October 23, 2010

台風の爪あと

台風13号と秋雨前線の影響で、
10月13日以降、
本来の陽ざしを見ることができない竹富島。
ここ連日続く豪雨により、集落の白砂の道は
大きな被害を受けています。

1023 maituza.JPG

1023 hsyauya.JPG

1023 takyuurya.JPG

なかなか気づかないのですが、
西集落は、東集落に比べると土地が低く、
雨水は東集落から西集落へ向かって流れます。
そのため、西集落の外れへと
さながら「川」の様になった雨水が流れていきます。
ところが、竹富島は隆起サンゴ礁の島。
溜まった雨水は、数日後には地下へと浸み込み、
海へと戻っていくので、道路冠水による被害はありません。

しかし、大量の雨水によって白砂が流れ去った道は、
凹凸が激しく、通行もままなりません。
現在、観光関連事業者の方々を中心として、
美しい道に戻そうと復旧作業に励んでいます。

今日も一日ぐずついた天気予報。
美しい道に戻るのは、
竹富島に陽ざしが戻ってからになりそうです。

さらに、9月18・19日に八重山を襲った台風11号の突風の影響で、
竹富島の島づくりの2神がまつられている清明御嶽のテリハボク
が大きく傾いています。

1021 yarabo.JPG

樹齢数百年とも推定される神聖な御嶽の木です。
むやみに伐採せず、
現在、竹富公民館では、竹富町教育委員会、
沖縄県森林資源研究センターに相談をしながら
巨大なテリハボクを生かすよう調整しています。


地球温暖化の影響により大型化した台風の爪あとは、
八重山の小さな島に生きる人々にも、大きな負担を強いています。

(ta)


投稿者 takidun : 11:58 AM

October 20, 2010

今日のゆがふ館

 台風13号の影響でしょうか。
今朝の竹富島は豪雨に襲われました。
 
開館直後のゆがふ館には、
大阪府立池田高等学校180名のみなさんに
ご来館いただきました。
修学旅行でのご来島でしたが、あいにくの悪天候。
残念ながら竹富島を満喫することができなかった
と思われますが、

それは、また次の機会に・・・。
その際は、あらためてゆがふ館にご来館ください。


今日は毎月恒例の『庭の日』
僅かな時間ですが、
島人との交流を楽しんだ方もおられたと思います。

14時からのお話し会では、
上勢頭同子さんによる、
「ウリン クリン トォーティ 島スルュ」
(あれも、これも、みんな 島薬草)
と題した島の薬草のはなし。

さりげないところ、身近なところに
私たちの宝物が沢山あることを気づかせてくれました。

1020niwa.JPG

シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 02:48 PM

October 19, 2010

ゆがふ館だより

ゆがふ館だよりNo.21号を発行しました。
内容は10月1日から9日まで執り行われた「種子取祭」についてです。
わかりやすくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ゆがふ館、かりゆし館で配布しております。

投稿者 takidun : 12:47 PM

October 16, 2010

平成22年度秋季清掃検査実績表

昨晩の三集落ごとの月例会にて、
9月28日に実施された
平成22年度秋季清掃検査実績表が配布されました。

2010seiso.jpg

春と秋、年2回行われるこの検査の歴史は古く、
1895(明治28)年に施行された「清潔法施行規則」
に端を発します。
伝染病の蔓延を防ぐために、官主導により始められたこの検査は、
大正・昭和初期には畳の下まで調査する徹底した
ものであったそうです。

現在では島勢の指標を表すものとして、
島人は高い関心を持っているほか、
不合格になると、
島内放送で放送されるという不名誉を受けますので、
島人は一生懸命清掃に励みます。

定期便が去った後、巷で聞こえる草刈り機の音は、
種子取祭前の風物詩ともいえます。

5月10日の春季に比べると人口は18名増加し、
347名が島内で生活しています。

(ta)

