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~ 竹富島ウェブログ ~

 

2017年4月16日

平成29年度竹富公民館祭事・行事表

平成29年度竹富公民館祭事・行事表
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クリックすると、予定表が表示されます。

お待たせいたしました。
多くの皆様方からお問合せをいただいていた、
「平成29年度竹富公民館祭事・行事表」が、
昨晩の集落ごとの月例会にて発表されましたので、
皆さまにお知らせいたします。

ムーヤマの氏子が集う
オンプイ(豊年祭初日)とナーキヨイは、8月3日、12月7日。

多くの来島者が訪れるタナドゥイ(種子取祭)の奉納芸能の二日間は、
10月31日、11月1日なっています。

(ta)

2017年2月15日

なごみの塔の修復へ向けて

昨年9月17日に登降できないように閉鎖している、

国の登録有形文化財に指定されているなごみの塔。

修復へ向けて、文化庁・沖縄県・竹富町の文化財担当の皆さまと、

なごみの塔を管理するいんのた会(西集落)の会長と

現地で意見交換を行ないました。

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モルタルが剥離しているだけでなく、

中の鉄骨が腐食し膨張している現在の状況ですが、

まずはこの問題解決の第一歩となることを切に願います。

 

(ta)

 

 

2017年1月3日

新年・成人合同祝賀会

昨晩の竹富島は、毎年恒例の

竹富ぶなる会、竹富青年会共催による

「平成29年新年・成人合同祝賀会」が竹富島まちなみ館にて開催されました。

今年の新成人は3名。

3名とも小さな頃から可愛がっていたこともあり、

元気な姿で竹富島で新成人を迎えたことを大変嬉しく思いました。

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式典のあとは、 ぶなる会長と青年会長による「かぎやで風」が披露され、
3集落からの提供される数々の余興によって会場は華やぎます。
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「かぎやで風」

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「そうじかち」西集落
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「やりく節」仲筋集落
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「めでたい節」東集落

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「正月口説」竹富青年会

 

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恒例の万歳三唱には、3成人の明るい未来と、

今年の竹富島を楽しくして行こうとする意気込みが感じられました。

 

(ta)

 

 

 

2017年1月2日

平成29年 明けましておめでとうございます。

平成29年、丁酉の年を迎えました。

ブログをご覧のみなさま、新年あけましておめでとうございます。

今年(2017年)は、竹富島にとって大きな節目の年といえます。

竹富島民の自治組織である、地縁団体法人竹富公民館の前身ともいえる、

「近代竹富島の父」とも称えられる上間廣起先生を中心として組織した

竹富同志会が組織されて100年を迎えます。(1917年結成)

また、昨年(2016年)は、竹富島憲章制定30周年でしたが、

(竹富島憲章についてはコチラ⇓)

http://www.taketomijima.jp/blog/archives/001063.html

今年は、「竹富島のまちなみ」が、

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて30周年を迎えます。

(1987年4月28日選定)

 

それぞれの節目を迎える竹富島です。

本年も、竹富島ともども、

竹富島ゆがふ館をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2016年11月23日

ふれあい集会

現在ゆがふ館では、竹富小学校の生徒が制作した草玩具類を展示しています。

この作品は、竹富小学校が毎年行なう「ふれあい集会」で制作したものです。
「ふれあい集会」は地域学習の一環で行なう授業で、
島の素材を使った昔の遊びや玩具・民具作りを通し、
島の自然を身近に感じ竹富島の知恵やうつぐみの心を理解するのが目的だそうです。

今年のふれあい集会は9月23日(金)に行われ、
竹富島の老人クラブを中心に島民が講師となり、
作り方を教えながら一緒になって作りました。
制作したのは、草笛・竹の独楽・竹トンボ・ソテツの葉で作る虫かごや
マンダラ―(風車)・腕輪・お手玉・葉っぱのトンボなどで、
作り方を教わりながら島の人と交流ができる素敵な集会です。

みなさま是非、島の子どもたちの活動と学習の成果をご覧ください。

会 期:11月22日(火)~2017年1月9日(祝)
会 場:竹富島ゆがふ館 ゆんたくコーナー

2016年10月30日

種子取祭初日 トゥルッキ

いよいよ平成28年度のタナドゥイ(種子取祭)も、

10月29日のトゥルッキの儀式をもってはじまりました。

 

旧暦9月~10月の巡りくる甲申(きのえさる)の日から

タナドゥイがはじまるとされており、

「トゥルッキ」とは“がんじがらめ”の意味があります。

種子取祭の配役を決定する日でもあり、

これは、奉納の演者ばかりでなく、

裏方も全てタナドゥイに「縛られ」ます。

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玻座間村のトゥルッキ(玻座間民俗芸能保存会・於:國吉屋)

