December 31, 2006

平和の鐘

この『平和の鐘』は竹富島の高那マツさんの八十五歳の生年を祝賀して息子たち三人、大盛廣吉・高那三郎・大盛英信氏らによって1974年に建立され、
竹富公民館に贈られたものです。
32年を経て鐘楼が老朽化したのでこの度、木造に改築致しました。
梵鐘には、大盛英信氏のふる里への想いが刻印されています。

○梵鐘讃歌
この鐘の音が西塘の森から四方に鳴りわたるとき
すべての争いが止み 諸人の浄き平和の祈願が叶えられ
心に理解と融和と安らぎが生まれますように
夕げにおとずれ この鐘の音をきくとき 老たる身にも病める心にも
静かなよろこびが生まれますように
この島を往き来するすべての者が 安全で健やかで楽しい日々でありますように
そして この世に風と光と緑と人間が久遠にあるかぎり この島は栄え
平和と愛と敬母の梵鐘讃歌が鳴りわたりますように   合掌

昭和49年
大盛英信建立

投稿者 takidun : 11:50 PM | コメント (0)

2006年 竹富島重大ニュース

竹富公民館が選ぶ2006年 竹富島重大ニュース

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1 板井(旧姓・島仲)ルミ子氏が沖縄県教育委員長に就任された(1月)

2 赤山丘「なごみの塔」が登録有形文化財として登録された(1月)

3 竹富小中学校はソニー教育財団からソニー賞7年連続の受賞(1月)

4 西里喜行氏(琉球大学教授)は『清末中琉日関係史の研究』で文学博士号を取得し、
  伊波普猷賞を受賞された(2月)

5 竹富島北東岸の保安林の整備事業が始められた(2月)

6 旧與那國家は修復を終え、落成式典並びに祝賀会が開催された(3月)

7 NPOたきどぅんは文化庁の助成を受けて「島だて学校」を始めた(3月)

8 「見習い・聞き習いの会」は、竹富町史第10巻資料編1の『竹富蒐集館文書』を読み
  竹富島の近代化の過程を学び始めた(6月)

9 竹富小中学校体育館が29年ぶりに改築され、内部施設のため多くの島人や郷友から
  多額の基金が寄せられて完成、式典・祝賀会開催された(6月)

10 NHKの番組「新日本紀行ふたたび」で『精霊の島 竹富』が放映された(7月)

11 竹富町議会議員選挙で新田長男氏は高位で再選を果たす(9月)

12 大形で強大な台風13号が襲来し、近年にない被害甚大となる(9月)

13 竹富PTAは、こぼし文庫活動の親子読書活動に対する永年の功績が評価され、
   野間読書推進賞を受賞した(10月)

14 『新里村遺跡』発掘調査書が刊行された(11月)

15 前原基男氏の写真集『あんやったん』が出版された(11月)

16 内盛清子氏は永年の教育功労が認められ沖縄県教育長賞を受賞(11月)

17 竹富町は竹富島を「黒潮に育まれた亜熱帯海域の文化的景観」として
   世界遺産に登録するよう文化庁に申請書を提出した(12月)

18 高那マツ媼の85歳の生誕を記念して1974年(昭和49)に子息たちによって建立された
   『平和の鐘』の鐘楼が木造に改築された(12月)

19 NHKの大晦日番組「行く年 来る年」が竹富島から発信された(12月)
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投稿者 takidun : 04:32 PM | コメント (0)

December 27, 2006

「交通安全県民運動実施中」

12月27日の昼間、ゆがふ館前のホーシ道沿いに
「交通安全県民運動実施中」というのぼり旗が立ちました。
というのは、八重山警察署小浜駐在所の巡査部長や、
公民館長をはじめ、島の各団体の代表が集まり、交通安全を住民に呼びかけたからです。
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これは年末年始全国交通安全県民運動の一環として、
竹富島交通の呼びかけにより実施されました。
ホーシ道を通る自動車一台一台に声をかけ、
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シートベルトの着用を促し、
運転手に交通安全の意識の向上を図りました。

