January 31, 2010

学力向上対策実践報告会と発表会

 本日、竹富小中学校ならびにPTAによる
「平成21年度学力向上対策実践報告会ならびに
学習発表会」が、竹富小中学校体育館で開催されました。

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 竹富小学校(児童29名)ならびに中学校(生徒7名)は、
「生きる力」を育むことを目指し、「自主・創造・共生」をキーワードに、
基礎的・基本的な知識や技能を確実に身につけるよう教職員一同
一丸となって取り組まれています。

 その成果として、「ソニー子ども科学教育プログラム」10年連続入賞の
快挙を成し遂げています。

 こうした竹富小中学校の取り組みをPTAをはじめとする地域の方々
が支え、竹富島の伝統文化の継承をはじめ、現在の竹富島の問題や
課題にも真正面から取り組んでいます。

 児童生徒の発表の場をご紹介しましょう

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会場には大勢の島民が足を運び、
子ども達の活動を支える大きな後ろ盾であると感じました。

(ta)

投稿者 takidun : 11:53 AM

January 29, 2010

生年の祝い

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生まれ年(昨年の干支は丑)の方は、旧暦の元旦までに

ムトゥヌヤマ (氏神)
ジージョン  (土地の神)
ザートゥク  (屋敷の神)
ピーヌカン  (火の神)
マリホー   (干支の神)
クシャッティ (裏干支の神)

12年に一度、
無事に過ごさせていただいた御礼と、
さらに12年間、健康に過ごせるよう祈願します。

みなさんも、
何気に“ふっ”と感じる
自分自身をお守りいただいている神々に、
そっと手を合わせてみてはいかがでしょうか。

(ta)

投稿者 takidun : 06:25 PM

January 25, 2010

不発弾処理のお知らせ

本日、13:00〜17:00の時間帯に
竹富島内で不発弾の爆破処理作業が行われます。
細原地内周辺は危険範囲となりますので
処理作業時間帯はアイヤル方面へは
立ち入らないようにして下さい。

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投稿者 takidun : 10:28 AM

January 22, 2010

学習会延期のお知らせ

本日開催予定の
竹富島ビジターセンター運営協議会主催による学習会、
「竹富島の文化財めぐり(Part2)」は、
天候不順のため延期とさせていただきました。

つきましては、近日中に改めて催行のご案内をいたします。

今回、ご参加のご連絡を頂いた皆さまには、
新聞紙上に広報する前に電話連絡にて催行日をお知らせし、
優先してご参加できるようお手続きをいたします。


竹富島ビジターセンター運営協議会

 

投稿者 takidun : 04:17 PM

January 21, 2010

安里屋ユンタ

八重山を代表する人物、星克の作詞と宮良長包の編曲により、
「新安里屋ユンタ」として一世を風靡した「安里屋ユンタ」ですが、

竹富島で伝えられている「安里屋ユンタ」と、
石垣島で謡われている「安里屋ユンタ」とは、

うたの内容が微妙に異なります。

 クヤマは1722年に竹富島で生まれ、1799年に没します。
竹富島では旧暦正月15日にあたる週の日曜日に、
安里家一門とその親戚縁者が集い、
クヤマを祀る「クヤマ大祭」が今なお執り行われています。

 クヤマが生きた時代、八重山では人頭税制度が敷かれ、
農民は薩摩藩の献上物と首里王府への貢納の二重課税に苦しんでいました。
当時の特権階級は士族と呼ばれ、八重山の各島に派遣されており、穀物や織物
など貢納物を厳しくチェックしていました。
 派遣された役人の特権は、税を納める必要がないことや、現地で世話をする女性、
いわゆる賄い女と呼ばれる女性をあてがうことができました。
 役人には、与人(ゆんちゅ)と目差主(みざししゅ)などの階級があり、
与人はその地域の責任者として、税を完納させるよう目を光らせていました。

 竹富島で謡われている安里屋ユンタでは、
目差主が絶世の美女クヤマに惚れこみ、自分の賄い女にしようと働きかけますが、
クヤマは 「私は与人の賄い女になります。目差主はいやです。」
と目差主に肘鉄を喰らわせます。
振られた目差主は、クヤマの腹いせに他の美女を探し求め、仲筋村のイスケマに
再度アプローチし思いを遂げる。と言ったストーリーとなっています。