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仲筋村のトゥルッキ(仲筋民俗芸能保存会・於:生盛屋)

 

今年のタナドゥイは、11月6日の支払議会までの9日間にわたり

執り行われます。

(ta)

2016年10月16日

平成28年度 竹富島の種子取祭

平成28年度 竹富島 種子取祭の日程

・9月8日 (旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
竹富島にニライカナイの国から神々によって、
種もみがもたらされる神事が行われる。

・9月14日 (つちのと ゐ) シチマツリ (節祭)
古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
古来より、
節祭から49日目の「つちのえね」の日を祭日とする種子取祭に入るとされている。
本年は、11月2日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

1.10月29日 (きのえ さる)種子取祭初日
初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)
の前で無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願する

2.10月30,31日,11月1日
種子取祭の諸準備。狂言、舞踊の稽古に充てる

3.11月2日 (つちのえ ね)
神司はそれぞれの御嶽にてタナドゥイのウッカイ(ご案内)を行ったのち
公民館役員と合流して玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、根原家などを廻り
種子取祭の願いを行なう。
男生産人(18歳~69歳迄)は、
早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

4.11月3日 (つちのと うし)
ンガソージといって、前日に蒔かれた種子がしっかりと土につくように、
精進を尽くす日とされる。
家主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いて
イイヤチ戴みの儀式などもある。
また、この日はフクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
夜には公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
ブドゥイドゥン・狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。
(午後6時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5.11月4日 (かのえ とら)

バルヒル願いの日、奉納芸能初日
● 早朝
 彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願
 玻座間御嶽では神司たちの祈願
 その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
 場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
● 仲筋地区の主事宅へ参詣
● 世持御嶽へもどる
● 庭の芸能を奉納
 棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、
 腕棒、馬乗者の順で行われる。
● 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。その順序は、
 玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
 曽我兄弟で初日の芸能は終了
● イバン(九年母)戴みの儀式がある。
 それから世乞い(ユークイ)が始まる。
 ユークイは、種子取祭を統一した根原金殿をまつる根原屋から始まり、
 その後三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。
・東集落 宇根屋、與那国屋、神司家、顧問家、各家を回り最後は宇根屋。
・西集落 神司家、玻座間長者家、顧問家、公民館長家、各家を回り最後は有田屋。
・仲筋村 神司家、仲筋長者家、各家を回り最後は顧問家。
● 石垣行臨時船便あり(予定)

6.11月5日 (かのと う)

ムイムイの願いの日、奉納芸能二日目
● 早朝
 3集落のユークイの一団は、根原家で一つになってユークイ留めを行なう。
● 世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
 二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
 それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納され、
 前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
 その後、玻座間村東地区の主事宅へ参詣の儀式を執り行い、
 世持御嶽へもどる。
● 庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
● 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
 別途奉納芸能演目がある。
 仲筋村長者、弥勒、シドゥリャニ、種子蒔狂言、天人狂言
 などがあり、最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。
● 芸能の奉納はすべて終了
● 石垣行臨時船便あり(予定)
● 種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.11月6日 (みずのえ たつ)
  男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。
● 午前 竹富公民館で公民館役員・有志と3郷友会幹部との懇談会。
● 午後 支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   
8.11月7日 (みずのと み)
  種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

2016年9月17日

「なごみの塔」登降禁止についてのお知らせ

台風16号の影響も収まりつつある竹富島。
ブログをご覧のみなさまに、
大変残念なお知らせをしなければなりません。

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1953(昭和28)年に、
竹富島西集落(いんのた村)の放送台として村を挙げて建立した「なごみの塔」。
竹富島の景勝地として、竹富島のまちなみのシンボルとして
多くの皆様方に愛されていましたが、本日付で登降禁止とし封鎖いたしました。

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なごみの塔は、
竹富島西集落の自治組織、いんのた会で管理しておりますが、
9月14日に行われた月例会において、
塔の老朽化で安全が確保できかねる状況のなか、
塔の上に5~6名も登って写真を撮るなどの
来島者のマナーの悪さがここ数年来目立つことから、
安全面を最優先とし、登降を禁止することを決定いたしました。

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なごみの塔は、国の登録有形文化財に指定されているため
安易な補強や修繕はできません。
そのため、修復をはじめ、ふたたび登降できるようにすることなどの
話し合いはこれからで、まだ未定です。

