August 30, 2004

お盆の真っ最中!

ただいま竹富島では、お盆の真っ最中です。
竹富島を含む、沖縄全域では、旧暦の7月13〜15日にお盆を行います。
今年は8月28日〜30日がその日にあたります。

全体の段取りとしては、各家庭で仏壇にお供えものをし、ご先祖様に対して13日の「迎え」、14日に「中ショーロ」、15日に「ウクルヒ(送る日)」を行い、霊を歓待し、供養します。

そして夜は盆踊りとして、各集落毎に数件の屋敷(その年毎に違う)を毎晩まわります。
(ただ現在、仲筋(ナージ)集落では人数が少ないため、現在は絶えている状況です。)
そこでは、クバ笠に手ぬぐい姿で顔を隠した若者たちが、三線にあわせたアンガマ踊りでショーロガナシ(先祖の霊)をもてなします。メインはニンブチャー(念仏歌)で、孝行念仏、七月念仏、無蔵念仏、その山念仏、かなし念仏などがあり、日によって違うニンブチャーを謡いながら、踊ります。

またそれが終わった後には、他にも踊りを見たいといった先祖の声(裏声)を合図に、様々な芸能が披露されます。そこでは、若い人たちを中心に、普段の稽古の成果が披露されます。また笑いを誘う出し物や、流行を取り入れたものが披露されたりもします。

そして翌日には、「スードーリ(道ざらい)」を行います。早朝に各集落ごとに集合し、お盆の間にきちんと送られることがなかった無縁仏などを払い、集落のみちを清める意味合いで、みちの修復、掃除を行います。他の八重山の集落では、このスードーリと同じ意味をもった行事として、獅子舞などが登場する「イタツキバラ」を行います。

投稿者 takidun : 12:29 PM | コメント (0)

August 24, 2004

台風17号通過中・・

現在、竹富島は台風17号が通過中です。。
定期船は、23日は9時15分の便から、24日は全便、25日も今のところ7時45分の便が
欠航となっています。雨も降るのですが、風がよく吹いています。
なんと、「午前9時半に石垣島で最大瞬間風速55.5メートルを観測した。(共同)」そうです。。
午前11時を過ぎた今でも、激しい暴風雨はおさまっていません。
島の中で動いているのは、異常がないか見回りをしている人たち(主に軽トラ)と、
牛たち(肉牛および水牛)だけです。
今のところ、大きな被害はないようです。
後ろから来ている台風16号はどんな進路になるのでしょうか?

引き続き、警戒が必要です!!

投稿者 takidun : 11:15 AM | コメント (0)

August 22, 2004

七夕願い(七日ショーロ)

8月22日は、七夕願いを行う日です。
七夕願いは、彌勒神のお顔の化粧、衣類、調度品類の虫干しなどをおこない、夕刻から公民館執行部は、一般有志打ち揃って、彌勒神のお面を取り飾って、祈願します。
一般の家庭では、仏壇に線香を炊きショーロまであと一週間になったことを伝え、お墓の清掃をしたりします。そのため、ナンカショーロ(七日ショーロ)とも言います。

投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

コンサート!!

来る8月22日夜に
新良 幸人(あら ゆきと)のコンサートが行われます。
どなたでも入場できますので、ぜひご来場下さい。
かなり楽しめますよ。島のみんなと一緒に竹富島の夜を満喫しましょう!!

arayukito.gif

日時:2004年8月22日(日)19:30開場 20:00開演
当日券:1,500円
場所:竹富小中学校グラウンド特設会場予定
(雨天時は変更)
主催:うつぐみ企画
ジャンル:八重山民謡
(お問い合わせ先)新田観光 担当:田中郁子
電話:0980-85-2103, Mail:nitta.k@fancy.ocn.ne.jp

投稿者 takidun : 09:12 AM | コメント (0)

August 21, 2004

琉球大学八重山芸能研究会

8月21日〜26日の6日間、八重山芸能研究会が竹富島で合宿を行うそうです。
毎年、八重山諸島で合宿を行っているそうですが、今年は竹富島で、島の人と直接交流しながら、
芸能への理解を深めるということです。
なお、大まかな日程としては、以下の通りです。

8/23(月)  島の人との交流会「なかゆくい」
8/25(水)  芸能発表会 in竹富小中学校体育館

投稿者 takidun : 09:49 AM | コメント (0)

August 20, 2004

ハトヤマ

前回は、高那三郎さんが作ってきて頂いた「ッサイルヤマ」を紹介しましたが、
今日は「ハトヤマ」をご紹介します。
このハトヤマは、名前の通り、ハト(主にキジバト)を捕まえるためのしかけです。
この仕掛は、萬木國夫さんが作ってきてくれました。

上の写真をご覧いただくと分かるとおり、
竹のしなりを使ってハトを釣り上げるしかけになっています。
下の写真はしかけの細部ですが、
しかけ自体は微妙なバランスでセットしており、
本来は手前と奥においているサンゴの代わりに、豆をしかけます。
片方の豆を食べたハトが、もう片方の豆を食べようと
竹の橋を渡ろうとしたときに、しかけが作動し、
ひもの輪っかが締まってハトの足を捕らえ、
釣り上げるというしかけになっています。

これもなかなか考えられたしかけですね。
これも安全な状態にして、前庭にしかける(展示)予定ですので、
ご来館の際には、ぜひごらんになってください。
ハトはたくさん見かけるので、実際にしかけてみたい気もしますが、
釣り上げたらかわいそうかな。


投稿者 takidun : 08:00 PM | コメント (0)

August 15, 2004

薬草をさがせ!

