September 30, 2012

台風17号による被害

大型で非常に強い台風17号は、
八重山地方の南東を通過しました。
その影響により、
定期船は28,29日の二日間にわたり
全便欠航となりました。

竹富島内では甚大な被害はないものの、
28日夜半から29日早朝まで停電し、
グック(石垣)が所々崩壊した家屋が散見されました。

ゆがふ館では、フクギが倒されたほか、
シアターに設置されたプロジェクターが故障し、
島を紹介する7分間の映像『オーリトーリたきどぅん』
がご覧いただけなくなっています。
(ゆんたくコーナー奥の大型TVにて代替上映を
行っていますので、ご覧になる際はスタッフにお声掛けください)

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強風により倒されたゆがふ館のフクギ。

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9月28日14時頃のカイジ浜に設置された蔵元跡の解説板
暴風が吹き荒れる直前に撮影しました。

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9月29日18時頃のカイジ浜の蔵元跡解説板
清掃作業を終えて解説板の様子を見に行ったところ、
強風により倒されていました。

暴風が収まった昨日、
翌日(30日)に行われる十五夜祭も控えていることもあり、
島内では終日清掃作業に追われていました。

その甲斐もあり、
今日は
陽射しがこぼれる大変良い天候に恵まれています。
無事に十五夜祭が執り行うことができそうです。

(ta)

投稿者 takidun : 10:44 AM

September 27, 2012

台風17号による休館のお知らせ

大型で強い勢力を維持する台風17号は、
現在、八重山地方へ接近中です。
定期便は現在運航しておりますが、
最終便が17時(石垣島ドリーム観光)となっております。

つきましては、
従来は17時頃に閉館するゆがふ館ですが、
本日は30分早い16時30分に閉館いたします。

明日、明後日と大荒れの天気が予想される竹富島。
台風対策を万全にして、
台風が過ぎ去ったあとに
何事もなかったかのように皆さまをお迎えしたいと存じます。

竹富島ビジターセンター運営協議会

投稿者 takidun : 02:40 PM

September 23, 2012

世迎い (ユーンカイ)

本日は旧暦の8月8日。
竹富島では「世迎い」の神事が執り行われています。

竹富公民館執行部と神司は、
午前7時にまちなみ館を出発し、
西桟橋とコンドイ浜の間にある
ニーラン神石の前を参詣します。
そこで祈願を捧げたのち、
「トンチャー」を謡います。

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(ta)

世迎いに欠かすことのできない
「トンチャー」は、
口承伝承であるゆえに、
集落や各家庭で節の順番が異なっているため、
平成21年2月17日、
竹富公民館によって
世迎いの神事で謡う“うた”が取り決められています。

今回は「トンチャー」の歌詞をみなさまにご紹介します。

「トンチャー」

1. アガトカラ クルフニヤ
  バガイヌ トゥンチャーマ (1)
  ウヤキユーバ タボラル

2. ウハラカラ クルフニヤ
  ナユシチャル クルフニ
  ウヤキユーバ タボラル

3. ミルクユバ ヌシオール
  カンヌユバ ヌシオール
  ウヤキユーバ タボラル

4. タキドゥンニ トゥルスキティ
  ナカダギニィ(2) トゥルスキ
  ウヤキユーバ タボラル

5. ミルクユバ ダギョロシティ
  カンヌユバ ダギョロシ
  ウヤキユーバ タボラル

6. ヤヤヌヤヤグトゥニ
  キブル(3) キブル グトゥ
  ウヤキユーバ タボラル

7. ターラユバ タボラレ
  マスヌユバ タボラレ
  ウヤキユーバ タボラル


・遥か彼方からやって来るあの船は
 私たちの愛おしい兄弟たちだ
 素晴らしい世を給わる

・大海原からやって来るあの船は
 なんのために やって来る船か
 素晴らしい世を給わる

・弥勒世を載せて
 神の世を載せて
 素晴らしい世を給わる

・竹富島に取り着けて
 仲嵩に引き着けて
 素晴らしい世を給わる

・弥勒世を抱き下ろし
 神の世を抱き下ろし
 素晴らしい世を給わる

・家の家ごとに
 家庭の家庭ごとに
 素晴らしい世を給わる

・俵の世を給わり
 枡の世を給わり
 素晴らしい世を給わる

(1) トンチャーマ 
 格式の高い家柄を総称する意がある
 「殿内(トゥンチ)」に愛称語の“マ”を付しています。
 ここでは、「愛おしい兄弟よ」と対訳しています。

