June 30, 2012

大還暦のあゆみ

DSC03128.JPG

1892(明治25)年6月25日に
大川尋常小学校竹富分教場として産声を
あげた「竹富島の学び舎」は、
竹富尋常小学校から竹富小学校となり、
幾多の辛苦や喜びを経たのち、
本日、
創立120周年の記念祝賀行事が行われています。

(ta)

午前中は児童生徒によるパレードが集落内にて行われ、
午後から記念式典、祝賀会が学校体育館にて催されています。

数多くの文化財を有し、
さらには有名な観光地として、
多くの観光客が訪れるようになった竹富島ですが、
昔から変わらないのは「子どもは宝」の精神。

DSC03120.JPG
会場には約300名の卒業生や関係者が集いました。

2,496名の卒業生を輩出し、
地域・郷土の発展に大いなる貢献をしてきた、
小さな島の深い伝統と校風を築き上げてきた竹富校。
まことにおめでとうございます。

DSC03122.JPG
取材時には感謝状贈呈式が行われていました。

そして、
現在、小学生23名と中学校14名の在籍する児童生徒たち。
素晴らしい地域と環境、頼もしい大先輩方に囲まれ、
さらには、
大還暦という節目に浮かぶ数多の竹富島を支え続けた
卒業生の大きな志を胸に、
心穏やかで豊かな感受性を育んでほしい。
そう思いました。

DSC03127.JPG


投稿者 takidun : 02:20 PM

June 28, 2012

ナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー)

DSC03117.JPG

別称「ゴールデンシャワー」として知られる
マメ科のナンバンサイカチ。
インドやスリランカ原産の鮮やかな黄を配した小高木の花は、
タイの国花としても知られているそうです。

竹富島では牧場内に自生しており、
牧場を管理するオジィが、
「ご来館される皆さまに見せて」
とわざわざお持ちいただきました。

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 09:06 AM

June 26, 2012

ヨナクニカラスバトの来館

たびたび珍客が訪れるゆがふ館。

今日の珍客は・・・、

karasubato.JPG
ヨナクニカラスバト EN(絶滅危惧毅体燹

日本列島南西部および朝鮮半島、東シナ海周辺の島嶼の
限られた地域に分布する種カラスバトの1亜種。
種カラスバトには3亜種あり、
本亜種は八重山諸島の石垣島、西表島、与那国島の森林地域に留鳥として分布する。
個体種についての資料はほとんどない。
亜種であるアカガシラカラスバトと共に国の天然記念物に指定されている。
【改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物―レッドデータブック―(環境省編)より】

ゆがふ館事務室カウンターから飛び込んできたときは、
カラスが入ってきたのかと見まがうほど個体は黒く、
カラスバトであることを確認したときは、
つい興奮してしまうほどお目にかかりたかった鳥です。

ガラスに衝突したため、
脳しんとうを起こしている可能性があるので捕獲を試みましたが、
中型の大きさのため手に負えず、
空けていた窓から屋外へと出ていきました。

心配していたカラスの襲撃も無事に振り切って
南の茂みへと飛び去って行きました。

(ta)


投稿者 takidun : 04:50 PM

June 25, 2012

本格的な夏のはじまり

6月23日は、
慰霊の日とともに各地でハーリー(海神祭)が
行われましたが、
昔から、「ハーリーの鐘の音とともに梅雨が明ける」と
云われている通り、
気象庁では、
「沖縄県内は一足早く梅雨明けした」と
梅雨明け宣言を発表しています。


いよいよ本格的な夏の始まりです。


DSC0314.JPG
竹富島の黄昏時 (西集落)

(ta)

投稿者 takidun : 08:55 AM

June 24, 2012

ゆがふ館は開館8周年を迎えました

DSC03103.JPG

西表石垣国立公園竹富島の
自然と伝統文化・芸能を紹介する施設として
2004(平成16)年6月24日に開館した竹富島ゆがふ館。
名称は「天からのご加護により豊穣を賜る」という意味で、
来島者と島民の間により良い交流が行われることを願い、
「ゆがふ=世果報」と名付けられています。

