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~ 竹富島ウェブログ ~

 

2018年4月8日

ニーブが完成しました!

竹富島民具づくり教室(講師:松竹昇助さん)が中心となって
3月1日より製作を開始した、
ニーブ(ムシロ・ニクブク)が本日完成しました。

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竹富島民具づくり教室によるニーブの製作は今回で3枚目にあたり、
1枚目は喜宝院蒐集館へ寄贈、
2枚目はゆがふ館ゆんたくコーナーで子どもたちのために利用されています。
新しく製作したニーブは、先代の役割を引き継ぎゆがふ館に置かれます。
2枚目のニーブは、製作技術が絶えつつある沖縄本島の博物館への寄贈を検討しています。

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完成前に今回製作に携わったメンバーに、あらためて編み方をレクチャーをします。

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前回同様、ゆがふ館正門まで運び、みんなで座って記念撮影です。

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3月のゆがふ館には、
島の若い女性たちが毎日ひっきりなしに訪れました。
ニーブはひとりでしか編めないため、
誰かが編んでいるときは、民具づくりに励んだり、
時間をずらして来館したりと、とても楽しそうでした。
ひとつのモノを共同で作りあげる喜びは、
3月17日に島を挙げて完成させたフナヤと同じです。

製作に携わったみなさま、本当におめでとうございます。

(ta)

2018年3月18日

竹富町竹富島重要伝統的建造物群保存地区選定30周年記念事業

昨日は、竹富島のまちなみ保存選定30周年を記念して、
フナヤが再建され、ゆがふ館の前庭にて盛大に祝賀会を挙行いたしました。

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1997年のまちなみ保存選定10周年で復元されたフナヤでしたが、
火災で焼失し、現在ではその跡が残っていました。
こうしたことから、
竹富島では、まちなみ保存の節目に必ずフナヤ再建が話題となっています。
フナヤの再建は、竹富島のまちなみ保存のシンボル的存在と表現してもいいでしょう。

選定30周年である2017年度を迎えると、
竹富公民館ではただちにフナヤの再建を記念事業として竹富町へ協力を要請し、
この度のフナヤ再建事業には
竹富町教育委員会の職員も協力に足を運んでくれました。
また、石垣島在住の竹富郷友会員も大勢参加し、
島民とともに、フナヤの材料調達や管理、さらには建築技術の継承
といった観点も踏まえながら作業に取り組みます。

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竹富ぶなる会(婦人会)の有志より、慣例にならい10時にはンーヌクジ、
15時にはソーメンビットゥルのお茶請けが提供されました。

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祝賀会の準備も作業と同時に進行し、その準備には余念がありません。

完成後は祝賀会を開催し、
竹富町教育委員会 仲田森和教育長より乾杯のご発声をいただき、
事業の成功を祝いました。

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まちなみ保存選定30周年記念祝賀会は19時に終了し、
石垣島からご協力いただいた皆さまにはチャーター船を手配しています。

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ブガリノーシ(お疲れさま会)は遅くまで続き、皆で再建を祝いました。

(ta)

2018年1月13日

機織機のミンサー

新年に入り、
ゆがふ館のスタッフに変化がありました。
昨年末に引退されたおばぁガイドに代わって
おばぁガイドの経験者が復職されました。

「八重山ミンサー」の国の伝統工芸士でもある、
おばぁガイドにお願いし、しばらく止めている
機織機に乗っているミンサーの修繕を進めてもらっています。

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数年前から止まっていた機の音も、
やがて聞こえるようになります。

ゆがふ館の展示物を超えて、
多くの来館者を惹きつける“音”と機を織るおばぁガイドの姿。
その姿が見れるまで、今しばらくお待ちくださいませ。

(ta)

2018年1月1日

平成30年 新年あけましておめでとうございます。

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新年あけましておめでとうございます。
平成30年、本年もよろしくお願い申し上げます。

今年度は、
竹富島が重要伝統的建造物群保存地区に選定されて
30周年の節目の年。
竹富町教育委員会ならびに竹富公民館では、
ゆがふ館前のさんばし通りに面したフナヤーの復元を計画しています。