(2) ナカダギニィ
 “竹富島に”の意。「タキドゥン」の対語。
 八重山古謡の決まりで、特定の言葉を用いた場合、
 対語(または対句)がうたに挿入されます。

(3) キブル
 “煙”の意だが、ここでは家庭と対訳しています。
 家々から立ち上る煙。
 すなわち家庭で食事の準備が行われていること光景のこと。
 「食事ができる家庭=豊かな世」の象徴ともいえます。

投稿者 takidun : 09:02 AM

September 20, 2012

平成24年度結願祭 奉納芸能

昨日(9月19日)執り行われた、
平成24年度結願祭奉納芸能
の写真を入手することができましたので、
皆さまにご紹介いたします。

普段の穏やかさとは違い、
真剣かつ凛々しい演者の姿を
是非ご覧くださいませ。

因みに、
今年稔った芋の名は、
「タケトミショーガッコウヒャクニジュッシューネン」
と少々長い名前。
今年の芋は、
名前と同じく長く、美味しく稔ったようです。

(写真提供: 山盛 誠 氏)

(ta)

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「始番」 ― 狂言部 ―

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「赤馬節」 ― 西支会 ―

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「世果報口説」 ― 仲筋会 ―

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「湊くり節」 ― 東支会 ―

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「芋堀狂言」 ― 狂言部 ―

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「道輪口説」 ― 西支会 ―

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「仲作田節」 ― 仲筋会 ―

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「竹富ガンギ」 ― 東支会 ―


投稿者 takidun : 02:54 PM

September 18, 2012

まつりの準備

旧暦8月最初の“みずのえ”“みずのと”の二日間、
竹富島では結願祭が執り行われます。
新暦だと、
今年は9月18日(火)、19日(水)がその日にあたり、
本日の夕刻からまつりが始まります。

(ta)

一年間の願いを解く祭、結願祭は、
竹富島においては比較的新しい祭で、
1875(明治8)年に当時の役人であった知念与人が発案し、
始められたと伝えられています。

「芸能の島」として名高い竹富島ですが、
奉納芸能は「結願祭」と「種子取祭」の二つのまつりのみ。
しかし、
その奉納に懸ける島民の意気込みは強く、
概ね1か月前から奉納の稽古を開始します。

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昨夕は、
結願祭の奉納の舞台となる清明御嶽で、
舞台設営(幕舎張り・トゥマヤ張り)が行われました。
18歳から65歳までの男性が集い舞台を組み立てました。

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今晩は、
清明御嶽、幸本御嶽、西塘御嶽での
神司による夜籠りが行われます。
明日は、
早朝から竹富公民館執行部ならびに有志による
22か所の御嶽の参拝が行われ、
清明御嶽での奉納は午後2時頃から執り行われ、
今年は8点の芸能が奉納されます。

奉納芸能は、
一般の方も見学することができますので、
普段、なかなか感じることのできない、
“竹富島が漂わす香り”を感じていただきたいと思います。

投稿者 takidun : 08:58 AM

September 16, 2012

台風16号による休館のお知らせ

大型で非常に強い台風16号の影響により、
石垣島発の竹富島行き定期便は、
終日欠航が決定いたしました。

それに伴い、
本日、竹富島ゆがふ館は休館といたします。

何卒ご了承くださるようお願い申し上げます。

竹富島ビジターセンター運営協議会

投稿者 takidun : 08:17 AM

September 15, 2012

第35回テードゥンムニ大会

昨晩は、竹富小中学校PTA主催による
「第35回テードゥンムニ大会」が開催されました。

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会場となった竹富島まちなみ館には、多くの島民と宿泊客が足を運び、
子どもたちが語るテードゥンムニを理解しようと熱心に耳を傾けていました。