投稿者 takidun : 03:49 PM | コメント (0)

December 26, 2006

凧つくり教室

20061226
凧作り教室(ブログ)

1月5日の凧あげ大会に向け、今日は1日かけて自分オリジナルの凧を作ります。
子ども育成会とNPOたきどぅん共催の凧作り教室の開催。

凧には様々な種類があり、みんな憧れの凧はあるようですが、
先ずは、基本中の基本、“アヨナー”に挑戦!
単純な構造の基本の凧を自分の力作れるようになれば、
あとは、それを応用していくだけ。

そして、本日、凧作りを教えてくれる先生は、昇助さんと栄一さん。いろんな凧を作ったことがある島の先輩。
どこをどう工夫すればいいかは、何度も凧を作ったことがある人たちならわかること。
何度もやり直しと工夫をくり返し、自分の納得いくとして、飛ぶ凧を作ってきた島の先輩直伝の凧つくり。

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おじいが作った凧について、話を聞いて自分が作る凧のイメージがふくらみます。
おじいに教えてもらいながら作れば、大丈夫。

さあ、凧つくりのはじまり。
凧の骨格となるのは竹。
今となっては、材料はすべて買って揃えることができますが、
それでは、面白くありません。
島のくらしでは材料を調達するところからが基本です。
織物も糸となる植物、例えば苧麻や芭蕉を採取するところから始まり、はたまたそれを育てるところから・・・
そうやって守られてきた竹富島の伝統があるからこそ、今の竹富島があるのです。
島の生活の本質を子どもたちにも気づいてもらうため、
実際に体験して感じてもらおうと、いう側面を併せ持った、凧つくり教室なのですが、
とにかく楽しく体験できることがモットーです。


島の中には何カ所か竹が自生しているところがあります。
凧つくりに適した竹選びのポイントをおじいに教えてもらい、
自分たちで竹を探し出します。

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凧をつくるのに向いている竹の他に、釣り竿に適している竹も生えています。
太く成長しているもの、そして、できるだけまっすぐのびている竹を選びだします。

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自分たちの背丈の何倍もある竹。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
“アヨナー”には縦軸となる竹と横軸となる竹の2本が必要です。
それぞれの役割りにあうように削りだし、

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おじいにしっかり教わりながら・・・

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おじいは今までにいくつも作っては直し調整したりと、
工夫してよく飛ぶ凧を作ってきたのです。

凧が飛ぶ決め手となるのは、しゃくを取る行程。
凧がうまい具合に風を受ける角度になるよう、慎重に調整していきます。

さあ!

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投稿者 takidun : 05:16 PM | コメント (0)

鍛冶屋の願い

12月26日は旧暦11月7日にあたり、鍛冶屋の願いが行なわれました。

午前8時30分、神司と公民館執行部がンブフルふもとの鍛冶屋の御嶽に集まり、
厳かな祈願がはじまります。
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鍛冶屋の御嶽は、かつてカイジにあった蔵元近くの香炉を、平成14年に移設し、
赤瓦の屋根を設けた御嶽です。
島に鍛冶師がいたころは、夜通しふいご祭りを行ない、
翌日は神司、部落の有志、鍛冶師の親戚たちが集まり、盛大に祝盃を上げたといいます。


『竹富島誌 民話・民俗篇』には、「35 鍛冶屋の願い口」が、次のように記録されています。

1 霜月(しむすき)しあーし 長月(なーき)ぬ 七(なん)か夜(ゆー)         
  (11月為合わせ9月の七夜)
 子丑(にうし)ぬ時(とぅき)に 生(うま)りおーたる
  (ねうしの時刻に生まれなさった)
 大鍛冶(うふかじ)ぬ 長鍛冶(なーかじ)ぬ 神(かん)の前(まい)
  (大鍛冶 長鍛冶の神さま)

2 上大和(ういやまとぅ) たんやまとぅ たんたき たんしじから
  (上大和 唐大和 たんたき たんしじから)
  大(うふ)がま 姉妹(ぶなる)がまぬ 神(かん)ぬ前(まい)
  (大姉 姉妹さまの神さま)