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ゆがふ館周辺が、
懐かしくなるような景観に変わります。
こちらも、楽しみにお待ちくださいませ。

(ta)

2017年10月13日

こどもたちの草玩具作品展

草玩具作品展

10月10日より、
ゆがふ館では、竹富小学校の子どもたちが制作した
草玩具展を開催しています。

毎年、竹富町立竹富小学校では、
島の自然や知恵を身近に感じてもらう事を目的とする
「ふれあい集会」を開催し、
島のおじい、おばぁと子どもたちが
島の素材を使った昔の遊びや玩具・民具作りを通して交流を図ります。

今年のふれあい集会は9月29日(金)に行われ、
竹富島のおじい、おばあが講師となり、
作り方を教えながら一緒になって作りました。
制作したのは、ソテツの葉で作る虫かごやマンダラ―(風車)
腕輪・お手玉・葉っぱのトンボなどで、
作り方を教わりながら島の人と交流ができる素敵な集会です。

みなさま是非、島の子どもたちの活動と学習の成果をご覧ください。

会 期:10月10日(火)~10月23日(月)
会 場:竹富島ゆがふ館 ゆんたくコーナー

2017年10月1日

平成29年度 竹富島 種子取祭の日程

平成29年度 竹富島 種子取祭の日程

・ 9月9日 (つちのと ゐ) シチマツリ (節祭)
古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を
祭日とする種子取祭に入るとされている。
本年は、10月28日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

・ 9月27日 (旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
竹富島にニライカナイから訪れた神々によって、
種籾がもたらされる神事が行われる。

1. 10月24日 (きのえ さる)種子取祭初日
初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)の前で
無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願する

2. 10月25,26日,27日
種子取祭の諸準備。狂言、舞踊の稽古に充てる

3. 10月28日 (つちのえ ね)
神司はそれぞれの御嶽にてタナドゥイのウッカイ(ご案内)を行ったのち
公民館役員と合流して
玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。
男生産人(18歳~69歳迄)は、
早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。  

4. 10月29日 (つちのと うし)
ンガソージといって、前日に蒔かれた種子がしっかりと土につくように、
精進を尽くす日とされる。
家主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いて
イイヤチ戴みの儀式などもある。
また、この日はフクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
夜には公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
ブドゥイドゥン・キョンギンドゥンを訪ねて挨拶し激励する。

(午後6時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 10月30日 (かのえ とら)
バルヒル願いの日、奉納芸能初日
● 早朝
 彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願
 玻座間御嶽では神司たちの祈願
 その後、
 両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
 場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
● 仲筋村の主事宅へ参詣
● 世持御嶽へもどる
● 庭の芸能を奉納
 棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、腕棒、
 馬乗者の順で行われる。
● 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
 その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
 曽我兄弟で初日の芸能は終了
● イバン(九年母)戴みの儀式がある
 それから世乞い(ユークイ)が始まる。
 ユークイは、種子取祭を統一した根原金殿をまつる根原屋から始まり、
 その後三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。
・東集落 宇根屋、與那国屋、内盛屋、顧問家、各家を回り最後は宇根屋。
・西集落 赤山屋、上盛屋、国吉屋、顧問家、公民館長家、
     各家を回り最後は有田屋。
・仲筋村 島仲屋、生盛屋、各家を回り最後は顧問家。

● 未定(石垣への船の臨時便あり)

6.10月31日 (かのと う)
 早朝、三集落のユークイの一団は、
 根原屋で一つになってユークイ留めを行なう。
● 世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
 二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
 それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納され、
 前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
その後、玻座間村西集落の主事宅へ参詣の儀式。
 その後世持御嶽へもどる。
● 庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
● 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
 別途奉納芸能演目がある。
 仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言などがあり、
 最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。
● 芸能の奉納はすべて終了
● 石垣行臨時船便あり。
 種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.11月1日 (みずのえ たつ)
  男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。

● 午前 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
● 午後 支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   
8.11月2日 (みずのと み)
 種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

2017年9月8日

平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会定例会の開催

竹富島ゆがふ館は、
環境省、沖縄県、竹富町、竹富町教育委員会、
地縁団体法人竹富公民館、Npoたきどぅん、㈲竹富島交通、竹富民宿組合
の8団体で構成される
西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター運営協議会
で運営されています。

