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~ 竹富島ブログ ~

 

2018年1月13日

機織機のミンサー

新年に入り、
ゆがふ館のスタッフに変化がありました。
昨年末に引退されたおばぁガイドに代わって
おばぁガイドの経験者が復職されました。

「八重山ミンサー」の国の伝統工芸士でもある、
おばぁガイドにお願いし、しばらく止めている
機織機に乗っているミンサーの修繕を進めてもらっています。

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数年前から止まっていた機の音も、
やがて聞こえるようになります。

ゆがふ館の展示物を超えて、
多くの来館者を惹きつける“音”と機を織るおばぁガイドの姿。
その姿が見れるまで、今しばらくお待ちくださいませ。

(ta)

2018年1月1日

平成30年 新年あけましておめでとうございます。

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新年あけましておめでとうございます。
平成30年、本年もよろしくお願い申し上げます。

今年度は、
竹富島が重要伝統的建造物群保存地区に選定されて
30周年の節目の年。
竹富町教育委員会ならびに竹富公民館では、
ゆがふ館前のさんばし通りに面したフナヤーの復元を計画しています。

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ゆがふ館周辺が、
懐かしくなるような景観に変わります。
こちらも、楽しみにお待ちくださいませ。

(ta)

2017年12月24日

鍛冶屋の願い

今日はクリスマスイブ。
八重山地方でも、クリスマスツリーがいくつも見られ
南の島のクリスマスを楽しんでいるようです。
その一方、旧暦でみると今日は11月7日。
全国的に旧暦の11月7日はふいご祭といわれ、
鉄器がもたらす恵みに感謝する一日でもあります。
(11月8日に行われる地域が多い)

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鍛冶屋御嶽での祈願。香炉は右から「風」「火」「水」。

本日、竹富島では
農作物の収穫を飛躍的に向上させた鉄器に感謝する
「鍛冶屋の願い」が執り行われました。

「鍛冶屋の願い」は、
終戦後の昭和24年、貧しい暮らしに追い打ちを掛けぬよう
祭事を整理し縮小しましたが、その廃止した祭祀に含まれていました。
しかし、「鉄でできたクワやヘラがあってこそ私たちは食べ物をいただける」
ということで、神司は願いを絶やさずに続けていました。
そこで竹富公民館は、
平成14年に「鍛冶屋の願い」を竹富公民館の祭祀として復活させ、
現在では公民館の祭事として執り行っています。

(ta)

2017年12月18日

温故知新

691123③竹富島桟橋へ

平成29年ものこり2週間となりました。
昨日は15度まで気温がさがった竹富島ですが、
師走の慌ただしさが寒さを和らげているかのようです。

今年の竹富島は、
まさに「温故知新」に相応しい一年を過ごしています。

竹富公民館の事業による、
「竹富島未来づくり実行委員会」ヘリテージマネージャー養成講座の開催や、
竹富青年会主催による「島習い学級」の開校。
島の大先輩方から様々な島の伝統文化を学ぼうという活動が
行なわれています。

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また、1986(昭和61)年に制定された
『竹富島憲章』の改定が承認され、
30年という年月を経て、
現在の暮らしに沿った文言に生まれ変わりました。
しかし、理念はそのまま踏襲し、
竹富島の羅針盤の役割はそのまま担っています。

「故きを温ね新しきを知る」
若い世代からのアプローチは、竹富島に活力を与えてくれています。

(ta)

2017年11月19日

冬支度

種子取祭も盛大に挙行し、ほっと一息つく竹富島。
昨日まで半袖で過ごせる気候でしたが、
全国的な冬将軍の到来で、竹富島もすっかり肌寒い一日となりそうです。

そんな一日の始まりに、
島の先輩から、「面白い鳥がいるので撮影しに来るように」との連絡があり、
牧場に足を運んだところ、カモのような中型の鳥が腐葉土の上で餌を啄んでいます。
確かに、竹富島では滅多にお目に掛かれない鳥です。
調べてみると、ツル目クイナ科のオオバンという鳥でした。