その竹富島ゆがふ館は、
おかげさまで本日で開館8周年を迎えることができました。

シカイト ミーハイユー

これからも、
「目には見えない、手に触れることのできない竹富島の深遠なる世界」
をみなさまにご紹介していきます。

これからもよろしくお願いいたします。

西表石垣国立公園
竹富島ビジターセンター運営協議会一同

投稿者 takidun : 02:00 PM

June 23, 2012

慰霊の日

6月23日は、
沖縄戦の組織的戦闘が終結した日。

沖縄県ではこの日を慰霊の日とし、
戦没者の英霊を弔う日として公休日としています。
日本に復帰して40周年を迎えた県内では、
20万余名の尊い命が失われた
沖縄戦の悲劇を風化させないようにと、
各地で追悼式が執り行われています。

竹富島では、
世持御嶽北側の竹富町戦没者慰霊之塔前にて
第51回竹富町戦没者追悼式が執り行われています。

DSC03094.JPG

DSC03091.JPG

(ta)

八重山地方では,
米軍の上陸作戦が計画されていたものの、
実行されることはなく、直接の戦闘はありませんでしたが、
約3,600名の非戦闘員の尊い命が失われました。

なかでも、
“戦争マラリア”として国家賠償となった
波照間島住民の軍命による強制疎開の悲劇は、
西表島南風見田に遺された、
「忘勿石 ハテルマ シキナ」
によって、今もなお多くの人々に語り継がれています。

竹富島では、駐屯した独立歩兵301大隊第一中隊
大石喬隊長の正しい判断により、
波照間島に起こった悲劇はありませんでしたが、
今もなお機銃掃射のあとや塹壕などが残されています。

DSC03095.JPG
喜宝院で執り行われた大石隊戦没者追悼式


竹富町戦没者慰霊之塔には、
太平洋戦争で亡くなられた軍人・軍属128柱が祀られていますが、

〜ここはもや 汝が古里ぞ 帰りきし
  みたま安かれ この島とともに 〜

の鎮魂歌は、軍人・軍属ばかりではなく、
現在の豊かになった八重山をみることなく散華した
英霊すべてに捧げられています。

DSC03028.JPG

※ 八重山の戦争に関しては、
   『八重山の戦争』(大田静男著 南山舎発行)に詳細に記されています。

投稿者 takidun : 10:09 AM

June 22, 2012

白砂の道

昨日の豪雨から一夜明けた竹富島。

本日は時折にわか雨が降るものの、
天気も大崩することもありませんでした。

ご来島いただいた皆さまは
竹富島の雰囲気を十分に満喫して
お帰りいただけたのではないでしょうか。

来島者を受け入れる傍らでは、
昨日の豪雨で白砂が流れた道の補修を徐々に始めています。

DSC02604.JPG
昨日午後のアサッティヤ(安里屋)東の道

DSC03081.JPG
本日午後のアサッティヤ(安里屋)東の道

個人で、事業者で、村を挙げて、島を挙げて。

竹富島の白砂の道が美しいのは、
島民の絶え間ない努力のたまもの。

訪れる方々には、
是非とも少し歩みを遅めていただき、
白砂の道から垣間見える
島民の島を美しくしたいと思う心意気を
感じていただけたらと思います。

(ta)


投稿者 takidun : 04:04 PM

June 21, 2012

ゆがふ館の滝

南シナ海で発生した台風5号。
台湾付近で熱帯低気圧に変わり、
台風4号に続きまたしても
八重山に大きな被害をもたらすことなく通過してくれそうです。

しかし、台風5号の影響により
今日の竹富島は豪雨。
大きな赤瓦の屋根を有するゆがふ館の軒下
から流れ落ちる雨水はさながら滝の有り様。

DSC02594.JPG
ゆがふ館裏口の光景。
度々ブログでご紹介するパパイヤも“滝”に打たれる修行僧の様です。

八重山を襲う豪雨。

観光客のみなさまには大変残念な一日となりそうですが、
八重山に暮らす私たちにとっては、
生活の糧である於茂登岳の水源を満たす
恵みの雨になるかもしれません。

(ta)

投稿者 takidun : 10:49 AM

June 18, 2012

今日のゆがふ館

直撃が予測されていた台風4号も東へ針路を変え、
今日の竹富島は拍子抜けするくらいとても良い天気。

0618yugafu01.JPG

台風襲来を見越して来島者が少ないのが寂しい限りですが、
もしかしたら、
今日の竹富島では、のんびりとした“島らしさ”を満喫することが
できるかもしれません。

ちなみに予報によると、
台風4号が八重山地方に最接近し、
強風圏内に入ると予測されているのは
本日15時頃とのことです。


0618yugafu02.JPG

先日のブログでご紹介したゆがふ館前庭のカラスの巣。
無事に子カラスが巣立ちました。
暴風で巣が飛ばされてしまうことを心配していましたが、
これで一安心です。

カラスの巣は良しとして、
引き続き台風5号が発生しています。
八重山地方の最接近は21〜22日頃になりそうです。
台風準備はすでに終えているゆがふ館ですが、
暴風対策用の縄を解くのは来週までお預けです。

