December 31, 2010

2010年最後のご挨拶

2010(平成22)年も残り僅か。
皆さま、今年一年間を振り返ってみて如何でしたか?

今年もゆがふ館は
年間約16万人もの方々に足を運んでいただきました。

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12月31日のゆがふ館。
今日も大勢の皆さまにご来館いただきました。

ご来館いただいた皆さま。
シカイト ミーハイユー


来年も引き続き、
ご来館いただく皆さまに、
竹富島の
〜目には見えない、手に触れることの出来ない深遠なる世界〜
をお伝えできたら…と思います。

竹富島を愛する皆さま、
そして、
〜竹富島ウェブログ〜をご覧いただいたた皆さま。
よいお年をお過ごしください。
今年一年間まことに有難うございました。


竹富島ビジターセンター運営協議会
スタッフ一同

投稿者 takidun : 07:47 PM

December 23, 2010

十七夜

 昨日は冬至。
一年間で最も夜が長い一日です。

吹きつける北風も止まり、
美しい十七夜月が竹富島を照らします。

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一年で最も長い夜に、
月光に照らされたゆがふ館では、
夜の「おはなし会」が開催されました。

テーマは『牛と獣医師と私』
石垣島の
平田家畜病院、平田勝男獣医師をお招きいたしました。

現在、竹富島で飼育されている
放牧牛は363頭、水牛は25頭。
(平成22年9月28日 竹富公民館秋季清掃検査実績集計表より)

日頃お世話になっている平田先生とあって、
多くの島人がゆがふ館へ足を運び、20分の映像『牛の一生』を観賞後、
約15,000頭にのぼる八重山の肉用牛をはじめとする
現在の八重山における畜産業についてや、
家畜たちを支える獣医師の心構えについて語っていただきました。


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生きものと相対する心がけ。
牛を飼育している人も、牛を飼育していない人にも
大変興味深い「おはなし会」でした。

シカイト ミーハイユー


(ta)

投稿者 takidun : 10:02 AM

December 22, 2010

シロバナセンダンソウ

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集落の空き屋敷や耕作されていない畑など、
竹富島ではいたるところに群生する
シロバナセンダンソウ。

除草の際、種子や葉が軍手や衣類に付着するため、
“ムチャラー”
と呼ばれ、あまり島人からの評判は芳しくありません。

生命力が強く、ギンネムと共に荒地の象徴ともいえる
シロバナセンダンソウですが、花には沢山の蜜を蓄え、
蝶や蜂、蝿までが群がる虫たちの“食糧庫”ともいえます。

そればかりか、
家畜の餌としても活用することができ、
葉は和えものとして私たち人間も食べることができます。

風が穏やかで陽ざしがこぼれる日には、
竹富島では日本最大級の蝶、オオゴマダラをはじめ
沢山の蝶を見ることができます。

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ゆがふ館の事務所を訪れたジャコウアゲハ


島内のいたるところで多種多様な蝶を見ることができ、
多くの人々の心を和ませます。

それは、
もしかすると、私たちが躍起になって除草している
シロバナセンダンソウのお陰かもしれません。


(ta)

投稿者 takidun : 09:40 AM

December 21, 2010

冬至前の朝焼け

12月22日は冬至。
一年間で最も昼間が短い一日です。

冬至を迎える竹富島では、
二日間に亘って素敵な朝焼けを見ることができました。

12月20日
午前7時を少し過ぎた頃の
桟橋待合所てーどぅんかりゆし館前

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12月21日
午前7時を少し過ぎた頃の
ゆがふ館正門前

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冬至前の柔らかな陽ざしは、
初夏の殺人的な暑さを含んだ日差しとは異なり、

過ごしやすい一日を
島人をはじめ
竹富島を訪れる人々に提供してくれることでしょう。

(ta)

投稿者 takidun : 09:03 AM

December 20, 2010

ヌングンジィマ展開催中!

