September 30, 2007

今日のゆがふ館

 9月の最終日のゆがふ館には、大塚勝久さんのグループ10名
が『素足で感じる竹富島』を体験に来られました。

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 ご多忙のなかご来館いただき、まことに有難うございました。

(TA)

投稿者 takidun : 10:33 AM | コメント (0)

September 16, 2007

結願祭

この1年間に立てた諸祈願の願解きと、
豊作の願いが叶った事への感謝を意味する祭祀・結願祭が、
15日・16日の2日間にわたり行われました。
初日、神司の方々が、清明御嶽・西塘御嶽・幸本御嶽にわかれて夜籠りをします。
2日目、早朝から島中の御嶽を、神司をはじめ公民館執行部と有志が参拝し、
願解きを行います。
午後からはマイヌオン(清明御嶽)の神前にて、
狂言が2題、舞踊が6題奉納されました。
演目は次の通りです。

   1.始番
   2.赤馬節(東集落)
   3.世果報口説(仲筋集落)
   4.松にゃーま(西集落)
   5.芋掘狂言
   6.竹富ガンギ(東集落)
   7.大原越路節(仲筋集落)
   8.マサカイ節(西集落)

舞台と観客の一体感は結願祭ならではのもの。
諸々の祈願の結びにあたる祈願が結願の本意ですが、
「始番狂言」のセリフにも、

 「島中、村中や いみさん・くーさん心一寸結びてぃり」

とあるように、結願祭は、島中村中の、幼き者も貧乏人も、
心をひとつに「結ぶ」祭事でもあるのですね。
(YI)

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始番狂言

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赤馬節

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世果報口説

投稿者 takidun : 06:44 PM | コメント (0)

September 14, 2007

西表石垣国立公園写真コンクール

写真コンクールのご案内です。

1972年の指定より、日本最南端の国立公園として有名な「西表国立公園」。
原生的な亜熱帯林とサンゴ礁の海を有しており、石垣島と西表島の間に広がるサンゴ礁は
石西礁湖と呼ばれ、世界的に見ても多様性に富んでいます。
そして、2007年8月1日、この西表国立公園に石垣島の一部が編入され、
公園名称が「西表石垣国立公園」となりました。

これを記念して、環境省那覇自然環境事務所では写真コンクールを開催します。
西表島や石西礁湖を初めとするこれまでの国立公園区域の魅力や、
新しく編入された石垣島の自然の風景のすばらしさを再認識することが目的で、
広く西表石垣国立公園の写真を募集し、優れた作品を展示します。
また、これと併せて自然公園法50周年記念巡回「国立公園」写真展を開催し、
日本を代表する優れた自然の風景地である国立公園を紹介します。

■主催:環境省那覇自然環境事務所・沖縄県・石垣市・竹富町
■募集期間:2007年8月1日〜9月28日(17:00まで)
    ※郵送の場合は9月28日の消印有効

また、コンクールで賞を受けた作品は、
10月26日から11月4日の間に開かれる
“自然公園法50周年記念巡回「国立公園」写真展”(石垣港離島ターミナル) において
展示するとともに、那覇自然環境事務所のHPに掲載させていただきます。

●「西表石垣国立公園写真コンクール」の詳細
    http://www.env.go.jp/park/iriomote/topics/070801b.html

●西表石垣国立公園 石垣地域の概要図
    http://www.env.go.jp/park/iriomote/topics/data/070801a_1.jpg

投稿者 takidun : 03:01 PM | コメント (0)

September 13, 2007

平成19年度種子取祭日程(予定)

 お問い合わせの多い今年の「種子取祭」のスケジュール
 を掲載します。是非ご参考下さい。

〜種子取祭スケジュール〜
  (10月17日〜10月26日)

 本年は、10月21日が「つちのえね」の日に当たり、その日に種を蒔く。
昔から、それより4日前の「きのえさる」の日から種子取祭の日程に入る
とされている。

1.10月17日(きのえさる)
  トゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
  玻座間、仲筋の両地区のホンジャ(長者)の前で無事に奉納芸能が尽く
  せるようにとの祈願を行なう。