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テードゥンムニを標準語に翻訳すると、
“竹富島の言葉”となります。

竹富島には、
「ムニバッキタ シマバッキ シマバッキタ ウヤバッキルン」
(言葉を忘れたら島を忘れ、島を忘れたら親を忘れる)
という諺があり、言葉を使うことの大切さを伝えています。

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ご父兄も子供たちの発表のサポートに大忙しです。

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恒例となった竹富小中学校職員による寸劇 「テードゥンムニぬ授業ゆ」

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先生方のコミカルな動きや拙いテードゥンムニに会場は大爆笑の渦です。

現在、
沖縄では地域の言葉(方言)を大切にしようとする活動が
全県規模で行われていますが、
竹富小中学校PTAの活動はそれより35年も前に行われています。

竹富島が、
いかに「シマクトゥバ」の継承を大切にしているかが解ります。

竹富小中学校の児童生徒をはじめ、
学校教職員のみなさま、竹富小中学校PTAのご父兄。

楽しい時間を 
シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 02:12 PM

September 14, 2012

ヨイサ

青と白のコントラストが空に浮かぶ
竹富島の昼下がり。

来館者が途絶え、
ゆったりとした静寂が漂うゆがふ館にご来館いただいたのは、
数日前に体験プログラム「素足で感じる竹富島」にご参加いただいた
ご夫婦と愛らしい娘さん。
石垣島にご宿泊とのことですが、
改めて竹富島に足を運んで下さいました。

さらに竹富島を満喫し、
お帰りの前にお立ち寄りいただいたのですが、
一番喜んでくれたのが、
島のおじぃが制作してくれた「ヨイサ」。

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「素足で感じる竹富島」と「ヨイサ」。
一見繋がりがなさそうですが、
二つともとても大切な竹富島の文化の力。
「竹富島の心地よさに触れていただけた」
と思うと大変嬉しく思います。

シカイト ミーハイユー

ミルク様とおばぁへの感謝の気持ち、
しっかりとお伝えいたします。

(ta)

投稿者 takidun : 03:07 PM

September 10, 2012

第89回敬老会

初秋の日差しが照りつけるここ数日の竹富島。
初夏の日差しの厳しさほどはありませんが、
四季の移り変わりが感じられます。

昨日の竹富島では、
第89回敬老会が開催されています。

数え年70歳を迎え、
敬老会に入会される島民2名をはじめ、
多くの高齢者がまちなみ館へ足を運び、
子や孫が披露する余興を愉しみました。

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(ta)


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石垣竹富郷友会長による祝辞

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竹富保育所児童による「ジッチュ」

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あいのた会提供による「あやかり節」

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仲筋会提供による「あかまた」

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新入会親族提供による「太鼓」

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竹富小中学校教職員提供による寸劇「銭形平次」
写真左手はお祝いに駆けつけてくれた写真家の大塚勝久さん。

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あいのた会提供による「兄弟小」

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仲筋会提供による「ゆがふ節」

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いんのた会提供による「串本節」

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余興を支える地謡のみなさま

投稿者 takidun : 11:27 AM

September 02, 2012

ショーロ(お盆)送日とスードーリ

昨日は旧暦7月15日、十六夜。

昨夜はお盆の送り日。
三日間続いたアンガマ踊りも今年はこれで終わり。
ご先祖様をグソー(あの世)にお返しします。

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翌朝のスードーリでは、
集落内の道を清掃することにより、
この世に未練のある仏様にお帰りいただきます。

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気が付けばもうすでに9月。
アンガマを終えた昨晩の風は、
どことなく優しげで、秋の訪れを感じさせてくれました。

(ta)

投稿者 takidun : 01:29 PM

September 01, 2012

ショーロ(お盆) 中日

昨日は旧暦7月14日、十五夜。

竹富島では、
昨夜に続いてお盆中日の行事が行われています。
東集落では3件
西集落では1件
アンガマが訪れています。

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(ta)

投稿者 takidun : 10:00 AM