実際に、クヤマは16歳のときに与人の賄い女になり、
与人から寵愛を受け竹富島の一等地を与えられたとされている一方、
大変働き者で、現在の安里屋の石垣は弟の筑登之と働き勝負をしながら
積みあげたともいわれています。
与人が島を去った後一生独身で暮したため、子どもはなく、
島の貧しい家の子ども達の面倒を見た聖女として今なお伝えられています。


 「安里屋ユンタ」が謡いつがれてきた訳は、
自分たちを虐げる役人がクヤマに肘鉄を喰らわせれる滑稽さを笑い、
苦しい労働の励みにしていたのではないでしょうか。

 一方、石垣島での「安里屋ユンタ」は、
クヤマが「役人はいやです。私は島の男性に嫁ぎます。」
といって目差主のアプローチを断るストーリーとなっています。

 農民の島である竹富島と、番所(役場)が置かれ、
士族が活動していた石垣島では「安里屋ゆんた」の捉え方が異なっているのでしょう。

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安里クヤマの生家 安里屋

現在、竹富島では「安里屋ユンタ」と、節歌化されて舞踊曲として
種子取祭に必ず奉納される「安里屋節」が謡われていますが、
いずれも竹富島で伝承されている歌詞を謡っており、タイトルも
“あさとや”と濁音を付けずに呼称しています。

 竹富島の水牛車観光のガイドさんは、「新安里屋ユンタ」を唄い、
クヤマのことを皆さまにご紹介してくれますが、
実は、こうした背景があることを頭の奥底に潜めながら、
ガイドさんの朗らかで軽快な「新安里屋ユンタ」に耳を傾けていただけると、
ディープな竹富島の世界に触れることができると思います。

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安里屋の位牌 
クヤマの戒名は、

「寿岳宗仙信女」とあり、

嘉慶四年己未四月十六日死 寿七十八歳と記されています。


(ta)

投稿者 takidun : 12:13 PM

January 20, 2010

今日のゆがふ館

1月とは思えぬほどのポカポカ陽気の竹富島。

今日のゆがふ館では第5回庭の日が開催され、
暖かい陽気と笑い声が館内に響きます。

ご参加いただいた皆さまは、
よんなーよんなー愉しんでいました。

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ゆがふ館には、
青い空、太陽に照らされて光り輝く翠緑、そして愉しそうなゆんたくの声
がとてもお似合いです。

(ta)

投稿者 takidun : 05:03 PM

January 18, 2010

平成21年度学習会の開催について

 毎年大変ご好評いただいている「竹富島ゆがふ館」主催による学習会。
今回は前年に引き続き「竹富島の文化財めぐりパート2」を開催いたします。
竹富島は石西礁湖に浮かぶ自然が育んだ文化景観として、
島全体が国立公園に指定されているほか、
国指定・選定を8件、県指定史跡を2件、
さらには竹富町指定3件受けている文化財の島でもあります。
今回は『西表石垣国立公園』、国指定史跡『小城盛』、
国登録有形文化財『なごみの塔』と『西桟橋』、
国登録有形民俗文化財『喜宝院蒐集館の蒐集物842点』を皆さまにご紹介いたします。
 『小城盛』は、
ご承知の通り2007年3月23日に、
国史跡「先島諸島の火番盛」として指定を受けた18の遠見台のひとつにあたります。
他島の火番盛と同様の役割を担いましたが、
八重山諸島における南部(波照間島・コート盛)や、西部(与那国島・ダティグチディ)
からの情報を石垣島の蔵元に伝える最終地点として重要な役割を果たしており、
今もなお堅牢なたたずまいを残しています。
 『なごみの塔』と『西桟橋』は、
今では竹富島の観光名所として知られるようになりました。
 『なごみの塔』は竹富島のまちなみが一望できるスポットとして、
 『西桟橋』は夕陽を眺めながら壮大な自然を感じるスポットして、
大勢の観光客が足を運びます。
しかし、太平洋戦争終結後の混乱から竹富島が立ち直っていくなか、
この2件の史跡は、当時の生活を振り返るうえで欠かすことのできない存在として、
文化財に指定されています。今回はこれらを深く掘り下げてご紹介いたします。
 1960(昭和35)年に開館した喜宝院蒐集館には、
近現代の八重山における民衆の生活を知る上で欠かすことの出来ない資料が
多数展示されています。
税の徴収を記録する「藁算」や、
納税の伝達や通信手段として大いに活躍した「カイダー字」に関する資料、
さらには人頭税時代の拷問道具やパナリ焼、
勿論、当時の生活を偲ぶ民具類、織物なども多数陳列されています。
そのうちの842点は、竹富島の文化遺産保護に尽力された、
故上勢頭亨翁が保管していた貴重な蒐集物として文化財に指定されています。
翁が収集した蒐集物というフィルターを通して、
竹富島ならびに八重山の民衆の営みを感じることができます。
これらについて、自然・文化遺産、ひいては竹富島の暮らしに精通された方々
からのお話を通じて、竹富島ばかりでなく、
八重山における当時の生活を知ることや、文化遺産の保護の重要性を認識し、
今後の私たちの生活に取り入れる良い機会であると考えております。
 