投稿者 takidun : 11:52 AM

October 11, 2010

小さな生きものたち

ゆがふ館裏口に群生するタプナ(長命草)に、
沢山の小さな虫たちが集まります。

1011tapuna.JPG

台風に痛めつけられてもなお、
見事に花を咲かせるタプナと、

小さな生きものたちの力強さ
を感じさせてくれます。

(ta)

投稿者 takidun : 05:04 PM

October 10, 2010

2010年度種子取祭

竹富島では、
昨日(10月9日)の竹富公民館第4回議会
(種子取祭支払議会)を終え、
2010年度の種子取祭を無事に執りおえました。

9日間にわたって行われる神事のうち、
世持御嶽の神前にて行われる奉納芸能の2日間は、
大勢の方々を魅了しました。
ここでは、奉納する際のスナップ写真をみなさまにご紹介しましょう。

〜10月7日 奉納初日 “かのえ とら” ネーレカンドゥの日〜

SN3J0021.JPG

SN3J0025.JPG
クーバン(供物)小屋

SN3J1026.JPG
玻座間御嶽での祈願
左手の人物は写真家の大塚勝久氏

SN3J0033.JPG
世持御嶽での祈願
供物は三組。ひとつは世持神、ひとつは火の神、ひとつは六山(ムーヤマ)の神々

SN3J0047.JPG
仲筋村から世持御嶽へ戻る参詣の一行

SN3J0057.JPG
玻座間村の芸能 「スー踊」

〜10月8日 二日目 “かのと う” コントゥフシンガーラの日〜

SN3J0063.JPG
雷鳴轟くなか行われた早朝での祈願

SN3J0072.JPG

SN3J0074.JPG
タナドゥイの芸能おいて、最高とも称される 「シドゥリャニ」の奉納

〜10月9日 奉納終了後 “みずのえ たつ” 〜

SN3J0077.JPG
扉が閉じられた世持御嶽

SN3J0076.JPG
後片付けを待つ舞台。

(ta)


投稿者 takidun : 04:50 PM

October 06, 2010

チチヌニヌ タニドゥル ヌ ニガイ (種子取祭5日目)

 昨日(10月5日)は、種子取祭において
もっとも重要な一日。
粟の種子を蒔く “つちのえ ね”の日にあたります。

竹富島の氏神および氏神が招いた神がまつられている
御嶽(六山・ムーヤマ)の神司は、それぞれの御嶽を参拝し、
神々に対し、奉納芸能が行われる世持御嶽にお集まりいただくようご案内します。

また、竹富公民館執行部と神司は、
世持御嶽にまつられている火の神、農耕の神、
種子取祭を統一した玻座間御嶽、
島づくりの2神がまつられている清明御嶽、
そして、玻座間御嶽にまつられる根原金殿(ネーレカンドゥ)
の本家にあたる根原屋を参拝します。


八重山では、島々で種子取祭が行われていますが、
竹富島の種子取祭は、“つちのえ ね”に必ず執り行われます。
つまり、
〜チチヌニヌ タニドゥル〜 (つちのえねの日の種子取祭)
とは、竹富島の種子取祭の象徴ともいえます。

さらに他の地域と異なるのは、
種子取祭が粟の播種儀礼であること。
お米が収穫することが難しい竹富島では、
以前は粟が主要作物として収穫されていたことを物語っています。

つい、きらびやかな7・8日目の奉納芸能の両日に目が向きがちですが、
最も大切なのは5日目の祈願の日であるといえます。

この日、男生産人(18〜69歳)は世持御嶽に集って舞台を設営し、
主婦のみなさんは、イイヤチ(飯初)づくりに励みます。

また、芸能を奉納する
狂言人(キョンギンヒトゥ)や舞踊部(ブドゥイドゥン)のみなさんは、
今晩のフクミ(稽古総仕上げ)に向けての稽古に励んでいました。


(ta)

投稿者 takidun : 08:33 AM