、
ワラも混ぜてあり、強度を上げる役割があるそうです。
それと、昔のかまどを再現するのにも使うそうです。

投稿者 takidun : July 29, 2004 11:59 PM
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