October 31, 2012

テードゥンシアター再開!

9月末に八重山を襲った台風17号の影響によって
故障していたプロジェクターが修理から戻り、
昨日からテードゥンシアターの運用を再開しました!

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よく見ると、
スクリーンの右側と下部には字幕が挿入されています。

これは、
以前から外国人来島者への便宜を図るために
検討されていた映像の多言語化も併せて実施されました。

右側には中国繁体語、
下部には英語の字幕です。

字幕は
「オーリトーリ タキドゥン」(約7分)
「うつぐみの島(ショートVer.)」(約20分)
の2巻。

これで、
遠方から訪れる諸外国のみなさまにも、
もっともっと深く竹富島を
満喫していただけると思います。

(ta)

投稿者 takidun : 03:47 PM

October 27, 2012

長命草(タプナ)の花

シロバナセンダンソウとともに、
竹富島の昆虫類の食糧庫となっているのが、
長命草(タプナ)の花。

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小さな花弁をつけるタプナの花には、
ミツバチやチョウばかりでなく、ギンバエやアリも群がります。

タプナは、
虫たちだけではなく、
私たちにとっても大切な植物。

タプナの葉は、
神行事の供物として神前に捧げられる、
島の暮らしにも欠かすことができない植物です。

(ta)

投稿者 takidun : 08:42 AM

October 26, 2012

九月大祭 (九月大願い)

10月24・25日の二日間、
竹富島では九月大祭が執り行われました。

九月大祭は
諸作物の成長や人々の安寧を祈願する祭で、
旧暦9月のつちのえ・つちのとの日を選びます。

旧暦9月に執り行われる祭とあって、
杯には菊の葉が添えられ、
菊の香りを愉しみながら御神酒をいただきます。


(ta)

神司は、
清明御嶽 【玻座間御嶽神司(現在は欠員)・仲筋御嶽神司】
幸本御嶽 【幸本御嶽神司(現在は欠員)・花城御嶽神司】
西塘御嶽 【久間原御嶽神司・波利若御嶽神司】
に夜籠します。

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夕刻の幸本御嶽

翌早朝からは
彌勒奉安殿での参拝から始まり、
竹富公民館執行部と有志一行は、
西塘御嶽、清明御嶽、幸本御嶽と参拝し
夜籠りを終えた神司と共に
国仲御嶽を参拝し、有志の参拝を終了します。

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彌勒奉安殿を参拝する有志。
九月大祭ではミルク神の御面はお出ましになりません。

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西塘御嶽での参拝
西塘御嶽は、今年度の重要伝統的建造物群保存地区における修復事業の
対象となっており、現在の拝殿を見ることができるのも残り僅かです。

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清明御嶽での参拝

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幸本御嶽での参拝

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国仲御嶽での参拝。
有志の参拝は8時30分頃に終了しました。

その後、
神司はムーヤマを参詣したのち、
再び竹富公民館執行部と共に主たる御嶽を参拝します。

投稿者 takidun : 10:31 AM

October 25, 2012

アイヤル浜の夕べ

九月大祭の夜籠りが執り行われている
10月24日夕刻の竹富島。

アイヤル浜に足を運ぶと、
釣りを愉しむ島人の姿。

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先日の海浜清掃で美しさを取り戻した白浜のその先には、
石垣島の夜景が徐々に浮かび上がってきます。

釣果を尋ねようとしたところ、
すぐさまアーラミーバイ (ヤイトハタ)を釣り上げました。

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まつりの雰囲気と
アイヤル浜でのゆるやかな時間の流れ。
慌ただしい日々のなかで触れる
「竹富島の世界」です。

(ta)

投稿者 takidun : 11:22 AM

October 23, 2012

アイヤル浜の海浜清掃

9月下旬に八重山を襲った台風17号によって
アイヤル浜に大量にもたらされた流木をはじめとする漂着物。

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「このまま放置する訳にはいかない」ということで、
竹富公民館が島内放送にて呼びかけを行い、
昨日、
アイヤル浜の海浜清掃を実施いたしました。

午後6時30分にはほとんど陽が落ちるため、
作業時間を通常より30分早め、
午後4時30分に開始した作業は
午後6時までに終了いたしました。

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(ta)

竹富公民館の呼びかけに応じた
島民ならびに星のや竹富島のスタッフ
総勢60名ほどが集い、
大量に流れ着いた
プラスチックやペットボトル、缶、瓶類などや、
流木・海草などの自然に還る漂着物を全て分別します。
漂着物の処分については行政に委ね、
作業を終了いたしました。

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慰労用に竹富公民館が準備したお茶の美味しいこと!
みなさま、大変お疲れさまでした。

今回の流木の多くは、
ナーラサ浜とアイヤル浜の中間に位置する
キトッチ浜の浸食によってもたらされたとも考えられます。

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島民ひとりひとりが支え続ける竹富島。
しかし、
キトッチの海浜浸食などの
島民の力では支えられない大きな規模の懸案事項は、
行政の支援を待たねばなりません。

投稿者 takidun : 11:09 AM

October 19, 2012

平成24年度種子取祭の日程について

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今日の竹富島は爽やかな風がそよぎ、
絶好の観光日和。

台風21号が去った昨日、
竹富島では竹富公民館議会が開催され、
今年の種子取祭について様々な取り決めがなされました。
タナドゥイの足音が徐々に近づいてくる竹富島。

今回は、
種子取祭の日程をみなさまにお知らせいたします。

(ta)

平成24年度竹富島種子取祭の日程

・ 9月23日(旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
  竹富島にニライカナイの国から神々によって、種もみがもたらされる神事が行われる。

・ 10月5日(つちのと ゐ)、シチマツリ (節祭)
  古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
  作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
  古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を祭日とする種子取祭に入るとされている。

