March 30, 2010

今日のゆがふ館

 今日の竹富島は過ごしやすい天気。
雲がやや多く、ときどき日差しが入る程度。
ほど良い風がそよぎ、観光日和といってもいいでしょう。

 集落では最近の慌ただしさとは少し異なり
静けさが感じられて、竹富島らしさが垣間見えました。


閉館30分前のゆがふ館は人影もなく、BGMとして流れる
「とんちゃーま」のうた声が館内にやさしく響きます。

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多くの皆さまとの出会いや、
寂しさや哀しさを感じる人との別れが
みられた3月もあと1日でおわり。

出会った方々の笑顔を
走馬灯のように思い浮かべながら、
光陰矢の如しの日々を振り返ります。

そして、
紅の彩色を施し、
私たちに春の訪れを告げる
アカショウビンが訪れ、

さらに新緑の鮮やかな色が際立つ
4月がやってきます。

(ta)

投稿者 takidun : 04:53 PM

March 26, 2010

奇妙な出来事

二月風廻り(ニンガチカザマーイ)が吹き荒れて
肌寒さを感じた今日の竹富島。

ご来島いただいた方々のなかには、奇妙な光景を
ご覧になったかと思われます。

それは、小城盛(クック)に点在する黒い異物・・・。

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知らせを受けた有志によりこれらを除去しましたが、
恐らく、島北部のミシャシに生息する
野生のヤギのフンではないかと思われます。

今日の竹富島は気温も低く、
群がるハエがいなかったことが不幸中の幸い。

ただし、

〜ヤギは高いところが好き〜
〜一度来た所は再度訪れる〜

といった習性があるそうです。

しばらく、小城盛には目が離せません。

(ta)

投稿者 takidun : 07:55 PM

March 21, 2010

静かな戦い

 竹富島の玄関口、
竹富東港から集落へ至る道、ホーシ道。
現在では舗装され、多くの観光客を竹富島の集落へ導きます。

このホーシ道のアクセントとなるのがデイゴの並木。
離島では珍しいデイゴ並木ですが、開花時には観光バスが
一旦停車し、竹富島を訪れた皆さんの心を和ませています。

3月にもなると、赤い花が緑の葉の合間に見られるようになり、
緑と赤のコントラストが、青い空とエメラルドグリーンの海と共に映え、
ホーシ道を歩く人々に素敵なプレゼントをもたらしてくれます。

しかし、
このホーシ道のデイゴにも、多数のデイゴヒメコバチが寄生しています。


竹富島にお越しになる際は、
ホーシ道入口の比較的ちいさなデイゴに目を向けてください。
枯死するか否かは、僅かに残された葉の力に懸っています。

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私たちに今すぐできることは、
小さなデイゴで繰り広げられている静かな戦いを知り、
何を思うかです。

(ta)


投稿者 takidun : 09:39 AM

March 20, 2010

今日のゆがふ館

本日の竹富島は晴れ、気温は27度。
まだまだ日差しはやわらかく、そよぐ風も穏やかです。

 今日のゆがふ館では、毎月恒例となった
 庭の日が開催されています。

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 今回の「おはなし会」のテーマは
 ハーブについて

 束の間の静けさの合間に、
 みんなの笑い声が聞こえてきます。

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(ta)

投稿者 takidun : 11:20 AM

March 18, 2010

「竹富島の文化財めぐり」

 昨日(17日)は、竹富島ゆがふ館主催による
「竹富島の文化財めぐり」が開催されました!

 天候不良による順延で、3月の慌ただしいなかの
開催でしたが、10名のかたにご参加いただきました。
 この日は、竹富島における一大行事である
竹富小中学校の卒業式が開催されているため、
島民への周知は極力控え、石垣島在住の皆さまを中心に
ご案内しています。
 昨年度は
 西表石垣国立公園〜種子取祭〜ミンサー帯〜
 重要伝統的建造物群保存地区〜旧与那国家住宅
 をご案内しましたが、
 今回は、
 西表石垣国立公園〜小城盛〜喜宝院蒐集館〜西桟橋〜なごみの塔
をめぐり、竹富島の文化財をご紹介しています。

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 まずは西表石垣国立公園における竹富島について、
環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所 田村 努さんに
解説していただきました。
 亜熱帯地域の自然環境に育まれた文化景観として、竹富島は
島内全域が国立公園に指定されており、島西部海岸線(西桟橋〜キダール方面)
は第2種特別地域に指定されています。(その他は普通地域)
 
 国立公園は、自然公園法に定められている
 〕イ譴深然の風景地の保護 (保護)
◆,修涼楼茲陵用を推進 (利用)
 と二つの側面を持ちますが、
第2種特別地域に該当する
コンドイ浜については△療世鳳いて大勢の皆さまにご利用いただいている
と考えられます。

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 ゆがふ館での田村さんのお話を終えると、全員で歩いて集落へ移動します。
ホーシ道のデイゴもちらほらと赤い花をつけ、参加者は一様に目を向けていました。