(ta)

投稿者 takidun : 09:45 AM

June 16, 2012

「ゆがふ館だより」No.31発行しました

0615yugafukan.JPG

「ゆがふ館だより」No31【平成24年6月15日号】を発行いたしました。

今回は、“数字でみる竹富島”と題し、
今年の4月下旬から6月にかけて行われる
竹富島の行事の紹介と、それにまつわる数字を特集しています。

館内にて配布いたしますので、
ご来館の際はぜひご覧くださいませ。

(ta)

投稿者 takidun : 12:36 PM

June 13, 2012

竹富島ビジターセンター運営協議会定例会

竹富島ゆがふ館は、
竹富島の伝統文化・芸能の継承と自然環境の保全に
関する普及啓発活動を行う拠点施設として、
竹富島ビジターセンター運営協議会のもと、
管理運営されています。

本日は、
平成24年度竹富島ビジターセンター運営協議会の
定例総会が開催されました。

DSC03043.JPG

竹富島ビジターセンター運営協議会の構成団体は、

・環境省那覇自然環境事務所
 (事務局は環境省石垣自然保護官事務所)
・沖縄県環境生活部
・竹富町自然環境課
・竹富町商工観光課
・竹富町教育委員会
・地縁団体法人竹富公民館
・竹富民宿組合
・有限会社竹富島交通
・NPOたきどぅん
の9団体。

今年度も
構成団体の皆さまからのご協力をいただきながら、
ゆがふ館を盛り上げていきます。

皆さまもぜひとも足をお運びくださいませ!

(ta)

投稿者 takidun : 02:13 PM

June 12, 2012

四月祭

DSC03024.JPG
国仲原の粟穂 (平成24年6月9日)

昨日の竹富島では、
旧暦四月の
壬(みずのえ)・癸(みずのと)の日を選んで
執り行う四月祭(シガツマツリ)がありました。

作物が無事に育ったことを竹富島の神々に感謝し、
収穫までに虫害や台風などの災いなく
豊穣を頂けるよう祈願します。

以前は粟を供えていましたが、
現在では新米を奉げています。

祭主の竹富公民館執行部と神司は
真知御嶽、国仲御嶽、清明御嶽を参拝します。
公民館執行部の祭祀のあと、
神司と氏子たちは、
それぞれの氏神様と氏神様が招いた神がまつられる、
六山(ムーヤマ)へと参拝します

DSC03035.JPG
花城御嶽のウブ(聖域)入り

(ta)

投稿者 takidun : 09:24 AM

June 09, 2012

今日のゆがふ館

天気予報では曇のち雨の八重山地方。
ところが、
今日の竹富島は良い意味で天気予報が外れ、
厳しい日差しと蒸し暑さが島を覆います。

土曜日のゆがふ館では、
恒例の「竹富島民具づくり教室」が開講されており、
ゆがふ館の前庭では、シートを敷いて民具づくりに
没頭する参加者の姿がみられます。

メンバーのひとりから、
「あれ見てごらん」
と声を掛けられ見上げてみると、

DSC03021.JPG

前庭に鎮座するテリハボクの上には立派なカラスの巣。
親を待つ子カラスもやがて巣立ちを迎えそうな大きさ。

例年に比べアオバトやアカショウビンの姿がみられず、
自然環境が激変したのか心配しましたが、
激変までとはいかない変化で胸を撫で下ろしています。

(ta)


投稿者 takidun : 03:12 PM

June 02, 2012

西桟橋の夕陽

昨夕は、
毎月恒例のいんのた村(西集落)の環状線の清掃日。
掃除を終えて清々しい気持ちで
西桟橋へ足を運ぶと、
美しい夕陽が出迎えてくれました。

SN3J0018.JPG

嘉弥真島の奥へと沈む夕陽と村の仲間との楽しい会話は、
月初めの慌ただしい気持ちを癒してくれます。

(ta)


投稿者 takidun : 10:04 AM