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

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       『竹富島の文化財めぐり(パート2)』

● 主 催 竹富島ビジターセンター運営協議会
● 共 催 特定非営利活動法人たきどぅん 環境省那覇自然環境事務所
● 日 時 平成22年1月22日(金)午前10時から午後4時まで
● 場 所 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館 午前10時までに集合
       (石垣島9時30分発の定期便にご乗船ください)
● 散策先 |殄拇腓罎ふ館 ⊂城盛 なごみの塔 だ昌袈供´ゴ酳院蒐集館
● 講 師 環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所 田村 努 氏
       竹富町老人クラブ連合会会長 阿佐伊孫良 氏
       喜宝院蒐集館長 上勢頭芳徳 氏
● 申込み 竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
       (電話85-2488:午前8時から午後5時まで)
       先着順で定員15名に達し次第締め切ります。
● 参加費 650円(保険料、バス代、喜宝院蒐集館入館料)
● 持ち物 お弁当、飲み物、筆記具、タオル、帽子、レインコートなど
       野外活動に適した準備や服装でご参加ください。
       なお、ご自身で出したゴミはお持ち帰りいただくようご配慮ねがいます。
● その他 雨天時は延期とし、午前7時の天候で判断し、
       8時までに参加者にご連絡いたします。
       また、振替日はあらためて新聞紙上でご通知いたします。
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(ta)

投稿者 takidun : 08:51 AM

January 16, 2010

竹富島のデイゴを救え!

竹富島のデイゴの立ち枯れを憂う有志の方々が、
本日、竹富島内のデイゴの調査に訪れています。

デイゴは、数々の民謡に題材として取り上げられ、
沖縄県の花として県民に愛されて続けています。

しかし、現在ヒメコバチという虫による被害によって、
立ち枯れる光景が目につくようになり、沖縄県内では
大きな問題になっています。
竹富島でも立ち枯れた何本かのデイゴは伐採されており、
竹富島の集落へ至る道”ホーシ道”や世持御嶽広場に
おいても悲惨なデイゴの姿が見られます。
私財を投げ打って薬剤を購入している方もいるものの、
島全体で駆除しなければヒメコバチを駆逐することはできず、
種子取祭の舞台となる世持御嶽やホーシ道、さらに蔵元跡
のデイゴは、竹富公民館では賄いきれないほどの費用がかかります。

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ンブフル丘周辺の立ち枯れたデイゴ

 こうしたなか、有志の方々が、竹富島のデイゴを救え!
ということで、島内のデイゴの実態調査に訪れ、デイゴの
本数、樹高、胸囲、直径、葉の繁茂状況、虫棲葉の割合
を調査し、被害の大きさや薬剤を注入する必要性を説く
データを作成します。

