February 28, 2011

前原基男写真展「島の野辺おくり」開催中!!!

ゆがふ館から写真展のお知らせです。

ゆがふ館のてーどぅんギャラリーではこのたび
前原基男さんの写真集『ふるさとへの想い竹富島』収録、
「島の野辺おくり」の展示を開始いたしました。

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少年期を竹富島で過ごした前原基男さん。
彼の目には島に生きる人々の美しい姿が焼き付いていました。

→詳しくはこちらををご覧下さい。

投稿者 takidun : 12:19 PM

February 25, 2011

困ったこと。

昨日のブログでご紹介したとおり、
暖かくなるにつれ、竹富島は花盛り。
勿論、花ばかりでなく雑草も生い茂ります。

今日は、
竹富島の民宿で構成される竹富民宿組合のメンバーが、
ボランティアでホーシ道(さんばし通り)の花壇の
除草を買って出てくれました。

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春先の除草でいつも困るのが、
きれいな花を付けた雑草を
抜くか、抜かないか。

帰化植物で、
粘膜炎症に薬効があるといわれる
ムラサキカタバミは、
薄紫の可憐な花を付けますが、
放置するとあっという間に繁茂します。

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しかし、美しいものにはだれでも弱いモノ。
今回はきれいな花を残して置くそうです。


桟橋から集落へ至る道、
ホーシ道の名物と言えば、デイゴ。
今年の竹富島では、
竹富島のデイゴを救おう!実行委員会
を中心とした活動の結果、
見事なデイゴの花が観ることができそうです。


(ta)

投稿者 takidun : 02:20 PM

February 24, 2011

咲き誇る花々

竹富島の集落のいたるところで、
暖かさに誘われて花が色づきます。

青い空
白い雲
エメラルドグリーンの海
樹木の緑
集落の赤瓦

そして、色とりどりの花。


やがてデイゴの花の紅色も加わり、
竹富島は、
さらに自然が生みだす鮮やかな彩りに包まれます。

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ヒマワリ 【西集落】

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ハイビスカス 【西集落】

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カンヒサクラ 【東集落】

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キンチョ 【西集落】

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コスモス 【西集落】

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カエンカズラ 【西集落】

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マリーゴールド・インパチェンス 【東集落】

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デイゴ 【ホーシ道】

(ta)


投稿者 takidun : 03:22 PM

February 23, 2011

今日の竹富島

連日穏やかな天気の竹富島。

ウルズン(初春)の陽気に誘われて、

シロバナセンダンソウに、
ミツバチが花の蜜を求めてやってきます。

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(ta)

投稿者 takidun : 03:48 PM

February 20, 2011

今日のゆがふ館

今日の竹富島は雨。
あいにくの天気ですが、
ゆがふ館では
『第18回庭の日』が開催されています。

今回の“おはなし会”は、
普段とは打って変ってとっても静かなおはなし会。

石垣島でヨガインストラクターとして活躍中の
矢内靖子さんを講師に招き、参加者でヨガを体験します。

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ゆんたくコーナーがヨガ教室に早変わり


参加者のみなさま、
心も身体もゆるゆるにほぐしてすっきりとしましたか?

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 02:36 PM

February 18, 2011

十六日祭

2月18日(旧1月16日)は沖縄では十六日祭です。

あの世のお正月といわれ、先祖とともに新年を祝います。
当然祝う場所は、お墓。

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沖縄では大家族が集えるようにお墓が大きいとも言われていますが、
今日はその墓前で楽しいひと時が繰り広げられます。

島内ではそろそろ(お昼頃)お墓が賑わう頃でしょうか。
ご馳走に歌に踊りがあちらこちらで見受けられます。

投稿者 takidun : 12:17 PM

February 16, 2011

ゆがふ館だよりNo.15

ゆがふ館だよりNo.15発行しました。
ゆがふ館内で配布中です。
今回は、新年、島内で開催された祝賀会の様子を掲載しました。
また、ゆがふ館内の様子もご紹介しています。
ぜひ、手にとってご覧ください。

