.

過去のブログはこちら


~ 竹富島ブログ ~

 

2017年2月20日

サンゴ礁保全の取り組み(石西礁湖自然再生協議会)

昨日は、

石垣島の八重山商工高校にて第20回石西礁湖自然再生協議会が開催されました。

 

DSC_0088

 

石西礁湖自然再生協議会とは

 

我が国を代表するサンゴ礁生態系である石西礁湖は、

漁業や観光など地域経済を支える存在であり、

多くの人が活動する場となっています。

その石西礁湖が、赤土流出などの陸域からの環境負荷、高水温等による白化、

オニヒトデの大量発生等により、撹乱を受け、大きく衰退していることから、

「かつてのすばらしい石西礁湖のサンゴ礁を取り戻したい」、

「もっと美しい海を見てみたい」、

「サンゴとともに生きる地域をつくりたい」

という熱い思いを持った、

地元住民、市民団体、漁業や観光関係の団体、研究者、行政機関など多様な主体が集まり、

石西礁湖自然再生協議会が平成18年2月に発足しました。

協議会では、まず、石西礁湖の自然再生に向け、どのような目標に向かって進むべきか、どのような活動をすべきか、

それぞれの構成員ができることは何か、などについて議論を行い、平成19年9月に「石西礁湖自然再生全体構想」をまとめました。

現在は、全体構想に基づき、目標実現に向けた活動の実施について意見交換を行っています。

 

http://sekiseisyouko.com/szn/entry/aboutszn.html

 

20回目を迎えた石西礁湖自然再生協議会では、

昨年(2016年)の大規模な白化について、環境省が実施した数値結果の報告がありました。

昨年は、6月から9月にかけて30℃を超える高海水温の状況が続きました。

その結果、

7月下旬から8月中旬までのサンゴの被度は(海底面をサンゴが覆う割合のこと)29%、白化率89.6%、死亡率5.4%でした。

通年は、台風来襲による海水温の低下があるのですが、

昨年は台風の通過が僅かで、海水の撹拌が少なく、海水温の低下が大幅に遅れました。

9月下旬から10月上旬の数値はさらに悪化し、被度20%、白化率97.1%、死亡率56.7%。

その後、気温の低下に伴いサンゴの若干の回復が見られたものの、

11月下旬から12月下旬での調査は、被度12%、白化率91.4%、死亡率が70.1%との数値が出ております。

 

sango

昨年7月の竹富東沖でのサンゴの白化(写真提供:Akira Uesedo)

 

いわば、陸地であれば森の7割が消失したといえる大規模なサンゴ白化。

 

地球温暖化の進行や天候不順は人為的に防ぐことができません。

研究者や有識者、業界団体で構成される石西礁湖自然再生協議会では、

大規模なサンゴの白化現象を受け、どのような対策が考えられるか意見交換が行われました。

サンゴがストレスを溜める要因となっているバクテリアや

赤土に生息するバクテリアなどの研究ならびに対策を進めたり、

サンゴに付着する藻類を食べる魚類の漁獲を制限するなどの意見がありました。

石西礁湖自然再生協議会では、

地域と連携してサンゴ礁の再生に向けての取り組みや、

重要性を普及啓発する活動を進めています。

(ta)

2017年2月15日

なごみの塔の修復へ向けて

昨年9月17日に登降できないように閉鎖している、

国の登録有形文化財に指定されているなごみの塔。

修復へ向けて、文化庁・沖縄県・竹富町の文化財担当の皆さまと、

なごみの塔を管理するいんのた会(西集落)の会長と

現地で意見交換を行ないました。

nagomi02

nagomi01

 

モルタルが剥離しているだけでなく、

中の鉄骨が腐食し膨張している現在の状況ですが、

まずはこの問題解決の第一歩となることを切に願います。

 

(ta)

 

 

2017年1月3日

新年・成人合同祝賀会

昨晩の竹富島は、毎年恒例の

竹富ぶなる会、竹富青年会共催による

「平成29年新年・成人合同祝賀会」が竹富島まちなみ館にて開催されました。

今年の新成人は3名。

3名とも小さな頃から可愛がっていたこともあり、

元気な姿で竹富島で新成人を迎えたことを大変嬉しく思いました。

godou01

式典のあとは、 ぶなる会長と青年会長による「かぎやで風」が披露され、
3集落からの提供される数々の余興によって会場は華やぎます。
godou02

「かぎやで風」

godou03
「そうじかち」西集落
godou04
「やりく節」仲筋集落
godou05
「めでたい節」東集落

godou06
「正月口説」竹富青年会

 

godou07

恒例の万歳三唱には、3成人の明るい未来と、

今年の竹富島を楽しくして行こうとする意気込みが感じられました。

 

(ta)

 

 

 

2017年1月2日

平成29年 明けましておめでとうございます。

平成29年、丁酉の年を迎えました。

ブログをご覧のみなさま、新年あけましておめでとうございます。

今年(2017年)は、竹富島にとって大きな節目の年といえます。

竹富島民の自治組織である、地縁団体法人竹富公民館の前身ともいえる、

「近代竹富島の父」とも称えられる上間廣起先生を中心として組織した

竹富同志会が組織されて100年を迎えます。(1917年結成)

また、昨年(2016年)は、竹富島憲章制定30周年でしたが、

(竹富島憲章についてはコチラ⇓)

http://www.taketomijima.jp/blog/archives/001063.html

今年は、「竹富島のまちなみ」が、

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されて30周年を迎えます。

(1987年4月28日選定)

 