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残念ながら、上等な写真は取れませんでした・・。

「オオバン」
沖縄県内各地に留鳥として生息し、
方言名で「クミラー」と呼ばれるバンの近縁種であるが、
ひと回り大きく中型のカモとほぼ同大。
全体が黒く、特に額(額板)とくちばしが白いので
バンとの区別は容易である。
ほとんど水面で活動しているので、泳いでいる姿を見ることが多い。
県内には、冬季に渡来し、ダム湖や湖沼で越冬する。
【 参照:改訂版『沖縄の野鳥』- 沖縄野鳥研究会編 - 】

気がつけば、
アカショウビンの鳴き声も聞かれなくなり、
サシバの勇壮な姿も見なくなり、
北からは馴染みのない渡り鳥がやって来ています。

今日は、冬支度を始める一日でもありそうです。

(ta)

2017年10月27日

平成29年度種子取祭はじまる。

10月24日のトゥルッキの儀式より、
平成29年度の種子取祭がはじまりました。
配役も定まり、
それぞれの役を担う方々も、
30・31日の奉納芸能に向けて着々と準備を進めています。

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10月24日(甲申の日) 玻座間民俗芸能保存会のトゥルッキ(国吉屋)

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10月25日(乙酉の日) 奉納芸能の稽古(玻座間民俗芸能保存会)

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10月26日(丙戌の日) 奉納芸能の稽古(玻座間民俗芸能保存会)

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10月26日(丁亥の日) 奉納芸能の稽古(竹富小中学校教職員ならびに学校生徒)

ただ、大いに気になるのが台風22号(サオラー)の動向。
本日12時現在の予報によると、
八重山地方には明日(28日)の午後あたりに最接近しそうです。
明日は、奉納芸能の会場となる世持御嶽に幕舎を張る「幕舎張り」の日。
また、種子取祭で最も重要な「祈願」の日にあたります。

どのような形で奉納の二日間を迎えるにせよ、
タナドゥイを迎えようとする島民の心構えには変化はありません。
台風は足早に過ぎ去っていただき、
世持御嶽の神前にて、
手の誤り、台詞の誤りのないように、
心穏やかに芸能を奉納できますように。

(ta)

2017年10月13日

こどもたちの草玩具作品展

草玩具作品展

10月10日より、
ゆがふ館では、竹富小学校の子どもたちが制作した
草玩具展を開催しています。

毎年、竹富町立竹富小学校では、
島の自然や知恵を身近に感じてもらう事を目的とする
「ふれあい集会」を開催し、
島のおじい、おばぁと子どもたちが
島の素材を使った昔の遊びや玩具・民具作りを通して交流を図ります。

今年のふれあい集会は9月29日(金)に行われ、
竹富島のおじい、おばあが講師となり、
作り方を教えながら一緒になって作りました。
制作したのは、ソテツの葉で作る虫かごやマンダラ―(風車)
腕輪・お手玉・葉っぱのトンボなどで、
作り方を教わりながら島の人と交流ができる素敵な集会です。

みなさま是非、島の子どもたちの活動と学習の成果をご覧ください。

会 期:10月10日(火)~10月23日(月)
会 場:竹富島ゆがふ館 ゆんたくコーナー

2017年10月1日

平成29年度 竹富島 種子取祭の日程

平成29年度 竹富島 種子取祭の日程

・ 9月9日 (つちのと ゐ) シチマツリ (節祭)
古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を
祭日とする種子取祭に入るとされている。
本年は、10月28日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

・ 9月27日 (旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
竹富島にニライカナイから訪れた神々によって、
種籾がもたらされる神事が行われる。

1. 10月24日 (きのえ さる)種子取祭初日
初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)の前で
無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願する

2. 10月25,26日,27日
種子取祭の諸準備。狂言、舞踊の稽古に充てる

3. 10月28日 (つちのえ ね)
神司はそれぞれの御嶽にてタナドゥイのウッカイ(ご案内)を行ったのち
公民館役員と合流して
玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。
男生産人(18歳~69歳迄)は、
早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。  