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地球規模サンゴモニタリングネットワーク(GCRMN)
の北東アジア地域の拠点として石垣島に設立された
国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターの開設10周年を記念して、
12月12日(日)から12月26日(日)まで、
石垣市八島町の国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターにて
「ヌングンジィマ展」を開催しています。

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見て感じて楽しめる3D体験コーナー

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石垣市立八島小学校5年生が制作したサンゴ礁のジオラマ

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かつては竹富沖に生息していたサンゴの標本もありました

小さな子どもたちも楽しめる展示コーナーや、

沖縄を代表する写真家のひとりで、
ゆがふ館のブログでもたびたびご紹介している
写真家の大塚勝久氏が撮り続けた写真のうち、
厳選された33点の写真展
『島の原風景』展も併催しており、大人にも楽しめる展示構成となっています。

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八重山の美しい自然ばかりでなく、
黒島の豊年祭や、竹富島の2010年に行われた世迎いの写真など
八重山独特の祭事を紹介しており、
タイトルの『島の原風景』に相応しい展示内容となっています。

さらに、
石垣島白保集落のWWFの施設、しらほサンゴ村の活動や、
世界各国の子どもたちが描いたサンゴ礁保全啓発ポスターや、
架空の楽園“パイパティローマ”を描いた子どもたちの地図などが
展示されています。

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休日には大勢の家族連れやカップルが足を運び、
3D体験にはしゃぐ子どもたちの笑い声や、
大塚勝久さんの写真集『うつぐみの竹富島』
にくぎ付けになるカップルなど、
展示会場は、和やかな雰囲気に包まれていました。

会期中に八重山を訪れる計画を立てている方は、
是非、足を運んでみて下さいね。

(ta)

投稿者 takidun : 03:49 PM

December 18, 2010

ゆがふ館だより第22号

ゆがふ館だよりNo.22を発行しました。

今回の特集は
〜ゆがふ館を取り巻く樹木や草花について〜

南国とはいえども、
北風の吹きつけは冷たく、冬の訪れを感じさせます。
それでも、太陽からの陽ざしを受けて植物は茂ります。
ゆがふ館に彩りを添える木々をご紹介しています。
毎号恒例の「今日も竹富島」では、
昭和の竹富島のお正月についてクローズアップしています。


ゆがふ館だよりNo.22は館内にて配布しておりますので、
是非ともご覧くださいませ。

投稿者 takidun : 10:33 AM

December 15, 2010

ナーキヨイ (ナーキ祝い)

昨日の竹富島では、
蒔いた種子がすくすくと育つようにと祈願する祭、
ナーキヨイ(ナーキ祝い)
が行われました。

種子取祭、豊年祭、結願祭とともに、
竹富島の4大神事のひとつで、
プイ(豊年祭)と同様、
竹富島の島立の6人の氏神と
氏神が招いた神々がまつっていた神が祀られている
6つの御嶽に氏子たちが集います。

竹富公民館執行部と共に
国仲御嶽、清明御嶽、西塘御嶽を参詣した
神司は、それぞれの御嶽の氏子が待つ拝所へと向かいますが、
参拝の順番や時間は各御嶽によって異なります。

花城御嶽の場合、
御嶽の統括者(トゥヌィムトゥ)の屋敷に置かれた

ジージョン(地上御嶽)

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ザートゥク(床の間)

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を祈願したのち、
東美崎御嶽、花城御嶽へと向かいます。

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東美崎御嶽
ウブ(聖域)が拝殿のなかであるため、
男性は拝殿には入ることができません。


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花城御嶽のウブ
男性は立ち入ることを許されておらず、
女性も年に5回しか中に入ることができません。


