October 28, 2004

秋の清掃

本日、10月28日は、竹富島では秋の清掃検査が公民館執行部を中心にして行われました。
これはそれぞれの屋敷や所有してる土地、周辺の道などを各自が清掃や整理を行い、その出来具合を公民館執行部が検査するというものです。また同時に、島内の人口や家畜の数、自動車の保有台数と言った、いわば島勢調査が行われました。その結果はまた後日報告します。

ところでそれに合わせて、また種子取祭も近いということもあり、NPOたきどぅんでも管理運営を行っているゆがふ館周辺部と、東港周辺部の清掃を、理事、会員、職員が集まって行いました。みんな仕事が終わってから集まり、日没までということで短時間の活動でしたが、これまで何十年もヤブになっていたところなど、見違えるようにきれいになりました。参加された方たち、ごくろうさまでした。
このHPを見て頂いているみなさんも、島に来られた時には、島をきれいにすることに少しでもご協力よろしくお願いします。

投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

October 22, 2004

旧與那國家−パラタティヌニガイ(柱立ての願い)編

さて、いよいよ「旧與那國家」に柱がたてられることになり、そのために「柱立ての願い」が行われました。この儀式を行うために大安吉日の満潮時である、本日(10/22)の14時過ぎが選ばれました。


まずは上の写真のように、山の神を祀っている久間原御嶽にて「山入ぬ願い」を行いました。酒、天ぷら、かまぼこ、豚肉などが供えられ、ニガイフチ(願い口)の後は参加者でおいしくいただきました。


次に「旧與那國家」に場所を移し、ナーパラ(中柱)と呼ばれる大黒柱をたてるための祈願を行いました。棟梁や教育委員会関係者、建設会社社長、文化財修理技師、大工らが参列しました。下の写真がナーパラです。

そして最後に上の写真のように、ナーパラの側に以下のような供物を土の中に埋めました。
1. ハロー(白カニ) 2匹 :地の神への使者として、この家が地面にしっかりと建つことを祈願するため。
2. 木炭 2個 :健康を祈願するとともに、千代万代までもこの家の材木が腐らないようにとの意味をこめて。
3. 昆布 :喜びを表現する
4. 卵 2個 :鳥を意味し、天の神への使者として家の安全を祈願するため。かつては、鳥だったそうです。

また屋敷の四方にも、チチカリ(地鎮)の供物を埋めました。

下の写真は、この日の午前中に海からバケツに入れられて連れてこられ、尊い供物となったハローたちです。

投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

ハンチメーの願い(旧暦9月9日)

本日、10月22日は旧暦の9月9日に当たるため、島では「ハンチメー(芋)の願い」が御嶽にて行われました。これは五節句の一つである重陽の節句のことですが、島では「芋のまつり」として行われています。
仲筋家(生盛家)が男神司をつとめるイルミシャシオン(西美崎御嶽)にて、オンビ(氏子)らが参列し、祈願を行い、菊の葉を泡盛に浮かべた「菊酒」を夜光貝の盃にて頂き、さつまいもを始めとした供物であるごちそうを神様から分けて頂きました。

投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

October 16, 2004

種子取祭の学習会

種子取祭が近づいてきた中、NPOたきどぅんでは内地出身で島で働く若い人たちに向けて、
種子取祭についての学習会を開催しました。講師に、理事である上勢頭芳徳氏、阿佐伊孫良氏を招き、10/16・22の午後9時から2時間半ぐらい、延べ35名が参加して行われました。


投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

October 11, 2004

たかおさんの家づくり-1

このブログでは、これまで旧與那國家の文化財修理の取り組みはレポートしてきました。
しかしそれはあくまでも文化財として、お金も時間も知恵もかけて造る、ある種竹富島の理想的な民家です。それでは、一般のおうちはどうやって、どんな風に造られてるのでしょうか。ちょっと疑問に思ったりしませんか?

そこで、島でこれまでもいろんなおうちを造るのに関わってこられた大工(たかおさん)が、今度はいよいよ自分のおうちを建て始めました。これまでの経験と、勉強したことなどを集約させて造ると張り切っています。そこでその家づくりの様子を、旧與那國家のレポートと平行して行っていこうと思います。

さて旧與那國家では、前回レポートしましたように、基礎をつくっていました。たかおさんちも同じように、基礎工事から始まりました。写真を前回の旧與那國家のものと見比べて頂くとよく分かると思いますが、結構違いますね。現在の竹富島で新築されるおうちは、だいたいこのようにコンクリートを基礎にします。そして台風などの厳しい自然環境に耐えることが出来るように、ブロックで四方の壁を造ります。しかしこのたかおさんちは、後方の2箇所しかブロック塀は立ち上がっていません。それで大丈夫なのでしょうか?その訳は今後の工事の進み具合で分かってくると思います。お楽しみに・・。


投稿者 takidun : 04:44 PM | コメント (0)

October 09, 2004

旧與那國家 基礎編

以前からお知らせしております「旧與那國家」の修理状況の続編です。

これまで、学術調査、解体、調査・記録、そして材づくり、材集めと、時間をかけて慎重に行われてきましたが、いよいよ組み上げていく段階にきました。

そこでまず「基礎」づくりです。
竹富島の民家は、基礎石(「イシジ」)として「ムッスンイシ」や「菊目石」と呼ばれるサンゴを使います。この基礎石をサンゴ石でするということは、身近に手に入れることが出来る素材であることや、高湿度で雨の多いこの地域で、中に細かな穴が空いているサンゴは水はけが良く、柱の木を腐らせにくくすることといった利点があるのです。ただし現在では国立公園内でサンゴの採取が禁止されているため、かつて基礎石として使っていた古材をストックして、再利用して使っています。
さてそのムッスンイシを海の中から集めてきて、イシジとして整形し、固めた地面の上に柱の間隔に並べます。この時、斜めになってたり、それぞれのイシジの高さが違うと、家のバランスが悪くなり、倒壊の危険性があるので、大変慎重に行われます。今では大型の建設機械があったり、コンクリートで固めた基礎で済ませたりするのですが、そうもいかなかった昔の人の技術と苦労は尊敬できますね。

屋根葺き用の赤瓦が干されていました。
なんかきれいでした。


投稿者 takidun : 01:45 PM | コメント (0)

October 07, 2004

トーナチの実

今、ゆがふ館の前庭の大きな木のいくつかに、ほおずきの実を黄緑色にして小さくしたような不思議な実が鈴なりに付いています。この木は、島では「トーナチ」と呼ばれており、和名は「ハスノハギリ」です。昔、このトーナチの実に子どもたちがホタルを入れて、提灯として遊んでいたということです。
この季節にホタル?と思われるかも知れませんが、島には今でも夜になると道はホタルでいっぱいです。写真のホタルは、さっき偶然にもゆがふ館の事務室に飛び込んできたものです。ちょっとおしりが光ってました。。。


投稿者 takidun : 12:12 PM | コメント (0)