投稿者 takidun : 04:13 PM

February 14, 2011

小さな島の大きな辞典

日本語の“古いかたち”を残す地域として知られ、
多くの言語学者が訪れる八重山地方。

『古事記』『日本書紀』に綴られている言葉が、
今もなお口語として用いられている地域として、
ゆがふ館にも大学、研究所から言語学者が調査に訪れています。

こうしたなか、
竹富方言(テードゥンムニ)約20,000語を収録した
『竹富方言辞典』が上梓され、いよいよ販売を開始します。

発行元の南山舎株式会社のHPアドレス
http://jaima.net/modules/guide6/content/index.php?id=145

著者の前新 透 氏は、
竹富島出身、かつ竹富中学校の教論を務め、
大勢のテードゥンヒトゥ(竹富人)を育てられました。

琉球文学、文化研究の第一人者で
『おもろそうし』の翻訳者として知られる
外間守善 法政大学名誉教授は、
前新 透 氏の一期後輩にあたりますが、
外間先生は、前新氏と竹富島について次のように記しています。


「青年初期の多感な頃の私が、畏敬の念をもって影響を受けた人に
前新透さんという竹富島出身の秀才がいたが、
その人の生れた島だというひそやかな憧れと、
エメラルドに輝く周辺の海、色とりどりの魚が群れる環礁、
白砂を敷きつめた部落の道、赤い屋根瓦のしっとりとした情緒等々が重なって、
竹富島の島の美しさは、島に渡る前から、島に渡って後まで、
さまざまに私を魅了し続けているのだが、
それらのすべての奥深くに、竹富島の深沈たる歴史があり、
その風貌を伝える呪詞、神話、伝説、古謡、狂言等々があることを知らされると、
私は、私などの筆やことばではとうてい包み得ない深淵をのぞく思いに、
身が引きしまるのであった。」

引用:『竹富島誌―民話・民俗編―』 上勢頭亨 著 法政大学出版局発行


前新 透 氏は定年退職した後、
かねてからの念願であったテードゥンムニの収集に取り掛かります。
そして、石垣島から竹富島へ足しげく通い、
今では鬼籍に入られた多くの古老から聞き取りを重ねます。

竹富島の伝統文化の底辺を支える“ことば”
このことばを後世へ伝えるための欠かすことができない
『竹富方言辞典』

発行部数は僅か500部。
竹富島を深く知りたい方には必携です。

(ta)

投稿者 takidun : 12:02 PM

February 13, 2011

今日の竹富島

ゆったりとした時間が流れる今日の竹富島。

しかし、
島の風景は
少しずつ、少しずつ移り変わっていきます。
こうした
竹富島の姿を皆さまにご紹介しましょう。

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竹富小中学校校門に咲き誇る花々

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喜宝院蒐集館入口 「感謝の碑」

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修復を終えたこぼし文庫

(ta)

投稿者 takidun : 02:44 PM

February 11, 2011

素敵なプレゼント

竹富島を訪れる度に、
ゆがふ館を訪ねてくれる常連のお客さまが
贈ってくれた一冊の本。

開けてみると、
素敵な表紙を配した
「平成22年度(2010‐2011)郵便番号簿」
が出てきました。

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表紙の絵は原田泰治画伯が描く、「島の郵便局」。
原田画伯はさまざまなご縁で3度竹富島を訪れています。

なかでも、1983(昭和58)年にはじめて竹富島を訪れた際、
島で理髪店を営んでいた
“カーカンのおじぃ”故河上親雄翁と親交を深め、
「島の床屋」を描きます。

原田画伯は、
竹富島の文化人のひとりに挙げられる故河上親雄翁の、
ご自身の生涯を記した『島の床屋一代記』を発刊する際、
「島の床屋」の掲載を快く了承し、さらに特別に寄稿もされています。

全国の郵便局で見ることができる
竹富島のひとコマ。

ここには、
原田泰治画伯と
“カーカンのおじぃ”との
心の交流を感じることができます。

(ta)