竹富島では古くから島内に生育する植物が薬草として使われてきました。また、食事や祭事にも多くの植物がとりいれられて来ました。今回は「自然学習歩道」を歩きながら、竹富島のくらしの中で使われてきた植物を探し出し、その用途を学ぶことによって、竹富島における人々と自然との付き合い方に触れる機会をつくるということを目標にして、開催しました。

『くらしと植物〜自然学習歩道を歩く!』

○主催
竹富島ビジターセンター管理運営協議会
○実施日
2004年8月15日 9:00〜15:00
○場所
竹富島自然学習歩道
○講師
高那三郎(竹富島老人クラブ)、内盛佳美(竹富公民館長)
○プログラム
9:00 竹富島ゆがふ館集合、趣旨説明
9:30 探索出発
11:30 高齢者コミュニティセンター到着・昼食(弁当)・休憩
12:30 ゆがふ館へ移動・植物マップづくり
14:30 発表会
15:00 解散


参加者は、中学3年生から小学3年生までの子ども達や大学生、そしてスタッフで、総勢19名でした。
グループを、A班とB班に分け、講師の先生を中心にしての観察会でした。
天候は、自然学習歩道を歩いている途中はなんとか持ちこたえてくれたのですが、
お昼休憩前に大雨が降り出しました。渇水気味だった島の植物にとっては恵みの雨だったので、
植物を勉強する我々も大喜び!?まあ、とにかく大粒のすごい雨でした。。。


お弁当をおいしく頂いた後は、オブジェ班とマップ班それぞれが、
フィールドワークで集めてきた情報や、植物そのものを用いて製作にとりかかりました。
オブジェ班は、泡盛の空き瓶と島の薬草などの植物を合わせた展示物を製作しました。

また、マップ班は自然学習歩道沿いに見られた、薬草を中心とした植物の分布を表す地図を
写真やイラストを駆使して作成しました。

このワークショップの成果物は、ゆがふ館に展示してありますので
ぜひご来館の際には、見に来てください。
職員に声をかけて頂ければ、解説をいたします。

参加者:
A班(オブジェ製作)
仲里まみさん、山盛彩花さん、豊村麗美さん、玉城恵璃奈さん、宇根歩くん
B班(マップ作成)
上勢頭史奈さん、宇根東杜くん、内盛けんたくん、嶺井まさよしくん、鳥居由佳さん
以上のみなさん、今回の観察会はいかがでしたか?
朝から夕方までの長時間でしたが、無事に事故もなくよかったです。
また機会があれば、参加してくださいね。

投稿者 takidun : 11:59 PM | コメント (0)

August 11, 2004

台風13号

今日は竹富島ゆがふ館は閉館です。。
台風13号が接近中で、石垣との定期船も欠航。
風と雨が強くなっています。
皆さんもお気を付け下さいね。

投稿者 takidun : 11:39 AM | コメント (0)

August 04, 2004

ッサイルヤマ

今日、8月4日の朝、島の老人会長である高那三郎さんが、
ゆがふ館の庭に展示するようにと、「ッサイルヤマ」というものを
作って、持ってきてくださいました。

この「ッサイルヤマ」とは、ッサイル(シロハラ・アカハラ)という
鳥を捕まえる、ヤマ(しかけ)という意味です。
竹とひもでつくられたもので、重しにはサンゴの石を使います。
中に、ひもで縛ったえさである、ミミズやカブトムシの幼虫を
つるして、ッサイルを捕まえるしかけになっています。

本土でよくイメージする、かごと棒で小鳥を捕るというしかけと比べて
ちょっと手が込んでいますね。でもこのほうが確実に獲物を捕らえようという
気迫が感じられる道具でした。
ゆがふ館の入り口付近に設置していますので、みなさんも訪れた際には
見てみてくださいね。


投稿者 takidun : 02:04 PM | コメント (0)

August 01, 2004

プイ(豊年祭)


8月1・2日は、竹富島の豊年感謝の祭りであるプイが2日間にわたって行われます。
初日はオンプイ(御嶽プイ)と言われ、六山(ムーヤマ)の氏子たちがそれぞれの親神に感謝を行います。2日目はトゥヌイプイ(刀禰元豊年祭)と言われ、元来、六山の刀禰元(トゥヌイモト)で行われたためであると思われるが、現在では2日目の刀禰元における祭祀は初日に行っています。