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 小城盛では、卒業式に出席されていた講師の上勢頭芳徳さんと合流し、
小城盛をはじめとする世持御嶽の史跡をめぐります。

 世持御嶽前広場でのんびりしたのち、
玻座間御嶽、真知御嶽を散策しがてら、喜宝院蒐集館へ向かいます。
真知御嶽の静寂さを参加者の皆さんは堪能されていました。

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 喜宝院蒐集館では、他の博物館では滅多に見ることができない
藁算や方言札、竹富島の家紋ともいえる屋判などを紹介し、
これらがなぜ文化財として指定されたのかを、
皆さんにはご理解いただけたのではないでしょうか。

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 参加者は、さらに西桟橋へ足を運びます。
西桟橋から望む小浜島や西表島の光景を眺めながら、
西桟橋建設の由来や、歴史的景観ゾーンに守られた竹富島のイノー
について解説する上勢頭芳徳さんの話に参加者は聞き入っていました。

 最後は、観光名所として名高いなごみの塔を訪れました。
なごみの塔からの竹富島の風景を一目みようと試みましたが、
一般観光客のみなさまによる長蛇の列のため残念ながら
塔に昇ることはできませんでした。

参加者全員で記念撮影です。

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その後、ゆがふ館へ戻り本日の学習会を振り返りました。
大勢のみなさまがご存知の昨年度の文化財めぐりとは異なり、
今年度は、竹富島の生活に密接に関わった史跡をめぐりました。
なごみの塔が文化財であることをご存じでない方も参加者のなかに
おられましたので、
竹富島の文化財の普及啓発の一環として有意義な学習会でした。

 ご参加いただいたみなさま、
 講師の上勢頭芳徳さん

 お忙しいなかご参加いただき
 まことに有難うございました。

 シカイト ミーハイユー

(ta)

投稿者 takidun : 09:50 AM

March 17, 2010

竹富小中学校卒業式

3月17日、
竹富島の小中学校では、卒業式が行われました。

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小学校を卒業して中学に上がる子どもたちは5名
中学校を卒業するのは3名。

中学校を卒業した子供たちは、
島に高校が無いため、島外へ出ての通学となります。
親元を離れ、寮に入ったり、下宿をしたりしながらの生活が始まり、
都会の子たちよりもちょっと早い親離れを経験することになるわけです。
この日は多くの島の方々が集まり、
島を巣立っていく子供たちを見守ってくださいました。

投稿者 takidun : 04:43 PM

March 15, 2010

「竹富島のデイゴを救おう!」講演会

 昨晩、竹富島まちなみ館において、
「竹富島のデイゴを救おう!」講演会が開催されました。

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昨晩は64名の島民ならびに観光客の皆さまが足を運ばれました。

この講演は、2010年2月27日に発足した
“竹富島のデイゴを救おう!実行委員会”
の活動の一環として行なわれています。

現在、デイゴヒメコバチの影響でデイゴが枯死している光景を、
八重山の到るところで目にします。
こうしたなか、竹富島の有志のみなさんが、
竹富島内の156本のデイゴを、デイゴヒメコバチによる被害を人的レベルで防ぎ、

1 薬剤の注入
2 枯死したデイゴの除去
3 新たなデイゴの植樹

などの活動を展開します。

これらの活動を支えるため、
島内に募金箱を設置して募金を呼びかけたり、
7月にはチャリティコンサートを計画しています。

講演会では、これからの実行委員会の動きを後押しする様々な情報が
提供されました。

講師は
独立行政法人森林総合研究所研究コーディネーター 福山研二氏 ならびに
沖縄県森林資源研究センター主任研究員 喜友名朝次氏

福山氏は、「なぜ害虫は悪さをするのか」と題し、
自然の大きな枠組みのなかで繰り広げられる特定生物の異常繁殖とその終結を分かりやすく
説明してくれました。
 アフリカで発生したデイゴヒメコバチは、天敵が存在しない地域に徐々に活動範囲を広げています。
つまり、被害が拡大している地域では天敵が不在であり、これがデイゴを枯死させる最大の要因
であるとのことです。
デイゴヒメコバチの被害が拡大した原因は、侵入害虫を船舶や飛行機などで知らずに
運搬させてしまう人間の行為や、喫緊の課題である地球温暖化にあると説明してくれました。

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喜友名氏は、「デイゴヒメコバチの生態と防徐」を講演し、
現在、奄美大島まで被害が及んでいる“デイゴヒメコバチ”について詳しく解説してくれました。
 デイゴヒメコバチは、2003年には台湾、シンガポールなどでの被害が報告されたのち、
八重山では2005年頃から被害が及んでいます。八重山に流入した原因は、
風や気流によってもたらされたと見られています。
 メス1匹が400個もの卵を産み、僅か1.5mのデイゴの苗に4,700匹も発生するなど、
旺盛な生殖活動を行うデイゴヒメコバチからデイゴを守るには、
現在は薬剤の散布しかないと解説されていました。