現在、島には鍛冶師がいませんが、
種子取祭の玻座間村の狂言「鍛冶工狂言」でなじみがあります。
「鍛冶工狂言」のなかには、鍛冶工主が農作業に大切な道具をつくるために
「鍛冶屋の飾口」を唱える一節があります。
「鍛冶屋の願い」は、この場面と重なりあい、生産力を向上させた、鉄の伝来を考えさせられます。

投稿者 takidun : 03:41 PM | コメント (0)

December 23, 2006

ナーキヨイ

12月22日。
ナーキヨイは、旧暦11月初旬に行う祭事です。
根がつき始めた農作物の生長と来年の収穫を島の主な御嶽で祈ります。
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新しく御嶽に所属することになったオンビ(氏子)のスンイリ(新入り)の願いもナーキヨイで行ないます。
そして、御嶽の拝殿に立ち入れるのは女性だけ。
さらに拝殿の奥のウブ(神域)に立ち入れるのも女性だけです。
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神司でもウブに入るのは年にたったの5回。
ナーキヨイの日は、特別にオンビの女性たちもウブに入り、
神様からのブン(お供え物)のお下がりをみなでいただきます。
ナーキヨイでは、タプナ・海藻・パパイヤ・モヤシなどの味噌和えを高膳で供えます。
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この日は女性が主役。
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男性は手伝いに徹し、ブンをいただくのは女性の後になります。


ナーキヨイが終わると年越し
正月という気持ちになるよ
今年も無事終わるなぁと思って
ほっとするんだなぁ

投稿者 takidun : 09:38 AM | コメント (0)

December 22, 2006

「平和の鐘」修復

以前はコンクリートでつくられており、
痛みが進んでいたためしばらく使用をしていなかった「平和の鐘」。
この度、今年の大晦日に向けて急ピッチで修復を行なっています。
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今年の大晦日は、除夜の鐘が竹富に鳴り響くことでしょう!

投稿者 takidun : 12:39 PM | コメント (0)

December 19, 2006

「安里屋ユンタのふるさとを訪ねて」

先日報告しました、12月15日(金)に開催した学習会、
「『安里屋ユンタ』のふるさとを訪ねて」。
講師にNPOたきどぅん事務局長 阿佐伊孫良を迎え、
竹富島ビジターセンター・ゆがふ館運営協議会、NPOたきどぅん共催で開催しました。
さて、沖縄を代表する民謡「安里屋ユンタ」は、
人頭税時代の竹富島に実在した伝説の美女 安里屋クヤマをモデルとした
歌謡「安里屋ユンタ」をもとにしてつくられています。

そして、今回のこの学習会は、
そのクヤマの生家からお墓まで、彼女の足跡を実際にたどることができる、
「安里屋ユンタ」のふるさとの竹富島ならではの企画です。

まず、生家である安里屋を訪ね、クヤマの位牌を参拝しごあいさつをして、
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クヤマが与人役人から拝領された土地や、
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クヤマにふられた目差役人がかけのぼったというンブフルの丘、
クヤマのお墓を、
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一日かけてめぐりました。

途中のお昼休憩では、
みんなで「安里屋ユンタ」をうたいながら、
それまで辿ってきたクヤマの足跡からイメージし、
歌の背景におもいをはせました。
また、講師が収集した、貴重な音源をもとに、
竹富島の「安里屋ユンタ」とほかの地域でうたわれているものを聴き比べ、
その違いを確かめ、「安里屋ユンタ」への理解を深めました。

投稿者 takidun : 06:52 PM | コメント (0)

December 18, 2006

竹富小中学校「学習発表会」

毎年恒例の学習発表会。
今年の6月4日に落成した、新しい体育館での開催です。
この、学習発表会には3つのねらいが込められています。

1、学習の成果を発表し児童・生徒それぞれの発表力・表現力・創造力を高める
2、発表を通して竹富島の自然や伝統文化を学び、学ぶことへの関心と意欲を高める
3、学習してきたことを地域の方々へ向け発信し学習を共有する

そして、子どもたちが一生懸命取り組んできたことを発表する晴れ舞台です。
毎年、子どもたちはいろいろな工夫を凝らして発表します。
この学習発表会は、子どもたちだけでなく島の人の楽しみの一つでもあります。

では、その様子をご覧ください!