2.10月18日、19日、20日
  種子取祭の諸準備。 踊り、狂言の稽古などを行う。

3.10月21日(つちのえね)
  早朝から幕舎張りなど奉納芸能の舞台つくりを行う。
  各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。
  公民館役員や神司は、揃って世持御獄、清明御獄、根原家で種子取祭
  の願いを行なう。
  神司は、その後それぞれの御獄での祈願に向かう。

4.10月22日(つちのとうし)
  ンガソウジといって、前日に蒔かれた種がしっかり土につくように、
  精進を尽くす日とされる。
  家の主がブマー・ブナルンガン(姉や叔母のこと)
  を招いてイイヤチ戴みの儀式などもある。
  芸能の稽古の総仕上げの日。
  午後8時から公民館役員、三郷友会長などがブドゥイドゥンや
  狂言ドゥンを訪ねて挨拶し奉納芸能の激励をする。

5.10月23日(かのえとら)
  バルヒルの願いの日、奉納余興初日。
  午前6時
  弥勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願。
  玻座間御獄では神司たちの祈願。
  その後、両者は世持御獄で合流し、バルヒルの願い、
  イバン取りの儀式がある。
  場所を奉納余興の舞台に移して、干鯛の儀式が行なわれる。
  8時前
  仲筋村の生盛大和主事宅へ参詣。
  9時頃
  世持御獄へもどる。
  午前8時頃
  全国竹富島文化協会主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館
  で行われる。

  9時半頃
  庭の芸能奉納。棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、
  祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行なわれる。
  10時半頃
  玻座間村の舞台の奉納芸能が行なわれる。
  その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
  別途プログラムあり。曽我の夜襲で初日の芸能は終了する。
  17時半頃
  イバン戴みの儀式がある。それからユークイ(世乞い)
  が始まる。ユークイ(世乞い)は、種子取祭を始めた根原カンドゥ
  をまつる根原家から始まり、その後、三地区に別れてユークイが深夜
  まで行なわれる。西地区は、玻座間長者家、神司の家、館長宅それから
  各家々を回り最後は有田家。
  東地区は、宇根家、与那国家、神司の家、主事宅、その後に各家々を
  回り最後は宇根家。
  仲筋村は、仲筋長者家、神司家、主事宅、その後に各家々を回る。
  22時半頃
  石垣への臨時便あり。

6.10月24日(かのとう)。
  午前5時
  三地区に別れていたユークイの一団は、根原家で一つになって
  ユークイの留めを行なう。
  5時半頃
  世持御獄へ。イバンの返上を行ない、ユークイは総て終了。
  2日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
  それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。
  その後、前日同様の干鯛の儀式があり、その後、東の大山榮一主事宅
  へ参詣にあがる。
  9時頃
  世持御獄へもどる。9時半頃から、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
  10時半頃
  仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
  別途奉納芸能プログラムがある。
  仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種蒔い狂言、天人狂言などがあり、
  最後は鬼捕り。
  5時半頃、
  芸能の奉納はすべて終了。
  6時半頃
  石垣行臨時船便あり。
  執行部を中心に種子取祭首尾方の御礼(世持御獄、弥勒奉安殿)
  がある。

7.10月25日(みずのえたつ)。
  早朝から幕舎片付け。経理担当は、早朝から経理に当たる。
  午前10時頃から竹富公民館にて公民館役員・有志と三郷友会
  (石垣・沖縄・東京)との懇談会がある。支払い議会開催。
  夜は全国竹富島文化協会の総会が開催される。

8.10月26日(みずのとみ)。
  種子取祭ムヌンは現在、省略されている。

投稿者 takidun : 03:51 PM | コメント (0)

ギンネム

 現在の竹富島で一番の厄介者となっているギンネム。

 実は在来植物ではなく、大正時代に竹富村初の民選村長
であった上間廣起先生により台湾からもたらされました。
かつては薪として、ヤギの餌として島に多大な貢献をしてきましたが、
観光が主産業となった現在では活用方法が見出せずにいます。

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ギンネム(ギンゴウカン)
マメ科の帰化植物。他の植物の種子の発芽を阻害する物質をだしていると言われる。
タンパク質、ビタミンK、カロテン、カルシウム、リン、マグネシウム、カリウムなどに富む。
生命力が強く純林を形成する。
 
 ギンネムは繁殖力が旺盛で、かつ根が真下に伸びる特徴があります。
つまり、放置していると周辺はギンネムだらけとなり、かつ除草する際は
大変除草しにくい植物なのです。