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昨晩は、
平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会の定例会を開催いたしました。
昨年度の事業報告、決算報告
今年度(平成29年度)の事業計画、予算案を審議しました。

今年度も昨年度同様、適切なビジターセンターの運営に務めてまいります。

2017年8月28日

旧暦7月7日の昼下がり

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平成29年の8月もやがて終わり。
子どもたちは、
新学期に向けて宿題や夏休みにやり残したことに夢中かと思います。

竹富島の子どもたちは、9月1日に開催される
「第40回テードゥンムニ大会」に向けてテードゥンムニの稽古に励みます。
子どもたちは、
ゆがふ館に勤務するおばぁたちにテードゥンムニを習いに来館しています。

旧暦7月7日、
旧盆の1週間にあたるナンカショーロの昼下がりです。

(ta)

2017年8月4日

竹富島の豊年祭 2日目

平成29年8月3日・4日、旧暦6月の2回目の「みずのえ」「みずのと」の2日間、
竹富島では豊年祭が盛大に執り行われました。
収穫成就の感謝祭である「豊年祭」の呼称は八重山の島々によって異なり、
石垣島ではプール、西表島祖納集落ではプリといいますが、
竹富島では「プイ」といい、初日をオンプイ、二日目をトゥヌイプイといいます。

初日のオンプイは、
竹富島の島立て神々であるムーヤマ(六山)の御嶽に氏子が集い、
1年間の健やかな暮らしへの感謝と、自然からの恵みを授かった御礼をします。

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竹富島の祭主である竹富公民館執行部は、
早朝より国仲御嶽・清明御嶽・西塘御嶽を参拝したのち、
有志とともにムーヤマの神々の御嶽を参拝し、
氏子たちは一行を歓待します。これを島では、「参詣」と呼んでいます。

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二日目のトゥヌイプイは、恵みへの感謝とあわせ、
1年間の豊穣を祈願するユーニンガイ(世願い)の儀式、
ニーラン神石と竹富島最高の聖地と言われるクックバー(小底場)を参拝します。
二日目のトゥヌイプイでは、
神司の神衣装はバショウで織ったバシャシンを身にまといます。
バシャシンの神衣装は、ユーンカイ(世迎い)とタナドゥイ(種子取祭)、
そして、トゥヌイプイの年に3回のみです。

竹富公民館執行部と神司の一行は、
早朝のニーラン神石の参拝のあと、仲筋村の住民から歓待を受けます。
その後、クックバーへと上り、
参拝を終えたのち玻座間村の住民とともにガーリを行い、
西塘御嶽の前であらためてガーリを行ないます。

一休みしたのち、
一行は真知御嶽と清明御嶽を参拝したのち、トゥヌイプイは終了します。

(ta)

2017年8月3日

竹富島の豊年祭 1日目

今日明日と、竹富島では豊年祭がおこなわれています。

竹富島の豊年祭は氏子が中心となる祭事で、豊年の感謝の祈りを捧げます。
ニライカナイから頂いた種子が、豊かな実りをもたらし
作物の収穫を無事終えたことに感謝します。

豊年祭では「シュナイ」というお供え物があり、前日に準備をします。
「シュナイ」は、海の物・畑の物・山(森)の物を材料にし、
味噌・白ごま・ニンニクを基本とし和え、それに塩・砂糖・鰹節などを使い調味します。
基本の料理方法は、
1 材料を切る
2 茹でる
3 水分を絞る
4 材料と調味料を和える

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↑パパイヤを茹で終わり、冷ましているところ

御嶽ごとに用意するシュナイは、使用する調味料の分量が少しずつ違い個性があります。
また、シュナイの材料には下記のような意味の願いが込められています。
・タプナ(長命草):長寿
・マミナ(もやし):若返り
・マンジュナイ(パパイヤ):子孫繁栄
・カーナ(海藻):健康

豊年祭2日間、ゆがふ館では平成16年制作の記録映像を上映していますので、
是非、ご来館いただき豊年祭の様子をご覧ください。


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