投稿者 takidun : 09:24 AM

February 09, 2011

もち焼き会

昨晩は、
竹富小中学校PTA主催による
毎年恒例の「もち焼き会」が、
こぼし文庫にて開催されました。

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今年のもち焼き会は、
こぼし文庫の修復が行われたため、
例年より若干遅めの開催でした。


今年で20回目を数える
“もち焼き会”のきっかけは、
数名の気の合う仲間同士が正月飾りの鏡餅を持ち寄り、
暖を取りながら餅を焼いて食べていたところ、
子どもたちが噂を聞きつけて餅を食べに集まってきたそうです。
それだったら子どもたちのために、
親御さんやPTAに呼び掛けてみんなで楽しい会にしよう。
といって始まったそうです。

昨晩もPTAならびに学校関係者、地域の人々が集まって、
とても楽しい会となりました。

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漢那憲吉竹富小中学校長から、ソニー賞12年連続受賞の報告と、
こぼし文庫修復に係る自己負担費用を総て賄うことができたとの報告がありました。
(子どもたちによる苗の販売、学校からの補助、寅歳生の卒業生からの寄付)


毎年“もち焼き会”が行われる夜は冷え込むそうで、
昨夜も昼間の暖かさが一転して寒い夜となりましたが、
お陰でPTAの皆さんが用意した
温かい餅と豚汁の美味しさが際立ちます。

陽も落ちた晩冬の竹富島の夜に、
こぼし文庫からこぼれる光と子どもたちの無邪気な笑い声と、
子どもたちのリーダーを務める竹富中学校の生徒が企画した
クイズに回答する子どもたちの奇想天外な発想に、
島人から拍手喝采と爆笑がわき起こります。

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島のお兄さん、お姉さんが考えだしたクイズには子どもたちも釘付けです。

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映画が大ヒット中の『ヤギの冒険』の紙芝居


小さな竹富島でのつつましい暮し。
しかし、
とても大きな幸せを感じるひと時でした。

(ta)

投稿者 takidun : 01:59 PM

February 06, 2011

第52回(卯歳生)合同祝賀会

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本日は、今年の干支「卯」年生まれと米寿を祝う
第52回米寿生年合同祝賀会
がまちなみ館で開催されました。

今年は数え年88歳の米寿を迎える方が不在のため、
卯歳生まれ41名の
島民および竹富島出身者の皆さまを
竹富島を挙げて祝福します。

祝宴の部では、
あいのた(東集落)、いんのた(西集落)、仲筋村の
三支会から楽しい余興が提供されました。

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仲筋支会提供 「繁盛節〜とまた」

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西支会提供 「しょんかね小」

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東支会提供 「殿様節」

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仲筋支会提供 「バッサイロン」

祝賀会には
竹富町長、副町長も出席し、華やかな舞台を一層引き立たせ,
祝福を受ける生れ年の方のなかには、
沖縄本島や東京からも駆けつけ、
故郷からの暖かい心遣いに感謝されていました。

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数え年73歳のみなさんによる合唱 「ふるさと」

(ta)

投稿者 takidun : 03:51 PM

February 05, 2011

子どもたちの活躍

2月3日は旧正月、翌4日は立春と
厳しい北風が吹き荒れた最近の竹富島ですが、
暦のうえでは春の訪れを知らせています。

竹富島においても、
例年にないほどの寒い日々も、
ようやく一息つきそうな兆しが
昨日から感じられるようになってきました。

それは、
波照間歳暮風(ハティローシーブパイ)

と呼ばれる穏やかな南風の影響。
例年では、旧正月前の1週間にこの南風が島を流れると、
浜辺はアーサ(海藻)の緑色に染まり、
集落では色鮮やかな花が咲き、厳しい北風の中休みを告げます。