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竹富島のデイゴを救おう実行委員会では、
バイエルクロップサイエンス社や森林総研による実証実験の労力提供や、
HPを立ち上げ、島内のデイゴを守るための薬剤を購入(概算で1,052本が必要)
するための募金を呼び掛けます。

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ブログをご覧のみなさまも、竹富島に赤い花が咲くデイゴを残すために、
ぜひご協力下さるようお願いいたします。

(ta)

投稿者 takidun : 10:21 AM

March 14, 2010

竹富島の文化財めぐり(再)

去った1月22日(金)に悪天候のため延期となった
「竹富島ゆがふ館」主催による学習会。
改めて皆さまに「竹富島の文化財めぐり」の開催をご案内いたします。

竹富島は石西礁湖に浮かぶ自然が育んだ文化景観として、
島全体が国立公園に指定されているほか、国指定・選定を8件受けている文化財の島です。
今回は「西表石垣国立公園」、「小城盛」、「喜宝院蒐集館の蒐集物842点」、「西桟橋」、
「なごみの塔」を皆様にご紹介いたします。
「小城盛」は、国史跡「先島諸島の火番盛」として指定された18の遠見台のひとつです。
他島の火番盛と同様の役割を担いましたが、八重山諸島における南部(波照間島・コート盛)や、
西部(与那国島・ダティグチディ)からの情報を石垣島の蔵元に伝える最終地点として、
重要な役割を果たしており、今もなお堅牢な佇まいを残しています。
1960(昭和35)年に開館した喜宝院蒐集館には、
近現代の八重山における民衆の生活を知る上で貴重な資料が多数展示されています。
「藁算」や「カイダー字」に関する資料を筆頭に、約4,000点の蒐集物のうち842点は、
登録有形民俗文化財に指定されています。
故上勢頭亨翁の蒐集物というフィルターを通して、
竹富島ならびに八重山の民衆の営みを感じることができます。
「なごみの塔」は竹富島のまちなみが一望できるスポットとして、
「西桟橋」は夕陽を眺めながら壮大な自然を感じるスポットして、
今では竹富島の観光名所として知られています。
しかし、竹富島が太平洋戦争終結後の混乱から立ち直る上で欠かすことの
できない存在として、いずれも登録有形文化財に指定されています。
こうした自然・文化遺産、ひいては竹富島の暮らしに精通された方からのお話を通じて、
竹富島ばかりでなく、八重山における当時の生活を知ることや、
文化遺産保護の重要性を認識することによって、
今後の私たちの生活に取り入れる良い機会であると考えております。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

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『竹富島の文化財めぐり(パート2)』
主 催 竹富島ビジターセンター運営協議会
日 時 平成22年3月17日(水)午前10時から午後4時まで
場 所 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館 午前10時までに集合
      (石垣島9時30分発の定期便にご乗船ください)
散策先 �竹富島ゆがふ館 �小城盛 �喜宝院蒐集館
      �なごみの塔 �西桟橋
講 師 環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所 田村 努 氏
喜宝院蒐集館長 上勢頭芳徳 氏
申込み 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
(電話 85-2488 午前9時〜午後5時)
参加費 650円(保険料、バス代、喜宝院蒐集館入館料)
持ち物 お弁当、飲み物、筆記具、タオル、帽子、レインコートなど、
      野外活動に適した準備や服装でご参加ください。
      なお、ご自身で出したゴミはお持ち帰りいただくようご配慮ねがいます。
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投稿者 takidun : 10:02 AM

March 09, 2010

ニンガチカザマーイ

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今日の竹富島は大荒れ。
夏を思わせた一昨日の陽気がウソのような悪天候です。

この天気は、ニンガチカザマーイと呼ばれる
春を呼ぶ北風ともいえます。


さあ、いよいよウルズンの季節が訪れます。


竹富島の季節に関しては以下のアドレスをご覧ください。

http://www.taketomijima.jp/12kagetu/12.html

(ta)

投稿者 takidun : 04:43 PM

March 05, 2010

ブーゲンビリア

色鮮やかに咲き誇る
ウーニャ(宇根屋)のブーゲンビリア

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今日の竹富島は気温26度。

夏を思わせるかのようです。

(ta)

投稿者 takidun : 02:10 PM

March 01, 2010

お知らせ

昨日、日本列島を襲った津波。
今日はうって変わって穏やかな一日です。
島内は十六日で賑わっています。

ゆがふ館たより17を発行いたしました。
ただいま、ゆがふ館にて配布しております。
今回の内容は、ゆがふ館の周りの木々です。
季節がら実や花をつけた木々が増えています。
お時間がある際には、ゆがふ館の周りをぐるっと一周してみてください。


〜お詫び〜
2月28日は津波の影響により、ゆがふ館を午後より閉館いたしました。
足をお運びいただいた方々に、遅ればせながらいお詫び申し上げます。

投稿者 takidun : 03:27 PM