それぞれの節目を迎える竹富島です。

本年も、竹富島ともども、

竹富島ゆがふ館をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2016年12月31日

平成28年(2016)の年の瀬

 

1205%e3%82%aa%e3%82%aa%e3%82%b4%e3%83%9e%e3%83%80%e3%83%a901

本年も竹富島ゆがふ館のブログをご覧いただき、
まことに有難うございました。
悲喜こもごもの平成28年でしたが、
新たに訪れる平成29年は、
今年以上に良いことがあることを願います。
また、
来年はもっと投稿を増やし、
引き続き“旬”の竹富島の情報をお伝えいたします。

また来年も、
竹富島とともに、
竹富島ゆがふ館もよろしくお願い申し上げます。

西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター
竹富島ゆがふ館
スタッフ一同

2016年12月5日

鍛冶屋ぬ願い

旧暦の11月7日にあたる本日(5日)、
竹富島では「鍛冶屋ぬ願い」が執り行われました。

この神事は、各地で行われる“鍛冶屋のふいご祭り”
と同様で、農作物の収穫を飛躍的に向上させた鉄器に対し、
畏敬の念を持ち、感謝する祭です。

昭和24(1949)年に竹富公民館祭事から外れていましたが、
平成15(2003)年に正式に竹富公民館祭事として復活しました。

1205kajiya01

鍛治に不可欠な3つの神を祀る香炉
右から火の神、風(ふいご)の神、水の神

(ta)

2016年11月23日

ふれあい集会

現在ゆがふ館では、竹富小学校の生徒が制作した草玩具類を展示しています。

この作品は、竹富小学校が毎年行なう「ふれあい集会」で制作したものです。
「ふれあい集会」は地域学習の一環で行なう授業で、
島の素材を使った昔の遊びや玩具・民具作りを通し、
島の自然を身近に感じ竹富島の知恵やうつぐみの心を理解するのが目的だそうです。

今年のふれあい集会は9月23日(金)に行われ、
竹富島の老人クラブを中心に島民が講師となり、
作り方を教えながら一緒になって作りました。
制作したのは、草笛・竹の独楽・竹トンボ・ソテツの葉で作る虫かごや
マンダラ―(風車)・腕輪・お手玉・葉っぱのトンボなどで、
作り方を教わりながら島の人と交流ができる素敵な集会です。

みなさま是非、島の子どもたちの活動と学習の成果をご覧ください。

会 期:11月22日(火)~2017年1月9日(祝)
会 場:竹富島ゆがふ館 ゆんたくコーナー

2016年11月7日

平成28年度種子取祭

10月29日のトゥルッキの儀式からはじまった今年のタナドゥイ(種子取祭)も、
昨日の支払議会をもって執り終えました。
4・5日に執り行われた奉納芸能の2日間は、大勢の来島者が世持御嶽に足を運び、
約70点にもおよぶ芸能を堪能されたことかと思います。
今回のブログでは、今年のタナドゥイの奉納芸能の2日間をご紹介します。

 

11月4日 サチブドゥイ

 

00

 

01
ミルク興し

02
拝殿前でのガーリ

03
玻座間ホンジャー

04
ミルク(玻座間民俗芸能保存会)

05
鍛冶工狂言(玻座間民俗芸能保存会)

06
ササラ銭太鼓(いんのた会)

07
元タラクジ(いんのた会)

08
祝種子取節(いんのた会)

09
竹富口説(いんのた会)

10
しきた盆(あいのた会)

12
ボーイズ(玻座間民俗芸能保存会)

13
真栄節(あいのた会)

14
安里屋(あいのた会)

11月5日 アトゥブドゥイ

18
早朝のシドゥリャニ(仲筋民俗芸能保存会)

21
種子蒔(仲筋民俗芸能保存会)

22
仲良田(仲筋村)

23
加那よー(東京竹富郷友会)

24
扇子舞(仲筋村)

25
仲筋ぬヌベー(仲筋村)

27
父子忠臣(仲筋民俗芸能保存会)

28
畑屋の願い(仲筋民俗芸能保存会)

29
する掬い(仲筋民俗芸能保存会)

30
サングルロ(仲筋村)

31
鬼捕り(仲筋民俗芸能保存会)

32
竹富公民館長のあいさつ

(ta)

2016年10月30日

種子取祭初日 トゥルッキ

いよいよ平成28年度のタナドゥイ(種子取祭)も、

10月29日のトゥルッキの儀式をもってはじまりました。

 

旧暦9月~10月の巡りくる甲申(きのえさる)の日から

タナドゥイがはじまるとされており、

「トゥルッキ」とは“がんじがらめ”の意味があります。

種子取祭の配役を決定する日でもあり、

これは、奉納の演者ばかりでなく、

裏方も全てタナドゥイに「縛られ」ます。

hazama01

玻座間村のトゥルッキ(玻座間民俗芸能保存会・於:國吉屋)

narhji01

仲筋村のトゥルッキ(仲筋民俗芸能保存会・於:生盛屋)

 

今年のタナドゥイは、11月6日の支払議会までの9日間にわたり

執り行われます。

(ta)

2016年10月18日

意外なヤモリ

dsc_0281

 

「ヤモリは家に居るもの」のイメージがありますが、

今日は、意外なところでヤモリの姿を見かけました。

ゆがふ館に自生する

ボタンボウフウ(長命草・タプナ)の花に群がる虫たちの

「ハンター」としてのヤモリです。

(ta)


竹富島ゆがふ館 all right reserved..
(当サイト内に記載された文章・写真などの画像の無断転載を禁じます)