今年は少々遅く、旧正月後の昨日から
波照間歳暮南風の到来を感じさせてくれました。


その季節の節目を迎えた竹富島では、

先日、
2010年度ソニー子ども科学教育プログラム(ソニー賞)
の優秀校に選ばれ、
12年連続ソニー賞入賞の朗報を届けてくれた
竹富中学校の生徒たちが、
3日には、修復を終えたこぼし文庫の整備の手伝いを、
4日には、赤山公園の花壇に花を植えてくれました。


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国指定登録有形文化財のなごみの塔を有し、
竹富島の観光スポットのひとつで、大勢の観光客が足を運ぶ
赤山公園を管理する西集落では、
こぼし文庫の修復に役立ててと200の花の苗を購入し、
赤山公園の花壇を彩ろうとしましたが、
北から吹きつける風の影響でいくつかの花は咲かずじまい。

見かねた竹富小中学校長からの提案で、
あらためて花を提供し、きれいに植えてくれました。

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今度は、波照間歳暮風の力も借りて、
コスモス、サルビア、ケイトウ、アスターの花が咲き、
なごみの塔に訪れる人々を、
なごませることができるでしょう。

竹富小中学校長ならびに
竹富中学校の生徒のみなさま

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 10:59 AM

February 02, 2011

清明御嶽

竹富島に数多く点在する御嶽(オン)。
沖縄本島では“ウタキ”や“オタケ”と呼びます。
現在、竹富島には28あるとされ、
竹富島の精神世界の中心に位置する神聖な場所です。

今回は、
島づくりの神々がまつられ、
竹富島で執り行われる神事の中心となる
六山・八山(ムーヤマ・ヤーヤマ)のひとつ、
清明御嶽(マイヌオン)をご紹介します。

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清明御嶽は、国仲御嶽、西塘御嶽、世持御嶽と同様に、
竹富公民館が管理するムラオン(トゥクルウガン)のひとつであり、
竹富島の氏神と氏神が招いた神がまつられる6つの御嶽、
六山(ムーヤマ)とともに祭事行事の中心となる御嶽です。

創建された年代は明らかではありませんが、
前浜玉仁(まえはまたまに)という神霊を受けた人によって
拝みはじめられたと云われています。

また、創建の由来については
次のように伝えられています。

― 清明御嶽の由来 ―

はるか昔、
天の神さまは、
清明加那志(シンミンガナシ)と
オモト・ホーラステラスヌ神の二神に
人間の住む島を造るようにと仰せ付けた。

清明加那志は広い海の中にあった小さい岩に降りたち、
その岩を中心として付近の石や砂利や砂土を盛り上げて
竹富島を造り上げた。
その岩はアガリ=パイザーシの岩といわれ、
島の中央部の清明御嶽の東方にある。

オモト・ホーラステラスヌ神は
石垣島の於茂登岳を築き、その山の上に住んだ。

その後、
オモト・ホーラステラスヌ神と
清明加那志は共同で
もっと大きな島を造ろうということで
大石垣島すなわち石垣島を造り、次々と島を造った。
あわせて八つの島を造ったので、
八重山と呼ばれるようになったと云われている。

島造りの神である清明加那志と、
山造りの神であるオモト・ホーラステラヌスの二神を祀ってあるのが、
竹富島の中央部に建てられている清明御嶽である。
清明御嶽を島の人々は島の元御嶽と称している。

出典『竹富島誌―民話・民俗編―』 上勢頭亨 著 法政大学出版局発行


清明御嶽は、別称「マイヌオン(前の御嶽)」と呼びますが、
竹富島の元の岩となる東パイザーシ御嶽の南に位置するためや、
竹富島最大の偉人が祀られる西塘御嶽の南に位置するためなど、
これも諸説があり定かではありません。

雨乞いの儀式、
結願祭、
年に3回執り行われる大祭の夜籠の御嶽
として、
竹富島の祭事には必ず訪れる重要な御嶽です。

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十月祭での祈願


※ 御嶽は神聖な場所です。
   鳥居から中へのお立ち入りはご遠慮ください。


(ta)

投稿者 takidun : 01:04 PM