詳しくは、下をクリックして下さい。

初日、神司と公民館執行部は、早朝に供物をととのえ、国仲御嶽、清明御嶽、西塘御嶽の神々に豊年感謝の祈願をします。午後1時から顧問と執行部は、六山の参詣に出かけます。参詣は、玻座間御嶽、仲筋御嶽、幸本御嶽、久間原御嶽、花城御嶽、波利若御嶽の順に回ります。これは、六山の親神に対する村を代表しての豊年感謝の祈りであると同時に、氏子たちとの交流の場にもなります。
参詣の際には、銅鑼と太鼓を打ち鳴らし、「プイの道唄」を謡いながら通ります。御嶽の中では、神司たちがウブ入りして、ブン(シュナイ)を供えます。ウブ入りを済ませると、御嶽の庭に座る氏子たちとブンをいただきながら、ミシャクを配膳し「大ミシャコ」を唄い、それから「願いぬ盃」があって、氏子のオンプイは終了します。
執行部などの参詣の一団は、波利若御嶽での参詣をすませると、銅鑼と太鼓を打ち鳴らし、「プイの道唄」を謡いながら集落に入ります。そして辻つじで豊年を祝う島人との交歓の場として激しくガーリが繰り返されて初日を終えます。

さて2日目。早朝、神司と執行部はユー願いを行います。
まずニーラン神石の前で豊年感謝の祈願、それから幸本御嶽、クックバーへ登ります。仲筋集落の入り口や玻座間集落の入り口では、多くの人たちの出迎えがあります。そして婦人の皆さんと共にガーリを繰り返します。
神司と執行部はそれから供物をととのえ、マーチ御嶽、清明御嶽へ参拝して終了となります。
しかしさらに仲筋村では、ハニヤ御嶽で集まり、村中の息災を願うということなので、執行部も加わります。

【プイの道うた】
(プイは六山の氏子たちがそれぞれの親神に豊年の感謝をささげる神事ですが、公民館役員や有志たちが六山を参拝してまわります。このうたはその道中にうたわれます。)

一、平良(たいら)轟(とど)ろしぬ 夫婦(めおと)樋川(ひじゃ)ぬ 落水(うてぃみじ)
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ うり絶(たゆ)るまぎる 色どぅ勝る
      ハーリヌ ヒーヤシューラ ジャンナーヨ

二、安里八幡(あさとはちまん)ぬ 松(まち)抱ぎょる 石垣(ぐしく)
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ うり巻きゅる 如に 我(ば)んぞ巻かしたぼーり
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ

三、円覚寺御門(いんくくじうじょう)ぬ 鬼仏(うにぶとぅき) 前や
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ 我(ば)んぞ欲(ゆく)しすや 見張てぃ 脅(うどぅ)したぼり
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ

四、待ちゅぎたる 今日ぬ日 願ゆたる 黄金日(くがにひ)
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ 今日の 吉日(ゆかるひ)にはじりあぎしたぼり
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ

五、思た事 叶(かな)しょうり 願たすに すなしょーり
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ 数(かず)い 尽(ちく)さらん 浜ぬ真砂(まさご)
      ハーリヌ ヒーヤシューラ ジャンナーヨ

六、○○御嶽(うたき)ぬ 神加那志前(かみがなしまい)や
      ヒーヤシューラ ジャンナーヨ
   ハリ 我(ばん)心あらぬ 肝心(きむくくる) あらぬ 御守りしたぼーり
      御許したぼり

注:六の○○には、参拝の順に玻座間、仲筋ぬ、幸本ぬ、久間原ぬ、花城、波利若を冠してうたう。同様にニーラン、クックバー、マーチ、清明を冠してうたう。


【大(うふ)みしゃく】
この古謡は、ぷい(豊年祭)、なーきよいに六山の氏子たちが、それぞれの祖神にみしゃく(お神酒)をささげながらうたいます。

一、祖神(うやがみ)ぬ 守(まも)ろすぬ みぶけん
  蔵内(くらん)ちぬ しらなみぬ 大(うふ)みしゃこ
      (根(に)ぎういぬ 本(むとぅ)ういぬ 大みしゃこ)
  中盛(なかむ)らし 端盛(はたむ)らし むやそい
      ピャシヨーホ ピャシヨーホ
      ピャシヨーホ ピャシヨーホ
      エーヤハ  エーヤハ
      エーヤハ  エーヤハ

二、根(に)うすいぬ 大みしゃく
  はやしばどぅ 世やのーる
  うやきーしゃーが 世やのーる
  うやき 世なほしぬ
  はーやーせーばどぅ 世やのーる
      ピャシヨーホ ピャシヨーホ
      ピャシヨーホ ピャシヨーホ
      エーヤハ  エーヤハ
      エーヤハ  エーヤハ

投稿者 takidun : 09:06 AM | コメント (1)