現状を関係各所にお知らせし、ご理解をいただきたいと存じます。

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2016年9月6日

平成28年結願祭と世迎いについて

今年の結願祭(キツガン)は9月7,8日、世迎い(ユーンカイ)は8日に執り行われます。

一年間の願いを解く願解きの祭である結願祭は、
明治8年、当時の役人であった知念与人によってはじめられたと
伝えられています。
旧暦8月第一“みずのえ”“みずのと”の日を願日と定め、
2日間にわたって執り行われる神事についてご紹介しましょう。
初日は、
清明御嶽(玻座間御嶽神司・仲筋御嶽神司)
幸本御嶽(幸本御嶽神司・花城御嶽神司)
西塘御嶽(久間原御嶽神司・波利若御嶽神司)の3御嶽に、
夜籠りし、香の灯を絶やさぬようにします。
結願祭では、
同じように神司が夜籠りする四月大祭・西塘ばんはじり・九月大祭とは異なり、
有志の夕刻の参拝はありません。

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2011年結願 幸本御嶽にて

二日目早朝より、
竹富公民館執行部ならびに島の長老、役職経験者からなる有志一行は、
以下の拝所を参拝し、竹富公民館では全部で23の供物を用意します。

01 彌勒奉安殿 (1供物・與那國屋当主・大山屋当主・執行部・有志)
02 玻座間御嶽 (1供物)
03 世持御嶽  (2供物)
04 仲筋御嶽  (1供物)
05 幸本御嶽  (2供物)
06 国仲御嶽  (1供物)
07 久間原御嶽 (1供物)
08 花城御嶽  (1供物)
09 波利若御嶽 (1供物)
10 西塘御嶽  (2供物)
11 清明御嶽  (2供物 有志の参拝終了)
12 美崎御嶽  (1供物・玻座間御嶽・波利若御嶽神司)
13 親泊御嶽  (1供物・玻座間御嶽・波利若御嶽神司)
14 ニーラン  (2供物・仲筋御嶽・幸本御嶽神司)
15 東美御嶽  (1供物・久間原御嶽・花城御嶽神司)
16 西美崎御嶽 (1供物・生盛屋当主)
17 真知御嶽  (1供物・執行部・久間原御嶽・花城御嶽神司)
18 根原屋   (1供物・執行部・玻座間御嶽・仲筋御嶽・波利若御嶽神司)
19 清明御嶽  (執行部・神司合流)

19の参拝が終了したのち、
8日は旧暦の8月8日にあたるため、世迎いを執り行います。
ニライ・カナイ(八重山ではニーラスク・カネーラスクと云う)から訪れた
神々から穀物の種子を授かり、
八重山中に種子を配る儀式である世迎い。

竹富島の年間祭事行事は世迎いから始まると云えます。

今年の9月8日は、
1年の願いを解く「結願」、1年の始まりである「世迎い」が重なる一日となります。

昼過ぎにニーラン神石を参拝し、トンチャーを謡います。
その後、仲筋村に入りガーリ、幸本御嶽東の小底場に上がり参拝し、
玻座間村に入りガーリ、西塘御嶽前でガーリを行い、
世迎いの儀式を終了します。

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2011年、結願と世迎いが同日に執り行われた際のニーランでの参拝。

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昼過ぎに執り行われる世迎いは滅多にありません。
結願と世迎いが重なった2011年は、ニーランに大勢の見学者が訪れていました。

世迎いを執り終えたのち、清明御嶽にて奉納芸能が執り行われます。
今年も幕舎がスムーズに組み立てられるよう整備が進められ、
今年度は東集落の踊り幕が提供され、奉納に彩りを添えます。

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今年も結願のジーキョンギン(例狂言)である
始番、芋堀狂言、
3集落から各2点の合計8点の芸能が奉納されます。

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芋掘狂言 (2011年)

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2016年8月25日

綿花の栽培

昨晩、綿花の栽培が順調だとの耳寄りの情報を得て、
島の若者が耕している畑と足を運びました。

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小ぢんまりではあるものの、
確かに手が加えられている畑には、
いくつもの綿花の実が弾け、
木綿の原料となるワタをいくつも見ることができました。

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観光が主産業となった竹富島。
訪れる人々は一様に、
「美しい自然を有する竹富島」と仰っていただきますが、
実は、その多くが耕作放棄地と化してしまった島の大地。
訪れる人々を迎え入れることによって、
先人が耕し続けた大地と触れ合う時間が失われています。
こうしたなか、
先日、粟の収穫をご紹介しましたが、
少しづつ、土地と向き合う世代が現れたことを嬉しく思います。

これらの綿花が木綿糸となり、
竹富ミンサーの技術が継承され、
より多くの人々の手にミンサー織を渡すことができたら、
その嬉しさは計り知れないものでしょう。

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