 多くの御嶽・史跡が残る竹富島。
 これらを守るために、沢山の雑草との戦いを繰り広げています。

(TA)

投稿者 takidun : 09:55 AM | コメント (0)

September 12, 2007

クミスクチンの花

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マレー語で“ネコのひげ”の愛称を持つクミスクチンの花が満開です。
(東集落)

(TA)


投稿者 takidun : 10:54 AM | コメント (0)

September 08, 2007

第30回「テードゥンムニ大会」

 毎年恒例の竹富小中学校PTA主催
「テードゥンムニ大会」が9月7日に開催されました。

 今年は第30回の記念大会。

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会場に入りきらないほど大勢の方がお越しいただいていました。

 子供たちや親御さん、先生方も、忙しい合間をぬって
島のお年寄りにテードゥンムニを教わった結果の発表会です・・。

 今回は記念大会につき、狂言や物語など“大作”が多かったため、
2時間30分の長丁場となりましたが、普段なかなか使う機会が少なく
なったテードゥンムニに親しんだことでしょう。

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保育園児の童歌で幕開けです。
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昔話 「犬の足」
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種子取祭でもおなじみの芸能「スル掬い」、「鍛冶工」

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なかなかお会いできない方々も会場にお越しいただいていました。


神口・願い口はもちろんのこと、
結願祭で催される狂言は全てテードゥンムニ。
 
祭事とテードゥンムニは
切っても切り離すことが出来ない関係があるのです。

このような竹富島のことわざがあります。

むにばっきたー しま ばっき しまばっきたー うやばっきるん
(方言を忘れると島を忘れ、島を忘れると親をも忘れる。)

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多くの子供たちにテードゥンムニを教えてこられた
古堅節さんの挨拶

(TA)


投稿者 takidun : 11:36 AM | コメント (0)

September 05, 2007

“酒井潮”展開催中!

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竹富島に暮らして10年。

浜に流れ着いた流木や木の実、島に自生する植物の実を使った
オリジナルのアクセサリーショップ南潮庵を
竹富島の仲筋集落で営んでいます。

このように、浜辺にたどり着いた漂着物を拾い集めるたりすることを
“ビーチコーミング”というそうです。
この、ビーチコーミングによって拾い集めたもの、
これらの竹富島の自然からいただいたものが、
酒井潮さんの作品を構成しています。

一体、酒井潮さんは竹富島から何をいただいたのでしょう?


■  酒井 潮 初個展  ■
■ ロングバケイション  ■
■  竹富島の10年間  ■ 会期:2007.9.5〜30


酒井潮さんより- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 たどりついた長い夏休みの竹富島で
 生まれこぼれた星クズたちを初めて
 ご紹介させていただきます。
 楽しんでいただけたらうれしいです。

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酒井潮展ご案内。

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投稿者 takidun : 05:26 PM | コメント (0)

September 02, 2007

節祭(節願い)

 秋の初めの祭で、大地の大祓い、井戸水の清めをし、
諸作物に荒風、毒虫の発生なく来年度も豊作であるように
と土地の神に祈念する節祭(シチマツリ)。

 節祭の当日の夜は、マジューヌ(魔物)が出ると云われて
います。子どもたちにとっては肝試しの一日になりそうです。

 節祭を迎える前に竹富公民館執行部は25箇所の井戸の
清掃を行ない、線香を立てる白砂を用意します。
 そして、当日には神司がそれぞれが担当する井戸に花米1合、
線香1結を供え、土地の神に祈願します。

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竹富島で一番最初に掘られた井戸
ハナックンガーに祈願する花城御嶽神司

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世持御嶽の西にある
オーセカーに祈願する玻座間御嶽神司


 竹富島は全国的に知られる観光地ですが、レンタサイクル
で島内を巡る観光客の傍で、井戸に祈願をする神司を拝見
すると、伝統をひたむきに守る島人の心意気が感じられます。

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今日も素晴らしい天気でした。
ご来島の方々はお楽しみいただけたことでしょう。

 そして、陽も落ちつつある18時30分に彌勒奉安殿では、ミルク神が
お出ましになりました。今年二度目のお姿を拝見することができました。
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 そして三度目のお出ましは今日から49日後、種子取祭です。

(TA) 

投稿者 takidun : 07:20 PM | コメント (0)