4. 10月29日 (つちのと うし)
ンガソージといって、前日に蒔かれた種子がしっかりと土につくように、
精進を尽くす日とされる。
家主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いて
イイヤチ戴みの儀式などもある。
また、この日はフクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
夜には公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
ブドゥイドゥン・キョンギンドゥンを訪ねて挨拶し激励する。

(午後6時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 10月30日 (かのえ とら)
バルヒル願いの日、奉納芸能初日
● 早朝
 彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願
 玻座間御嶽では神司たちの祈願
 その後、
 両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
 場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
● 仲筋村の主事宅へ参詣
● 世持御嶽へもどる
● 庭の芸能を奉納
 棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、腕棒、
 馬乗者の順で行われる。
● 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
 その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
 曽我兄弟で初日の芸能は終了
● イバン(九年母)戴みの儀式がある
 それから世乞い(ユークイ)が始まる。
 ユークイは、種子取祭を統一した根原金殿をまつる根原屋から始まり、
 その後三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。
・東集落 宇根屋、與那国屋、内盛屋、顧問家、各家を回り最後は宇根屋。
・西集落 赤山屋、上盛屋、国吉屋、顧問家、公民館長家、
     各家を回り最後は有田屋。
・仲筋村 島仲屋、生盛屋、各家を回り最後は顧問家。

● 未定(石垣への船の臨時便あり)

6.10月31日 (かのと う)
 早朝、三集落のユークイの一団は、
 根原屋で一つになってユークイ留めを行なう。
● 世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
 二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
 それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納され、
 前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
その後、玻座間村西集落の主事宅へ参詣の儀式。
 その後世持御嶽へもどる。
● 庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
● 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
 別途奉納芸能演目がある。
 仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言などがあり、
 最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。
● 芸能の奉納はすべて終了
● 石垣行臨時船便あり。
 種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.11月1日 (みずのえ たつ)
  男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。

● 午前 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
● 午後 支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   
8.11月2日 (みずのと み)
 種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

2017年9月27日

ユーンカイ(世迎い)

9月27日は旧暦の8月8日にあたります。
波、風も穏やかで、
海面の日差しの照り返しが神々しさを感じさせる一日となりました。
竹富島では、ユーンカイの神事が執り行われました。
西海岸のニーラン神石に、
ニーラスク・カネーラスクから訪れる神々が
たくさんの種子籾を携えて竹富島に渡来します。

午前7時、竹富公民館執行部と神司はまちなみ館を出発し
ニーラン石の神前にて、
新たな世を迎える準備をします。

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神司は黄金色の装束を身にまとい、
ユーンカイが竹富島において重要な神事であることを示しています。
しかし、捧げる供物は3結の香とお酒とマーシュウサイ(真塩)。
そこからは、ユーンカイの儀式が古くから執り行われていたことを想像させます。
そして、神前にて「トンチャー」を謡います。

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ニーランでの参拝を終えると、
竹富公民館一行は仲筋村で盛大な迎えを受け、
幸本御嶽と繋がりが深い竹富島で最高の聖地と云われるクックバーへのぼります。
その後、仲筋井戸前で玻座間村の島民から盛大な迎えを受け、
西塘御嶽前でガーリを行い、
10時頃にはユーンカイの儀式は終了します。

(ta)

2017年9月8日

平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会定例会の開催

竹富島ゆがふ館は、
環境省、沖縄県、竹富町、竹富町教育委員会、
地縁団体法人竹富公民館、Npoたきどぅん、㈲竹富島交通、竹富民宿組合
の8団体で構成される
西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター運営協議会
で運営されています。

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昨晩は、
平成28年度竹富島ビジターセンター運営協議会の定例会を開催いたしました。
昨年度の事業報告、決算報告
今年度(平成29年度)の事業計画、予算案を審議しました。

今年度も昨年度同様、適切なビジターセンターの運営に務めてまいります。


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