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鷲ぬ鳥節、デンサー節(三線演奏)児童生徒

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音楽ピクニック(合唱奏)小学1・2年生

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プチ科学教室(実験)小学5・6、中学3年生

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星砂の浜(劇)小学3・4年生

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てぇーどぅんぬ親ふーじぬ 守りおーりる宝ゆ(踊り)小学5・6年生

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トレジャーハント(映画)中学生

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ションカニ小(踊り)中学3年生

最後の学習発表会となる中学3年生。
島の人が見守るなか、
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一人ずつ、学習発表会までの道のりなどの思い出を語ってくれました。
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投稿者 takidun : 05:22 PM | コメント (0)

December 17, 2006

ただいま修理中!

2004年の6月24日にオープンしたゆがふ館。
ゆがふ館を利用してくださる方のうち、観光時間にゆとりのある方に人気なのが、
“テードゥン・コラム”のコーナー。
竹富島のことを音で感じることができる展示です。
利用されている方は、ヘッドホンで音を聞きながらぼーっと、また、
ゆった〜りと過ごしているのをよく目にします。
ゆがふ館で、ゆ〜っくりと過ごしていただくのにもってこいの、
おすすめコーナーでもあります。
しかし、このコーナーのうち、
竹富島の唄を収録してある機材が故障してしまいました。
修理が終了するまでご迷惑をおかけしますが、
ご理解の程よろしくお願い致します。

投稿者 takidun : 05:18 PM | コメント (0)

December 15, 2006

『安里屋ユンタ』のふるさとを訪ねて本日開催!

八重山毎日新聞にてご案内しておりました、恒例の自然文化学習会。
おかげさまで、募集定員の15名での開催です。
参加お申し込みの方、どうもありがとうございます。

さて、ここでこの学習会について少しおさらいしましょう。
この学習会は、竹富島ビジターセンターゆがふ館を管理運営している竹富島ビジターセンター運営協議会が主催しています。
これまでに「島の薬草探し」「御嶽めぐり」「古謡と歴史を訪ねて」「井戸めぐり」など、竹富島ならではの参加者の皆さんに楽しんでいただけるようなテーマを試行錯誤して企画し、開催してきました。
そして、今回、「『安里屋ユンタ』のふるさとを訪ねて」を開催します。

沖縄を代表する民謡「新安里屋ユンタ」。
この曲は、星克作詞・宮良長包作曲によるものですが、
人頭税時代の竹富島に実在した”安里屋クヤマ”をモデルとした物語歌謡「安里屋ユンタ」をもとにしているものです。
そのクヤマの生家やお墓など、その足跡を実際にたどることができるのも、
竹富島が「安里屋ユンタ」のふるさとだからといえます。

ところで、「安里屋」を冠する歌は、
1 古くから竹富島でうたわれる「安里屋ユンタ」
2 人口に膾炙した、星克作詩・宮良長包作曲の「新安里屋ユンタ」
3 竹富島でうたわれる節歌「安里屋節」
4 石垣島などの他島でうたわれる節歌「安里屋節」
の4種類が知られています。
このように「安里屋ユンタ」は、歌詞や曲調を変えながら、多くのバリエーションを生みだしてきました。
それは島内のみならず、全国的な広がりを見せています。

ということで、今回の学習会は、
クヤマの生涯に迫り、
時代背景を押さえ、
竹富島を散策し、
島の歴史や「安里屋ユンタ」の魅力について触れるきっかけになることでしょう。

学習会の様子はまた後ほどお知らせします。

投稿者 takidun : 09:30 AM | コメント (0)