  本年は、11月23日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
  それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

1.  11月19日(きのえさる)種子取祭初日。
   初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。玻座間、仲筋の両地区の
   長者(ホンジャー)の前で無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願を行なう。

2. 11月20,21,22日
   種子取祭の諸準備。踊り、狂言の稽古を行う。

3. 11月23日(つちのえね)
   公民館役員や神司は、揃って
   玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、根原屋などを廻り
   種子取祭の願いを行なう。
   神司は、その後それぞれの御嶽で祈願して案内をかける。
   男生産人(16歳〜65歳迄)は、早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
   出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
   各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

4. 11月24日(つちのとうし)
   ンガソージといって、前日に蒔かれた種がしっかりと土につくように、
   精進を尽くす 日とされる。
   家の主がブママンガンー・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)を招いて
   イイヤチ戴みの儀式などもある。
   フクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
   午後8時から公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
   ブドゥイドゥン・狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。

 (午後5時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 11月25日(かのえとら)
   バルヒル願いの日、奉納芸能初日。
 ●午前6時 
   彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願。
   玻座間御嶽では神司たちの祈願。
   その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
   場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
 ●午前8時前 仲筋地区の主事宅へ参詣。
 ●午前9時頃 世持御嶽へもどる。
 ●午前9時30分頃 庭の芸能を奉納。
   棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行われる。
 ●午前10時30分頃 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
   その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
   曽我の夜討で初日の芸能は終了する。

 ●午後5時30分頃 イバン(九年母)戴みの儀式がある。
   それから世乞い(ユークイ)が始まる。
   ユークイは、種子取祭を統一した根原カンドゥをまつる根原屋から始まり、
   その後、三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。

   東集落 宇根屋、與那国屋、神司・顧問家、公民館長家、各家を回り最後は宇根屋。
   西集落 神司家、玻座間長者家、顧問家、主事家、各家を回り最後は上間屋。
   仲筋村 神司家、仲筋長者家、主事家を回り最後は顧問家。

 ●午後10時00分頃 石垣への船の臨時便あり

6. 11月26日(かのとう)
   午前5時、三地区に別れていたユークイの一団は、
   根原家で一つになってユークイ留めを行なう。

 ●午前5時30分頃、世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
   二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
   それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。
   その後、前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
   その後、玻座間村西地区の主事宅へ参詣。9時頃世持御嶽へもどる。

 ●午前9時30分頃、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
 ●午前10時30分頃 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
   別途奉納芸能演目がある。
   仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言などがあり、
   最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。
 ●午後5時30分頃、芸能の奉納はすべて終了。
 ●午後6時30分頃、石垣行臨時船便あり。

   種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.  11月27日(みずのえたつ)
    男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。
 ●午前10時頃 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
   午後からは支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   夜は全国竹富島文化協会総会が開催される。

8. 11月28日(みずのとみ)
   種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

投稿者 takidun : 10:16 AM

October 10, 2012

山本寛斎氏の来館

フリーの来館者から団体での来館者へと
シフトする10月。
少しずつ慌ただしさが感じられるようになった
ゆがふ館に、
ファッションデザイナーでプロデューサーの
山本寛斎氏がご来館されました。

山本寛斎氏は、
当ブログで語る必要がないほどの
ご活躍ぶりで、
近年では東日本大震災の復興プロジェクトを
手掛けられたのが記憶に新しいところです。
今回のご来島はプライベートで、
「星のや竹富島」にご宿泊とのこと。

多くの著名人をお招きしている
ゆがふ館ですが、
今回は特別に
竹富公民館長やゆがふ館スタッフと共に
記念撮影をしていただきました。

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ごゆっくりと竹富島の世界を満喫して、
新たな創作意欲を湧き出してください。

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 05:16 PM

October 06, 2012

節祭

旧暦7〜8月の“己亥”(つちのとゐ)の日。
秋の初めの祭で、
大地を清め、井戸に感謝し
一年間の豊作を祈念する。
竹富島の節祭は、
昨日執り行われました。

(ta)

竹富公民館執行部と神司は、
午前中に、
国仲御嶽、西塘御嶽、清明御嶽を参拝後、
根原屋を参拝します。

根原屋は竹富島の種子取祭を統一した
根原金殿(ネーレカンドゥ)が祀られており、
節祭では、
根原金殿に種子取祭の祈願を49日後に執り行いますとの
お知らせも行います。

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ネーレ(根原屋)のザー(床の間)。写真左手が根原金殿のザー。

午後からは、
神司が中心となって、
竹富島の島立ての神とされる六山の御嶽を参拝し、
それぞれの神に由来の深い25か所の井戸を参拝します。

さらに、
陽も暮れかかる午後6時、
世持御嶽境内の東側にある
彌勒奉安殿にまつられる彌勒(ミルク)神の御面がお出ましになります。
御面を身に付ける家、與那国家の当主、
御面を管理する家、大山家の当主により、
弥勒奉安殿の扉が開きます。
開いた扉の前では、
有志(長老や役職経験者)がミルク神を出迎えています。

ミルク神の御面は、
七夕願いに続き、
今年2度目のお出ましとなりました。

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シチマツリが終わると、
タナドゥイの祈願まで僅か1か月半余り。
次第に慌ただしくなっていく竹富島です。

投稿者 takidun : 11:10 AM

October 01, 2012

十五夜祭

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2年ぶりに学校グラウンドに翻る十五夜の旗頭。
写真奥から 東集落   :太陽「瑞光輝」
        仲筋集落 :緋鯉「雙鯉躍」
         西集落   :龍  「五風十雨」

きれいな満月に照らされた夜には、集落ごとに観月会を行いました。

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旗頭 (西集落)

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観月会 (西集落)

(ta)

投稿者 takidun : 10:06 AM