本日調査をした結果、島内には123本のデイゴが確認されており、
葉の繁茂状況も芳しくありません。
特に集落内は状態が悪く、放置していると神聖な世持御嶽の
大きなデイゴも立ち枯れてしまうことも考えられます。

ヒメコバチを駆除する薬剤は1本あたり概ね3万円ほど。
定期的に薬剤を購入してヒメコバチを駆除し、さらには
立ち枯れたデイゴに巣食うヒメコバチを完全に除去しなければ、
竹富島の深紅の色鮮やかなデイゴの花も見ることが出来なくなる
かもしれないのです。

調査済のデイゴには番号が記されています。

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竹富診療所南のデイゴの直径を調べています。

デイゴを救う手立ての第一歩を、竹富島は始めました。

(ta)

投稿者 takidun : 04:40 PM

January 04, 2010

昔から謡われ続けているうた

 ゆがふ館には、竹富島をより深く知っていただくために、
「テードゥンコラム」に竹富島の古謡・民話・祭の雰囲気
が収録されており、
ご来館いただいた皆さまに竹富島の“音”をご紹介しています。

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そのうちのひとつ、「唄」のコーナーでは、
伝承者のかたがたの唄声から謡われる、
いにしえの竹富島の姿が垣間見えます。

 華やかなにつま弾く三線に代表される歌謡は、こうした
昔から謡われ続けているうたに支えられていると云ってもいいでしょう。


今回は、竹富島の「古謡」の定義についてご紹介します。


1.アヨー
 曲調はゆるやかで荘厳、厳粛な節回しを集団にて謡います。
祝座で謡われる「うた」といってもいいでしょう。
もっぱら農作物の豊穣を予祝・祈願する内容が多いのですが、
なかには願望、希望など願いが実現する様をうたう
予祝的な事柄もあります。
あまり恋愛や世俗的な事件をうたったものはなく、
呪的歌謡としての性格を持っています。

2.ジラバ
 農耕祭儀や航海の平安を祈る旅祈願、
家屋の落成祝いなど諸祭儀の場で謡われる「うた」です。
一方で、農耕・労働の場でも謡われる労働歌でもあります。
歌詞の形式はアヨーと同様に対語・対句を重ねて事柄を謡い、
内容は農作物の豊穣予祝・祈願、雨乞い、航海安全の予祝・祈願、
井戸掘り、機織、恋愛、教訓、農耕労働など
共同体社会におこった種々の事件を謡っています。
現在ではユンタとの判別がつかなくなっています。


3.ユンタ
 多くは労働の場で謡われますが、
なかには家屋の新築祝いなどの場や祭祀の場でも謡われます。
曲調はややはやく、歌詞の形式は対語・対句を重ねて事柄を謡います。
歌詞はアヨーやジラバと比べて長く、
男女の恋愛や農耕・労働、遊び、
人物評など共同体社会に起こった様々な事柄を謡っています。
祭祀の場で謡われるものには、
主に農作物等の豊穣を予祝・祈願しています。
そのほか、星や鳥・魚・蟹・猫などの自然の小動物に題材を求めたものもあります。

4.ユングトゥ
主に個人によって唄われます。
旋律をもたない独り言のような形式もあり、
ある種の芸能の一形態であるともいえますが、西表島では神歌として謡われています。
竹富島では、笑いを誘うような滑稽な歌詞もみられますが、
これは、祭儀の場にて神を喜ばせることであるとされています。
詠んだ個人の思いや感情などの比喩表現が独特で、
叙述の内容から個人の小宇宙を感じさせられます。


(ta)

投稿者 takidun : 04:51 PM

January 01, 2010

新年明けましておめでとうございます

2010年
新年明けましておめでとうございます。

今年も大勢の観光客の皆さまを
お招きし、竹富島を十分に満喫できるよう
ご案内をさせていただきます。

今日もたくさんの皆さまにご来館いただき、
ゆんたくコーナーでゆっくりされる方々もいらっしゃいます。

昨年同様、今年も竹富島ゆがふ館と竹富島について
様々な情報をご提供させていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

西表石垣国立公園
竹富島ビジターセンター運営協議会
関係者一同

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午前8時 西桟橋

投稿者 takidun : 01:03 PM