July 22, 2004

西塘ばんはじり

今回は、7月22・23日と迫ってきた「西塘ばんはじり」の紹介をします。
これは西塘プイともいいます。竹富島の偉人・西塘さまは島守りの神様で、その西塘さまに豊年感謝の意を表する祭りで、旧暦の7月の最初のみずのえに執り行うことになっています。つまり、豊年祭「プイ」の10日前に行われることになっています。神司の夜籠もりなどがあり、四月大願いと全く同様に2日間行われます。

詳しい内容は下記をクリックして下さい。

《初日》
神司は二つに別れて夜籠もり。清明御嶽には、玻座間御嶽・仲筋御嶽の神司。西塘御嶽には、久間原御嶽・波利若御嶽の神司。幸本御嶽には、幸本御嶽・花城御嶽の神司、小底場の神司が夜籠もりすることになっています。しかし現在では、幸本御嶽・小底場の神司が欠員しているため、西塘御嶽2人、清明御嶽2人、幸本御嶽1人の夜籠もりになります。幸本御嶽が1人では気の毒なので、補佐する人を1人おいています。公民館の執行部は、前日までに祭事で必要とする品々の購入を済ませなければならないし、村御嶽の清掃を済ませます。供物に準備するものは、米、酒、線香、蚊取り線香、ローソク、塩、にんにく、供物となる菓子類などです。

動きとしては、公民館執行部は午後1時に公民館(まちなみ館)に集まり準備にかかります。まず、祭事に要する調度品を整えます。バキトゥルン、湯飲み茶碗、酒瓶、高台、高膳、皿類、お膳、スヌザラ、洗い米、みしゃく、茶湯、榊の葉などを用意します。
夜籠もりする3つの御嶽には、ご座八枚、用意した供物をあらかじめ配置しておきます。電気をひっぱってきて、電灯、扇風機、お茶の用意などをしておきます。午後4時頃執行部並びに顧問など有志は、西塘御嶽、清明御嶽、幸本御嶽の順に参拝します。執行部はそれから神司への夕食を配り、折り合いを見て食器を片付けにまわり、午後の9時頃に終えます。

《2日目》
執行部は朝5時集合で供物の用意をし、6時に彌勒奉安殿での祈願に入ります。参拝するのは、輿那國家、大山家の司2人に、執行部並びに有志です。30分ほどで終えると、神司が夜籠もりをしている3つの御嶽と国仲御嶽を参拝し、有志の方々は帰途につきます。その後、各神司は各々の御嶽に行き祈願を行ったのち、公民館に集まります。それからは、神司と執行部のみの祈願となります。3つに別れて、美崎御嶽、東美崎御嶽、西美崎御嶽、ニーラン神石に祈願した後、再び合流し全員で、世持御嶽、マーチ御嶽、根原神殿の前で祈願して西塘ばんはじりは終了します。執行部は、それから使用した道具類を回収し、洗って、拭いて、整理し後片付けを行います。その夜、執行部は祭りの精算を行います。

投稿者 takidun : July 22, 2004 12:08 PM
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