今年のナーキヨイで、
花城御嶽では
嬉しい報告が二つありました。

一つ目は9月13日に神司交代の儀が執り行われ、
三代にわたり神職をスムーズに継承できたこと。

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二つ目は、
かわいいスンイリ(新入り)が訪れたこと。

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ナーキヨイを終えると、いよいよ年の瀬を迎えます。

嬉しい二つの報告からは、

来年の竹富島は
世果報(ゆがふ)世であることを感じさせてくれます。


(ta)

投稿者 takidun : 11:06 AM

December 12, 2010

鍛冶工狂言(かざくきょんぎん)

鉄で作られた農具は、
木器や石器に比べるとはるかに生産力が向上します。
しかし、
沖縄には鉄の原料となる鉄鉱石や砂鉄が採れないため、
大和から鉄を購入し農具を制作していました。

作物の種子と同じく貴重な鉄。

種子取祭の奉納初日、
必ず奉納される呪狂言(ジーキョンギン)のひとつで、
一番最初に奉納されるのが、鉄の重要性を物語る

「鍛冶工狂言」です。

鍛冶工主(カザクシュー)が
鞴親父(フケイージャ)、前打(まいうち)甲と乙の3名と共に、
ヘラ、クワなどの鉄農具を制作します。

鍛冶工狂言の特徴は、
笑し狂言(バラシキョンギン)の要素を
含んだコミカルな動きや台詞は勿論のことですが、
何といっても
韻を踏んだ飾口(カザングチ・祝詞)の美しさが際立ちます。

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写真は2008年10月17日奉納「鍛冶工狂言」


今日は旧暦11月7日。

竹富島では、
鍛冶に欠かすことの出来ない、
火と風と水に感謝する神事“鍛冶屋の願い”
が執り行われました。


鍛冶工狂言と同様に、
鉄器の大切さを今もなお伝えています。

(ta)

投稿者 takidun : 04:07 PM

December 10, 2010

夕刻の竹富島

ここ連日穏やかな天気がつづく竹富島。

夜の冷込みは冬の到来を感じさせますが、
昼の暖かさは春を思わせるかのようです。

陽も落ちつつある5日の午後6時を少し廻った頃、
日没とは正反対の竹富島の東、
アイヤル浜へむかう途中の美しい光景。

夕焼けに照らされた久間原御嶽の鳥居と、白鷺の姿。

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さらにアイヤル浜では、
夕焼けに照らされたアイヤル浜のシルエット。

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カンナージ、イナージ、ミジナール、
アイヤル、ニシャール、イロール、パイヤル

竹富島の全てが穏やかな夕色に包まれます。

やがて訪れる漆黒の夜と共に、
様々な顔を見せる竹富島を満喫しにいらしてください。


ただし、少々厚手の衣類を携えることを忘れずに。

(ta)

投稿者 takidun : 12:51 PM

December 05, 2010

今日のゆがふ館

本日の竹富島は快晴。

桟橋と集落を結ぶホーシ道(さんばし通り)も、
修学旅行生をはじめとするご来島いただいた皆さまが、
集落へ向けて歩んでいます。

昼時のつかの間の静かな時間。

嬉々として陽ざしを浴びる
ゆがふ館前庭の
ハスノハギリ、ガジュマル、テリハボク、そしてフクギ。

青空の下、じっくりと大きな木を観察すると、
いかに木々が太陽からの恩恵を受けているのかが、
なんとなく分かるような気がします。

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ハスノハギリ。その隙間にはヤエヤマオオタニワタリが間借り。
ヤエヤマオオタニワタリの新芽は精進料理の食材として知られています。

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ゆがふ館前庭中央に鎮座するガジュマル。
リュウキュウアカショウビンやヒヨドリ、アオバトなど鳥達の憩いの場を提供しています。

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二股に分かれたテリハボク。
清明御嶽のテリハボクに負けず劣らず大木です。

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別称:「合掌の木」ともいわれるフクギ。
太陽の光を浴びて一番映えるのはフクギの葉かもしれません。

(ta)

投稿者 takidun : 01:15 PM